このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
サイトメニューここまで

本文ここから

2019年度 第4期常設展

〔常設展示室1〕現代アートにおける「時間」

〔常設展示室2〕蒟醤(きんま) 太田(ひとし)氏を偲んで

常設展


下道基行《津波石》2015年-

【常設展示1】 現代アートにおける「時間」

 私たちは日々、時計やカレンダーなどを用いて、常に時間を意識しながら生活しています。時間は万物の根源ともいえるでしょう。しかし、時間そのものは実体がなく、人間の五感では決して捉えることはできません。視覚芸術である美術においては古くから、この不可視の世界を目に見えるかたちに表わそうと試みられてきました。
本展では、目に見えない「時間」をテーマに、現代アート作品(8作家12点)を紹介します。

 鯉江良二《土に還る》は、シャモット(焼紛)で人間が土に還る様を表現し、万物流転を示しています。下道基行《津波石》(平成30年度新収蔵作品)は、かつての津波により海底より打ち上げられた岩を定点観測したモノクロ映像であり、地球史的な悠久の時間を想像させてくれます。南条嘉毅《信濃川》や山口晃《中西夏之氏公開制作之圖》は、「余白」や「異時同図法」といった日本画の手法を用いて時間の変遷を表現しています。
 時間に対して示唆を与えてくれる多様な表現をお楽しみください。


太田儔《籃胎蒟醤 茶箱 浅春》2004年

【常設展示室2】蒟醤(きんま) 太田(ひとし)氏を偲んで

 漆芸家、太田儔(おおた ひとし)氏は、昭和6(1931)年に岡山に生まれ、昭和28(1953)年より、後に人間国宝となる磯井如真の師事を受け、漆芸の道へと進みました。
 太田の偉業として先ず挙げられるのは、明治末期に姿を消した「籃胎蒟醤」を現代に蘇らせたことでしょう。「籃胎蒟醤」とは、竹を編んだ素地に漆を塗り重ね、その漆面に彫刻刀で文様を彫り、その彫り口に色漆を埋めて研ぎだす伝統技法です。大変手間や時間を要するために途絶えてしまった技法を、太田は独自に研究し、「二重編み籃胎」や「布目彫蒟醬」などの技法を確立、平成6(1994)年重要無形文化財「蒟醤」保持者に認定されました。
 伝統を受け継ぐとともに新たな領域を開拓した太田は、ニューヨークやロンドンでの展示会に出品し讃岐漆芸の海外発信にも力を入れるとともに、香川大学教授や香川県漆芸研究所の主任講師を務め後進の育成にも尽力されました。

 本展では、昨年11月に惜しまれながら逝去した太田を偲び、当館が所蔵する作品全19点を展示し、作家活動を振り返ります。
 あわせて、太田と縁のある漆芸家や、太田も属していた伝統工芸の普及と発展に尽力する「日本工芸会」で活躍している漆芸家による作品12点もご紹介します。

展覧会基本情報


会期:
2020年1月5日(日曜日)~3月29日(日曜日)
※ただし、常設展示室1は1月5日~3月11日まで(3月14日~3月29日は「第37回日本伝統漆芸展」を開催)

会場:
1階常設展示室
 
休館日:
月曜日
(但し、1月13日・2月24日開館、1月14日・2月25日休館)
※3月12日(土曜日)・13日(日曜日)は展示替えのため常設展のみ休室

開館時間
午前9時30分~午後5時
(但し、特別展期間(2月8日~3月22日、日曜は除く)は、午後7時まで)
 
主催:
高松市美術館
 
観覧料:
【一般】 200円(160円) 
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料
高松市キャンパスメンバー制度に加盟する大学の学生は、学生証提示で観覧料免除
※共通定期観覧券についてはこちらから
 
お問い合わせ先:
高松市美術館
電話:087-823-1711
 

関連イベント

ギャラリートーク

開催日時:
2020年1月25日(土曜日)午後2時~
 
会場:
1階常設展示室
 
入場料:
無料(ただし観覧券は必要です)
 

本文ここまで
Page Top

以下フッターです。

高松市美術館公式サイト

〒760-0027香川県高松市紺屋町10-4
電話 087-823-1711 ファックス 087-851-7250
  • Facebook
  • twiiter
  • LINE
  • Google+
  • tumbler
Copyright©TAKAMATSU ART MUSEUM.All rights reserved.
フッターここまでページ上部へ