令和元年度たかまつCOOL CHOICEキャンペーン

　令和元年9月1日、ことでん瓦町駅にて地球温暖化防止を呼びかける内容の図柄がラッピングされた電車（志度線の2両）の走行が開始されました。
　今回ラッピングされた図柄のデザインは、高松工芸高等学校デザイン科の生徒の方々に協力を依頼し、数多くのデザイン案から選出されたデザインとなっています。
　このラッピング電車は、令和元年9月1日から令和2年1月31日まで志度線を走行し、多くの方に御乗車いただきました。

　本市では、平成30年12月に香川大学学生ESDプロジェクトSteeePと共同で、地球温暖化について分かりやすく紹介するリーフレット（くーるちょいすノート）を制作しました。このリーフレットを用いて地球温暖化についてより深く学んでいただくことを目的に、令和元年9月に「くーるちょいすノート」を1万部増刷し、市内各小学校5・6年生を対象に配布しました。

　令和元年10月6日、高松市生涯学習センターまなびCANにて「さらば！人と地球にやさしくない住まい」と題した省エネ住宅セミナー及び無料住宅相談会を実施しました。この説明会では、一級建築士の小松秀行氏を講師にお招きし、冬寒くなくヒートショックの危険がない、夏も涼しく少ないエネルギー消費で暮らせ、地球と家計にやさしい高性能住宅のつくりかたや断熱の改修のポイントを、事例を踏まえながら説明していただきました。
　講演後の質疑応答では、多くの方が高性能住宅や断熱改修についての質問をしており、省エネ住宅についてとても興味深いお話を聞くことができました。

　令和元年11月1日より、ZEH等省エネ住宅の体験宿泊を実施しました。
　ZEH（ゼッチ）とは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略で、住宅の断熱化・高効率化によって快適な室内環境と大幅な省エネルギーを同時に実現した上で、太陽光発電等によってエネルギーを創ることにより年間に消費する正味のエネルギー量を概ねゼロとする住宅のことです。
　本事業では、ZEHの断熱基準又はそれに準ずる基準を満たした施設の宿泊体験を通じ、高断熱・省エネ住宅の良さを実感していただくことを目的に開催されました。
　宿泊者募集期間は令和元年10月15日から令和2年1月24日まで、宿泊実施期間は令和元年11月1日から令和2年2月9日まで実施しました。

　令和元年11月16日、香南アグリームにて親子農業体験教室を開催しました。この教室は、高松市生活研究グループ連絡協議会　会長　吉村理恵氏をはじめ3名の講師の方をお招きし、参加者の方に農業体験や調理体験・食育講座を通じて、親子で食や農業への興味関心を持ち、理解を深めていただくことを目的として開催したものです。
　今回の教室では、朝の収穫作業の後、食育講演としてばくだんおにぎり、具だくさんスープ、さつまいものかりんとうを作りました。

　令和元年12月1日号の四国新聞にて、COOL CHOICE（賢い選択）を普及させるための新聞広告を掲載しました。具体的な内容としては、地球温暖化防止のために各人で取り組める事や市の取組み及び本市が呼びかける「うちんくもCOOL CHOICE宣言」をした企業・団体様などの紹介です。

　令和元年12月13日、高松市生涯学習センターまなびCANにて「家庭における省エネ・節電の進め方」と題して一般向け省エネ・節電セミナーを開催しました。このセミナーでは、一般財団法人　省エネルギーセンターエネルギー使用合理化専門員の成澤治氏を講師にお招きし、生活に欠かせない大切なエネルギーについて、特に2011年3月の東日本大震災以降、大きな課題となっている「節電」や「電気を大切に使う」ことを中心に、「家庭における省エネと節電」について、また、その効果的な実践について解説していただきました。
　講演内では、「省エネ」や「節電」についての基礎的な事から丁寧に解説していただき、改めて家庭内での具体的な省エネ・節電の実践方法を教えていただきました。