平成27年度　第7回　「屋島クラブ」

★日時　平成28年2月15日（月曜日）　午後2時27分～3時30分

★会場　屋島コミュニティセンター(屋島中町)

★参加者　6名

　今回、「屋島クラブ」の皆様方と、平成27年度第7回「市長まちかどトーク」を開催しました。
　「屋島クラブ」は、小学生を対象とした陸上クラブ活動を通して、心身ともに人間教育を図ることを目的として、屋島陸上競技場をホームグランドに平成2年から始められています。
　今回は、屋島陸上競技場の利用環境などについて、活発に意見交換が行われました。

　岡山県では、中学校の運動部活動における競技を専門に行える教諭が少なく、県が部活動支援員の配置を50校に増やしたという予算を公表していた。高松市でも外部のコーチの配置が実現すると、中学校の陸上競技レベルが上がり、さらに活躍してくれる選手が出てくると思うので、是非、検討してほしい。

　中学校の部活動では、運動部・文化部に限らず、学校の教諭が非常に忙しくなっており、部活動全部に係わるというのは、難しいと思う。
　非常勤嘱託職員を雇う場合には、経費の問題もあることから、専門的な知識や能力を持った地域の方などに手伝ってもらうというのが一番ありがたいが、子どもたちの健全育成や学校の教諭の負担を軽くするということでは、意味がある施策と考えられるので、岡山県などの状況も調べた上で検討したい。

　陸上をしたい子どもが屋島陸上競技場に行ったとき、窓口の職員が陸上の専門職員であれば陸上の指導ができると考えるが、そういう職員の配置はできないか。
　また、陸上をしたい子どもだけでなく、早く走れるようになりたいという子どももいるので、他の施設で開催している子ども教室(なわとび、かけっこなど、月単位の参加申込)のような陸上教室などを自主事業として開催すれば、他のスポーツをしている子どもも参加しやすく、広くスポーツに親しむことになるし、小さい時から陸上競技に親しむことは、小学生だけでなく中学生・高校生、そして大人になっても陸上競技を続けるきっかけにもなるのではないか。

　屋島陸上競技場の管理運営は、本市が指定管理者を民間企業などに募集をして、最適と思われるところに委託することになる。募集する際に、陸上競技について専門性を持った人材を配置することなどを条件として付けることは可能であるので、今回の御意見を参考に、どのような管理体制が適切であるか、検討したい。
　また、陸上競技場の運営は、各団体や各種大会に施設を貸すことが事業の一つであるが、単に施設を貸すだけでは陸上競技場も生かされないと思うので、自主事業についても多くの子どもたちが楽しく参加できるような事業となるよう、指定管理者と十分協議するなど、積極的な展開を考えていきたい。

(広聴係　本庁舎1階市民相談コーナー内)
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