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高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.13 Error― 予定不調和

特別展

高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.13 Error― 予定不調和

2027年1月30日(土曜日)~3月14日(日曜日)


2008年度にvol.00からスタートした展覧会シリーズ「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」は、今回で14回目を迎えます。本シリーズは、毎回ひとつのテーマのもと、独自性や将来性のある美術作家を紹介してきました。vol.13となる今回は、「Error(エラー)―予定不調和」をテーマに様々なエラーやバグ(不具合や欠陥)と対峙しながら作品を生み出す5人の作家たちを紹介します。
エラーは誤りや失敗を意味しますが、そこに至るまでの予想や期待、思い込みの裏返しとも言えるでしょう。そのため、思わぬエラーは人を混乱させ翻弄することもあれば、新しい視座を与えることもあります。本展覧会では5人の作家の表現を通して、エラーがもたらす「予定()調和」と向き合う手がかりを探ります。

大川原 暢人《不要な台座のコレクション》2025年

佐藤 瞭太郎《Outlet》2025年

関口 潮「表出するいたみ」2025年(あをば荘(東京))での展示風景
撮影:西村 満

徳永 葵《表裏》2025年

宮田 彩加《分福茶熊》2017年 
撮影:中川 浩之

展覧会基本情報

会期:
2027年1月30日(土曜日)~3月14日(日曜日)

休館日:
月曜日(ただし、2月23日(月曜日・振休)は開館、2月24日(火曜日)は休館)

開館時間:
午前9時30分~午後5時(入室は閉館30分前まで)
(ただし、金曜日・土曜日は午後7時閉館)
主催:
高松市美術館

観覧料:
【一般】1000円(800円)※65歳以上も一般料金
【大学生】500円(400円)
【高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料

お問い合わせ先:
高松市美術館
電話:087-823-1711

出品作家プロフィール

大川原 暢人(おおかわはら のぶと)

1993年香川県生まれ。2020年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。不確かな身体と感覚のあり方を起点とし、物質や他者、環境との間に生じるあいまいで繊細な関係をテーマにインスタレーションやパフォーマンスを制作している。
近年の個展に2024年「高いところ」(展望ギャラリーテラス計画、北海道)、グループ展に2026年「暴威頭蜂暗美死夜巣/Boys, be ambitious」(MEDIA SHOP |gallery2、京都)など。また、グループ「ぼくらとみんなは生きている」としても活動し、2025年「ぼくらとみんなは生きている30~バブリーメイトな私たちへ~」(WHITEHOUSE、東京)(Syndicate、香川)2025年「幽霊部員の放課後」(東葛西1-11-6 A倉庫、東京)、2023年「made and seek」(札幌PARCO)などがある。

画像:大川原 暢人《高いところ》2024年(展望ギャラリーテラス計画(北海道)での展示風景)

佐藤 瞭太郎(さとう りょうたろう)

1999年北海道生まれ。2021年筑波大学芸術専門学群構成専攻卒業、2023年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。資産として流通するデータを収集し、写真、映像、ゲームなどのイメージを参照しつつ編集することで今日のインターネットを描写する作品を制作している。近年は、現代のイメージメイキングにおけるデータ、ソフトウェア、プラットフォームなどに着目し、想像力の生産関係をテーマに作品を制作する。
近年の個展に2023年「TRUE TO THE GAME」(art space kimura ask?、東京)、「変形する無機物」(トーキョーアーツアンドスペース本郷)、主なグループ展に2026年「メーデイアの鍋」(アートがビーフンか白厨、東京)、「無限副本與瞄準器」(国立台湾美術館)、2025年「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」(森美術館、東京)、2022年「多層世界とリアリティのよりどころ」(NTT ICCインターコミュニケーション・センター、東京)、などがある。

画像:佐藤 瞭太郎《Dummy Life #38》2025年

関口 潮(せきぐち うしお)

1979年埼玉県生まれ。2006年多摩美術大学大学院美術研究科絵画学科版画研究領域修了。難病の「食道アカラシア(胃と食道間の筋肉が収縮し食物などが飲み込めなくなる病気)」を患った経験から、食すこと・食せないことや咀嚼することをテーマに制作活動を展開し、自身が運営するアーティスト・ラン・スペースでは飲食の提供も行っている。
近年の個展に2024年「Practice」(FRINGE、埼玉)、「表出するいたみ」(あをば荘、東京)、グループ展に2020年「シェル美術賞2020」入選(国立新美術館)、「Multigeneration Square/交錯する世代、対峙する絵画」(藍画廊、東京)、2023年「WATOWA ART AWARD2023」ファイナリスト(WATOWA GALLERY、東京)などがある。

画像:関口 潮《自画像》2025年 撮影:西村満

徳永 葵(とくなが あおい)

1999年鹿児島県生まれ。2022年京都市立芸術大学大学院美術研究科美術専攻油画修了。写実的な描写と漫画表現を組み合わせながら日常の風景を描くことで、同平面上に視覚的なズレを生み出す。自身を漫画の登場人物かのように作品内に挿入することにより、直視しがたい現実や心の機微を俯瞰して捉え、かつての自分と向き合うように制作している。

近年の個展に2025年「寝て起きてまた寝る」(京都蔦屋書店)、「ノスタルジア」(日本橋三越本店コンテンポラリーギャラリー/myheirloom、東京)、2024年「これまで/これから」(myheirloom、東京)2023年「なつやすみ」(アートかビーフンか白厨、東京)、グループ展に2026年「VOCA2026」(上野の森美術館)、「FOCAG」(myheirloom、東京)などがある。2021年「京都市立芸術大学作品展」市長賞受賞(京都市京セラ美術館)。


画像:徳永 葵《お布団》2024年


宮田 彩加(みやた さやか)

1985年京都府生まれ。 京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻修士課程染織領域修了。本来均質な物を生み出すためのミシンに対して意図的にバグを起こし、そうして現れる現象を用いながら作品を制作し、生物の形態や物事の発生、進化の在り方を探っている。
近年の主な個展に2026年「流れる景~日々の祝」(ギャラリー恵風、京都)、2025年「マクガフィンの余熱」(YOD Gallery、大阪)、2022年「裏腹のいとはよすが」(岐阜現代美術館)、グループ展に2025年「皮膚と内臓―自己、世界、時間」(台南市美術館)、2024年「札幌国際芸術祭2024」(北海道立近代美術館)、2022年「工芸、ここが素敵!」(京都文化博物館)、2021年「素材転生―Beyond the Material」(岐阜県美術館)、「疎密考」(和歌山県立近代美術館)などがあり、2025年には大規模インスタレーション「ニュー博物誌 ~好奇心の遺伝子~」(阪急うめだ本店コンコースショーウィンドー)を発表。主な受賞に2024年「第 35 回 タカシマヤ美術賞」 、「令和 5 年度 京都市芸術新人賞」などがある。

画像:宮田 彩加《VISION》2016年 撮影:福森 崇広

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