平成27年度　第1回 「地域に貢献する清掃ボランティア(ほうきの会)」

今回、「地域に貢献する清掃ボランティア(ほうきの会)」の皆様方と、平成27年度第1回「市長まちかどトーク」を開催しました。
　「地域に貢献する清掃ボランティア(ほうきの会)」は、香川大学の学生や教職員と地域住民による清掃奉仕活動を目的として設立され、毎週火曜日に香川大学周辺の清掃に取り組まれております。
　今回は、香川大学の魅力の向上やボランティアの活性化などについて、活発に意見交換が行われました。

　私たちは、児童文化研究会という、主に小学生を対象としたボランティア活動を行っているが、地域住民と語り合ったり保護者も交えたイベント運営をしたいと考えている。
　しかし、ボランティア活動をしたい学生はいるのだが、大学の掲示板だけでは学生の参加が少ないのが現状である。学生にどんなボランティアをしたいのか希望を募り、それを紹介する団体などがあれば、もっとボランティアをする学生が増えていくのではないか。

　地域との連携は、大学にとっても必要で、香川大学と本市も連携協力に関する協定を結んでいるが、学生のボランティア活動やサークル活動と、地域のコミュニティ協議会側で学生にこういうところを手伝ってくれたらありがたいというものを結びつけることもあってもいいと思う。それは学生ボランティアを拡げる機会にもなるので、香川大学の公的な活動をしているボランティアなどと、コミュニティ側などとのマッチングを市が行うことを考えたい。

　第6次高松市総合計画(仮称)の施策に「大学等高等教育の充実」を掲げており、大学等の学生を呼び込むため、暮らしやすさを実感できる高松の魅力の発信が必要とある。
　そこで、卒業後に地元で就職してもらうためには、民間企業を増やすだけでなく、高松市がきれいな街という印象、住みやすいという実感を持ってもらうことが必要だと思うが、このことについてどう思うか。

　大学教育をより魅力的に充実することにより、地元大学への進学や地元への就職を増やしたいという意味で、第6次高松市総合計画(仮称)に大学教育の魅力向上や地元の雇用の充実などを挙げている。
　高松市は、センスのいい都会的な機能性と田園の潤いもある都市として、優れたブランド力を秘めているが、やはり日頃の皆さんの清掃活動や、地元の方々によるマイロード事業としての清掃活動、第1木曜日に行っている中央通り一斉清掃などにより、高松のまちがきれいだということも大きな魅力になっていくと思う。