11月26日(日曜日)亀井洋一郎ワークショップを開催しました
「特別展 高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.06 物語る物質」の最終日、出品作家 亀井洋一郎(かめい よういちろう)さんを講師に、ワークショップ「つぶすかたち -レリーフをつくろう!」を開催しました。
亀井さんは、泥しょう鋳込み(でいしょういこみ)という技法を使って、緊張感溢れる磁器の造形を生み出す作家さんです。
今回は泥しょうではなく、初めての人でも扱いやすい粘土を使いました。
まずは、亀井さんが作った見本を見ながら、作業の流れを聞きました。
教えてもらったとおりに、粘土を丸めます。
亀井さんから、次の作業の説明を受けます。
丸めた粘土を次は麺棒で延ばします。
延ばした粘土のひとつをカッターで切り、台座用に作った粘土の上に自由にのせます。
場所を決めたら、筆につけた水をのり代わりにして、固定させました。
最後に、粘土に、鉛筆や木片を使って様々な型をつけていきます。
鉛筆の背で押すと六角形が、薄い木片を押すと1ミリ幅の直線が…など、予想外の形が現れて驚きます。
失敗したら、もう一度練って平らに延ばします。
やり直せるのも粘土のいいところ。
こんな感じに仕上がりました。
あとは、数日乾燥させた後、釉薬をかけて焼き上げます。
参加者の皆さん、焼き上がりの姿を楽しみに待っていてくださいね。
