高松市美術館について
高松市美術館概要
2016年春、高松市美術館は約1年間の改修工事を経て、リニューアルオープンしました。
中央商店街に隣接する美術館は利便性がよく、現代的なスタイルと落ち着いた雰囲気を持つアートスポットであり、市民のみなさんが行き交い集う「ひろば」でもあります。
「戦後日本の現代美術」「20世紀以降の世界の美術(版画)」「香川の美術(工芸)」を軸として系統的に収集してきた当館所蔵の美術作品は1,700点あまり。国内外での評価も高く、中でも質・量ともに日本屈指となった現代美術のコレクションは、瀬戸内国際芸術祭など芸術の風に沸き立つ創造都市高松において文化的なプラットフォーム(※1)を成す、誇るべき生きたアート・アーカイブ(※2)といえるでしょう。
多様性に満ちたアートを紹介し新しい取り組みに積極的な高松市美術館ですが、振り返れば豊かな歴史をもっています。戦後間もない1949(昭和24)年、名勝栗林公園内に地方の公立美術館として全国に先駆けて誕生したのが当館であり、瀬戸大橋が開通した1988(昭和63)年に、現在の市内中心街へ移転新築しました。
そして2016年、再び生まれ変わった美術館は、先人たちの文化芸術への思いを大切に、今後も市民のみなさんと一緒になって時代とともに成長を続けます。
※1 プラットフォーム=駅のホームから転じて人々が行き交う場所や環境
※2 アーカイブ=重要な記録の保管場所
高松市美術館のミッション
高松市立美術館の運営方針に基づき、
高松市美術館では、
・系統的な作品収集と保存
・作品鑑賞の機会(展覧会等)の充実
・豊かな感性を開く教育普及活動
・未来を担う子どもの創造性を育む取組
・地域等との連携によるにぎわいや交流の創出
などに、独自性や創造性を生かして取り組んでいきます。
高松市美術館の運営について
運営については下記リンク先をご参照ください。
施設概要
所在地/高松市紺屋町10-4
敷地面積/4,497.24平方メートル
建築面積/3,202.68平方メートル
延床面積/15,799.48平方メートル(うち美術館部分9,875.80平方メートル)
構造/鉄骨鉄筋コンクリート造(地上部)
鉄筋コンクリート造(地下部)
規模/地下2階地上5階(一部中2階)
工期/昭和60年12月~昭和63年2月
設計・監理/株式会社佐藤総合計画
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