「村山知義の宇宙」展が美連協大賞を受賞しました!
2012年度に高松市美術館ほか3館と共同企画・開催した特別展「すべての僕が沸騰する 村山知義の宇宙」が「2012 美連協大賞」を受賞しました。この賞は、全国の公立美術館の活動を支援する美術館連絡協議会が毎年優れた展覧会に対して授与するもので、高松市美術館では、これまで「森村泰昌モリエンナーレ/まねぶ美術史」(2010年)が、「大賞」に次ぐ「奨励賞」を受賞しています。
この展覧会は、大正末から昭和にかけて美術、ダンス、演劇など多彩なジャンルで活躍し、近代日本の芸術全般に決定的な影響を与えた芸術家 村山知義について、1920年代の前衛的な仕事を中心としながら、約800点の作品・資料によりその全体像に迫る、意欲的な内容でした。全体で5章あるうちの第4章は、高松市出身の妻・籌子(かずこ)との共作絵本の原画・書籍等の紹介に充てられ、時代を超越したその瑞々しい表現は多くの注目を集めました。カタログは美術館図書室にて閲覧していただけるほか、美術館1階受付にてお買い求めいただけます。展覧会をご覧にならなかった方でご興味のある方はカタログをぜひご覧ください。
