「村山知義の宇宙」展 アートであそぼう!
今回は「村山知義の宇宙」展をみんなで探検しながら、
村山 知義から与えられた2つの課題を解いていきました。
村山 知義がどんな人なのか、学芸員の方から作品の説明をしてもらいながら、課題に挑戦です。
まずは村山 知義が留学したころに影響を受けた作品の鑑賞からスタートです。
村山 知義の作品はさまざまな分野に分かれています。
肖像画やコラージュが展示されている空間をじっくり見ていきました。
いよいよワークシートの課題に挑戦です。
その1
コラージュ作品の中から8つの素材・形を探そう。
入場券・髪の毛・金属・くつ・人の脚・矢印・平行四辺形・ぶた
たくさんのコラージュ作品からじっと観察して見つけていきました。
素材や形がどこにあったか全員で答え合わせです。
素材や形は繰り返しいろんな作品で使われています。
靴や人の脚、入場券や髪の毛は特によく登場しています。
みんな素材や形を「ここにあった!」とお互いに伝えながら、作品を見ていきました。
探すのが難しいのは、平行四辺形と人の脚、矢印。
頭の柔らかい人はすぐに見つけられるかもしれません。
何回も登場する入場券や髪の毛にもエピソードがあるようです。
ぜひ毎週日曜日のギャラリートークで聞いてみてください。
課題その2
チラシにも使われているダンスをしている村山 知義の作品に、タイトルをつけてみよう。
見れば見るほど不思議なこのポーズにタイトルをつけて、お互いに発表しました。
皆さんはどんなタイトルをつけますか?
村山 知義は童話の挿絵画家としても活躍していました。
絵本の原画や出版物のずらりと並んだ童話作品の空間で「こぐまさんの家族」をみました。
「こぐまさんの家族」は村山 知義の妻で高松出身の童話作家・籌子(かずこ)がストーリーを書き、それに村山知義が絵を描いた共同絵本作品です。
会場ではその絵本を元にした奇想天外なアニメ作品を上映しています。
6月10日で前期展示は終了です。
6月12日からは後期展示が始まります。
一部展示作品を替えて、また違った「村山知義の宇宙」をお楽しみください。
