映像講座「大木裕之-都市と映像」
映像講座「大木裕之-都市と映像」
内容:
昨年急逝した高松に縁が深い映像作家・大木 裕之(1964-2025)の作品を特集上映します。東京に生まれた大木は、東京大学工学部建築学科在学中より映像制作を始め、1989年北海道松前町を中心にした映像作品群「松前君」シリーズを開始します。90年に『遊泳禁止』でイメージフォーラム・フェスティバル審査員特別賞を受賞し、96年には『HEAVEN-6-BOX』で第45回ベルリン国際映画祭ネットパック賞を受賞します。その制作は映像に留まらず、ドローイングやペインティング、ライブ上映、インスタレーション、身体パフォーマンスなど多岐にわたります。また横断的な特性は表現のみならず、実生活においても一箇所に停留することなく、国内外を放浪しました。香川では、98年から「デジ」シリーズを毎年撮影したほか、2014年度には高松市塩江美術館において個展「大木裕之 現代子」を開催しています。
本講座では、高松市美術館が所蔵する大木の作品上映を行うとともに、イメージフォーラム付属映像研究所で大木に師事した石田 尚志と、高松における大木の個展を企画担当した毛利 義嗣を講師に迎え、大木 裕之の作品や都市との関わりについて語ります。
講師:
石田 尚志(美術家)、毛利 義嗣(インディペンデント・キュレーター)
開催日時:
3月1日(日曜日)午後1時~午後4時30分(午後12時30分開場)
(1部:大木 裕之作品上映)午後1時~午後3時15分
(2部:レクチャー)午後3時30分~午後4時30分
会場:
美術館1階講堂
対象:
どなたでも
定員:
100名(先着順・要申込)
※全席自由席。当日、先着順で入場のご案内をいたします。
※空席がある場合には、事前申込みが難しい方も当日先着順でご参加いただけます。
空席状況は、2月27日(金曜日)に高松市美術館ホームページ及びSNSでお知らせします。
受講料:
500円
申し込み方法:
「映像講座「大木裕之-都市と映像」参加申し込みフォーム(外部サイト)から、2月6日(金曜日)~2月26日(木曜日)にお申し込みください。
※1度に2名様まで申し込み可能です。
※お申込み後、受付完了メールが自動送信されますので、当日会場へお越しください。
構成:
(1部:大木裕之作品上映)
高松市美術館が所蔵する大木裕之の映像作品を上映します。
上映作品(予定)
・《木(ム)120311》2003-2011年/23分
・《リダ111108 mix》2011年/9分
・松本 俊夫(企画・構成)《見るということ》2009年/94分50秒
参加作家:加藤 到、大木 裕之、前田 真二郎、奥野 邦利、狩野 志歩、稲垣 佳奈子
(2部:レクチャー)
石田 尚志、毛利 義嗣の両氏から、大木 裕之の作品や都市との関わりについて語っていただきます。
講師プロフィール
石田 尚志
1972年東京都生まれ。10代より本格的な絵画制作、1992年頃より映像制作を始め、《部屋/形態》(1999年)で「イメージフォーラム・フェスティバル1999」特選受賞。愛知芸術文化センター委嘱作品《フーガの技法》(2001年)等が注目を集め、以後、国内外の映画祭や美術展に参加。2007年五島記念文化賞美術新人賞受賞。2025年第75回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。多摩美術大学教授。
主な個展に、2015年「石田尚志 渦まく光」(横浜美術館、神奈川/沖縄県立博物館・美術館)、2019年「石田尚志 弧上の光」(青森公立大学国際芸術センター青森)、2022年「庭の外」(タカ・イシイギャラリー、東京)等。その他、2017年「シャルジャ・ビエンナーレ13」(アラブ首長国連邦)、2016年「あいちトリエンナーレ2016」(愛知)等に参加。
毛利 義嗣
高松市学芸員(1987-2014)、大阪大学講師(2011-2022)、京都芸術大学准教授(2015-2019)、練馬区立美術館副館長(2020-2022)を経て、現在は工芸ウィーク実行委員、久万美術館専門委員、瀬戸内国際芸術祭2025「平家物語」(本島公演)ディレクタ 一、山の芸術祭2025キュレーター、京都芸術大学「現代アート論」講師などを務める。
主な展覧会企画:「メモリー 映画・映像の文化」(2002、高松市歴史資料館)、「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.00,01,02」(2009,2010,2012年、高松市美術館)、「大竹伸朗展 憶速」 (2013、高松市美術館)、「大木裕之展 現代子」(2015、高松市塩江美術館)、「山城大督展」(2018、京都芸術大学芸術館)、「平子雄一展 遺産、変形、再生」(2022、練馬区立美術館)、「宇川直宏展」(2023、練馬区立美術館)






