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第3期常設展 ザ・コレクション-版画-/帝展工芸部の作家たち-磯井如真と工会(たくみかい)

常設展

2013年8月24日(土曜日)~2013年10月20日(日曜日)

【展示室1 「ザ・コレクション-版画-」】
高松市美術館は、昭和63年に市街地中心部に位置する都市型美術館として開館し、これまでに、400万人を超える来館者の皆様にご覧いただきました。コレクションとして戦後日本の現代美術や、版画を中心とした20世紀以降の世界の美術、香川の漆芸や金工などの工芸品を収集し、収蔵点数も現在までに約1,500点を数えております。
今回は20世紀以降の美術史を彩った巨匠たちによる珠玉の版画作品の数々をご紹介します。

生涯を通して作風を変えながら巨大な足跡を残したピカソ、平面的な画面構成と鮮烈な色彩で後の作家に計り知れない影響を与えたマチス、夢や無意識の世界に題材を求めたシュールレアリスムのエルンスト、ミロ。彼らは、それぞれ異なる作風で人間の自由な想像力を謳いあげています。
第2次大戦後、美術の中心はパリからニューヨークへと移ります。ジャスパー・ジョーンズやラウシェンバーグは日常的なものを主題として新しい絵画構造を生み出し、ウォーホルやリキテンシュタインは、大量生産、大量伝達に象徴される現代の大衆文化を反映されたポップ・アートを展開しました。
このたびの展示では、美術館コレクションの中から代表的な外国の版画作品30点をご紹介いたします。
 
【展示室2 「帝展工芸部の作家たち-磯井如真と工会(たくみかい)」】
昭和2年(1927)第8回帝展にて、工芸部が設置され、作家たちは旧来の伝統的な約束事や形式にしばられない斬新な作品を発表していくようになりました。
昭和4年(1929)高松の磯井如真が第10回帝展にて初入選を果たし讃岐漆芸の草分け的な存在となります。また、昭和8年頃に如真は「工会」(たくみかい)を結成し、毎月研究会を開き互いに持ち寄った作品などを批評し合って、研究を深めていきました。

最初に会員となったのは、如真が主宰をつとめ、音丸耕堂、中西耕芳、岡田章人、高橋静道、谷沢不二松、真鍋光男でした。戦前の官展において、地方作家の入選は極めて困難なことでしたが、工会の会員たちは、展覧会を通じて、香川漆芸の宣伝と振興に貢献すると同時に、帝展やその後身である新文展に入選することによって、漆芸家としての実力を示すことに成功しました。特に磯井如真は選奨、谷沢不二松、音丸耕堂は特選を受賞するなど目覚しい活躍を続け讃岐漆芸の発展に寄与しました。

この度の展示では、帝展、文展の出品作や「工会」の会員の作品20点をご紹介いたします。

展覧会基本情報

会期:
2013年8月24日(土曜日)~2013年10月20日(日曜日)
会場:
高松市美術館
休館日:
9月2日(月曜日)、9月9日(月曜日)、9月17日(火曜日)、9月24日(火曜日)、9月30日(月曜日)、10月15日(火曜日 )
開館時間:
9時30分~17時(ただし、特別展開催中の火曜日~土曜日・祝日は、19時まで)
※入室はいずれも閉館30分前まで
主催:
高松市美術館
※都合により展示内容を変更する場合があります。
観覧料:
【一般】200円(団体 160円)
【大学生】150円(団体 120円)
【高校生以下】無料
【65歳以上】無料(長寿手帳が必要)
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
お問い合わせ先:
高松市美術館
電話:087-823-1711
 

関連イベント

 

担当学芸員によるギャラリートーク

開催日時:
2013年10月19日(土曜日) 14時~
会場:
高松市美術館 常設展覧会場
講師:
担当学芸員
入場料:
無料(ただし展示室への入場料は必要です)
お申込み:
申込不要
 

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高松市美術館公式サイト

〒760-0027香川県高松市紺屋町10番地4
電話:087-823-1711 ファックス:087-851-7250
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