特別展「起点としての80年代」ギャラリートーク
2018年11月10日(土曜日)午後2時から、高松市美術館開館30周年記念特別展「起点としての80年代」の担当、牧野学芸員によるギャラリートークがありました。
一見しただけでは、つい「難解」と判断してしまいがちな現代美術ですが、
ギャラリートークを聞くと、作品を通して表現されているのは、
豊かな森であったり、子どもの頃に見た桑の木の記憶であることが分かります。
それらは、自分自身の体験と重なる部分も多く、トークを聞くことで、
作品をより身近に感じることができるはずです。
牧野学芸員のお気に入り、中原浩大さんの《夢殿》の解説には、特に力が込められていました。
1980年代日本美術の、中でもその後の美術界に影響を与えたと思われる作品ばかりを集めた本展。
なんと、展示作品の約半数が高松市美術館の所蔵作品です!
会期は、2018年11月3日(土曜日・祝日)~12月16日(日曜日)まで。
ぜひお越しください。
◎美術館ボランティアciviによるギャラリートークを、会期中の毎週日曜日・祝日の
午後2時~開催します。(予約不要・要観覧券/開始時間に2階展示室入口へお越しください。)
