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日本画ワークショップ

今日は日本画にチャレンジということで、日本画家・北地 孝先生と一緒に干支を描きました。

まずは先生が用意した干支の張子から好きな人形を選びます。

選んだ張子人形を見ながら、紙に下書きをします。
その後、カーボン紙を使って、ボールペンで下書きの絵をなぞりながら、きらきらの色紙に転写します。

胡粉を乳鉢で細かく砕いて粉状にします。
温めて液状になったニカワを粉に少しずつ混ぜ、乳鉢の中で何度もたたきつけて、ニカワ団子を作ります。(白玉のように見えます)

ニカワとは、動物の皮や骨に含まれるコラーゲンに熱を加え抽出したもので、日本画を描くときの接着剤として使用されます。

団子ができたら、人数分で山分けです。
この団子を小皿にくっつけて、接着剤のニカワを小皿に数滴いれて、団子をだま無く溶かして白色の下地絵の具を作ります。

下書きの絵にこの絵の具を「地塗り」していきます。

いよいよ色塗りです。

カラフルな顔料が並んで、必要な顔料を選んで粉状にします。
ニカワを混ぜて、濃さに気をつけながら色紙に塗っていきます。

先生に見てもらいながら慎重に塗ります。
赤、青、緑、茶、黄緑、白、黄、金色の顔料を使いました。

最後に消しゴムでオリジナルはんこを作って、サインのしたにポンと押して、干支色紙の完成です。

はんことサインをする位置は、動物の尻尾の向きが関係しているそうです。
尻尾がある動物を描いたとき、はんことサインは尻尾が描かれているあたりのスペースに「はんこ→サイン」の順に記します。

最後は先生に用意してもらった額縁に色紙をいれて、全員で鑑賞の発表会をしました。

額に入れてもらうと、日本画らしさがぐんとアップします。

今日一日、日本ならではの絵画を味わってもらえたでしょうか。

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