特別鑑賞会「にほんがのせかい」を開催しました!
5月19日(土曜日)午前9時~、4歳から10歳の子どもたちを対象とした特別鑑賞会「にほんがのせかい」を開催しました。
案内役は橘学芸員。
特別展「京都市美術館名品展 京の美人画100年の系譜」の
約70点ある展示作品の中から、今回は3作品を中心に鑑賞しました。
展示室に入ってすぐ正面に展示してある、上村松園《人生の花》の前では、
「この人たちは、いったい何をしているところだと思う?」という橘学芸員の言葉かけから始まり、
右の女性が花嫁であることや、花嫁衣裳が今と違い黒であること、そのことから今と違う文化が
あった100年以上も前に描かれた絵であることを知りました。
また、三谷十糸子《朝》では、描かれた昆虫や花を探すうちに、日本画特有の盛り上がった白い
絵の具「
「胡粉はなにからできているでしょう?」
用意しておいた答え=貝殻を子どもたちに手渡すと、みんなとても驚いた様子でした。
特別鑑賞会は、開館前の特別イベントのため、他にお客さんはいませんでした。
思い切り感想を言い合うことが出来て、とても楽しい時間になりました。
