夏休みワークショップ
arfete工作室をお招きして
今年の高松市美術館夏のワークショップには、京都の子ども向け工作教室アルフェテを主宰す八木 智宏さんをお招きしました。
午前は4才から小学校低学年を対象に「へんな植物つくろう」を、午後は高学年向けに「はがすコラージュをつくろう」を開催しました。
名前のかくれんぼゲーム
午前の部も午後の部も、まずは「名前のかくれんぼ」をして、頭の準備体操をしました。
自分の名前をひらがなで大きく書いて、間をつなげて文字を隠します。
出来た形に色を塗っていくと、ひらがなの輪郭も分からなくなります。
ステンドグラスみたいになったり、動物みたいになったり、自分だけのユニークな形が出来ました。
周りと名前当てっこをして、遊びました。
へんな植物を作ろう
「へんな植物」作りには、先生が手作りしたパーツを使いました。
厚紙をランダムに切った不思議な形を、みんな一斉に手一杯にとって、自分の机で自由に形をつなぎ合わせていきます。
へんな植物なので、動物から始めたり、きのこから始めたり、ルールはありません。
好きな色を塗り、パーツを貼付けて完成です。
教室の中を探検して、お友達は何を作っているのか、見て回りました。
お友達とへんな植物をつくろう
一通りできたところで、大きな紙にみんなで「へんな植物」を作りました。
ニョキニョキ大きなタコの様なものが現れ、周りにはきのこが一杯!みんなとても熱心に取り組んでくれました。
最後は一人一人自分の作品を発表しました。
紙とクレヨンを使ったシンプルな工作から、思いがけないストーリーが生まれました。
はがすコラージュを作ろう
午後の「はがすコラージュ」は紙の空き箱を土台に作ります。
薄紙を貼ってははがす作業を繰り返すと、まるでどこか古い街に残る壁の質感の様な味わいが浮かび上がります。
包装紙や和紙を使って、思いっきり貼ってはがすと少しずつレイヤーが重なっていきます。
特に男の子たちは何枚も重ね、存在感のある立体作品を作ってくれました。
根気のいる作業ですが、みんな初めての工作を楽しんでくれました。
