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子どものためのロシアの音楽

2013年5月18日

香川大学の皆さん出演による、楽しいロシア音楽のコンサート開演です!
会場はご家族連れの皆さんで満員でした。
まず1曲目は…

♪『一週間』・『祖国は聞いている』

♪日曜日に市場に出かけ 糸と麻を買ってきた(中略)
月曜日にお風呂をたいて 火曜日にお風呂に入り
水曜日に友達が来て 木曜日に送っていった~♪誰もが一度は耳にしたことがある有名なロシア民謡「一週間」をソプラノ・上野 由佳さんの歌声でお届けしました。
続いてショスタコーヴィチ作曲「祖国は聞いている」。
この曲は「地球は青かった」の言葉で有名なロシア人宇宙飛行士ガガーリンが宇宙飛行中に口ずさんだことでも知られています。

♪『子どものためのアルバム』

ロシアの作曲家チャイコフスキーは自身の甥っ子のために子どもも楽しめる24曲の小品からなるピアノ曲集を書きました。
梅本 香織さんのピアノ演奏で『ロシアの歌』、ロシア民謡で人間を捕まえて食べてしまう魔女の曲『バーバ・ヤガ』、ひばりの鳴き声をまねた美しい旋律『ひばりの歌』など7曲を披露していただきました。
ピアノの音色に皆さんうっとりと聴いていました。

♪『チェブラーシカのテーマ』・『ワニのゲーナのテーマ』など

アニメ「チェブラーシカ」の音楽に乗せて語られるコンサートのナレーター・谷口 晴香さんによるロシア音楽の紹介も見所の一つでした。
軽快に流れるチェブラーシカのテーマは、かわいらしいのにどこか哀愁がただよっている、チェブラーシカのキャラクターにぴったりの曲でした。

♪『ピーターとおおかみ』

ロシアの作曲家プロコフィエフは、動物も登場する音楽物語を書きました。ロシアに古くからあったお話をもとに、台本を書いて語り手とオーケストラによる曲「ピーターとおおかみ」が1936年に完成しました。
今回はそれになぞらえて、語り手・音楽そしてアニメーションのコラボレーションでお送りしました。

この曲は少年ピーターやいろいろな動物たちをあらわすメロディーとそれを演奏する楽器が決まっています。
小鳥はフルート、猫はクラリネット、アヒルはオーボエ(今回はソプラノサクソフォーン)、おじいさんはファゴット、オオカミはホルン、ピーターは全部の楽器です。今回は若井 健司さんの語りにのせて、ストーリーが進みます。
愉快な動物たち、動物たちを食べようと狙うオオカミ、そのオオカミからみんなを守ろうとする勇敢な少年ピーターの活躍を絵と語りと音楽で味わえる楽しいプログラムでした。

子どもから大人まで楽しめる素敵なコンサートになりました。
香川大学の皆さん、ありがとうございました!

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