まちかどミュージアム

美術館が改修工事のため、休館になってはや半年が過ぎました。
美術館の周りは、ぐるりと壁や足場が組まれ、日々、工事が進んでいます。
改修工事中は、お客様は美術館には入れません。もちろん作品を鑑賞することができません。
その代わりに、道行く人たちが気軽に作品を鑑賞できたらな、という思いから登場したのが写真パネルで作品を展示する「まちかどミュージアム」です。

この「まちかどミュージアム」には3つの登場人物がいます。1つは作品、そして残りの2つは、作品についていろいろトークしている2匹の猫、「ニャー太」と「ムッシュ・ハカセ」です。

作品を見て、気づいたことや質問をするニャー太、それをわかりやすく解説してくれるムッシュ・ハカセ。この2匹の会話のやり取りを読めば、作者や作品のことが身近に感じてもらえるかもしれません。

そして、パネルで紹介している作品は実際に市内で鑑賞することができます。
「おでかけコレクション展」と題して、5月～8月の間、香川県文化会館と高松市歴史資料館で各2回ずつ、高松市美術館コレクションを紹介する展覧会が開催されます。登場するのは、「まちかどミュージアム」で紹介されている作品たちです

「まちかどミュージアム」の紹介数は20点。いずれの作品も「おでかけコレクション展」に出品されています。工事中の美術館の壁で気になる作品を見つけたら、ぜひ、コレクション展に足を運び、「本物」の魅力をお楽しみください。