施設情報

平成7年3月20日に開館した石の民俗資料館は、世界的銘石“庵治石(あじいし)”の産地であり、世界最高レベルの石材加工技術を持つ牟礼・庵治の石工(いしく)達が、高松城築城以来約400年にわたって築きあげた知恵と技術を後世に継承することをメインテーマとしています。

常設展示室では、「生活」「信仰」「文明」というテーマに分けて石と人との関わりや歴史を紹介し、庵治石の産地を支えてきた石工達の活躍を伝える作業風景をジオラマで再現するとともに、実物の石工用具を展示し、優れた加工技術を伝えてきた先人たちの知恵と工夫を紹介しています。

企画展示室では、年間を通して様々な分野の展覧会等を開催し、地域の歴史と文化の情報を発信しています。

AVライブラリーでは、パソコンや本を利用して石について知ることができます。

講座研修室の利用を御希望の方は、事前に資料館までお申込みください（詳しくはこちらを御覧ください）。

公園内には遊具や石彫(せきちょう)作品が設置されているほか、桜など様々な樹木が植えられています。また、展望台からは五剣山(ごけんざん)山麓の採石場や源平の古戦場で有名な屋島を眺望することができます。
なお、芝生広場でのソリすべりは、利用者のケガ等を防止するため、中止しました。
また、ソリの持ち込みもできませんので、皆さまの御理解と御協力をお願いいたします。

平成7年3月 開館
平成8年12月 「牟礼･庵治の石工用具」が国の重要有形民俗文化財に指定される
平成25年3月　博物館として登録を受ける