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過去の現地説明会資料

更新日:2018年3月1日

高松城桜御門(2017年4月1日)

 平成26年度から着手していた史跡高松城跡の桜御門石垣解体修理工事が完了したことから、平成29年4月1日に見学会を開催しました。

天満・宮西遺跡(2016年4月29日)

 平成28年3月23日、高松市松縄町の天満・宮西遺跡の試掘調査で銅鐸の破片が見つかりました。
 本市では2例目の銅鐸であり、全国で最も新しい絵画銅鐸であることが分かりました。銅鐸に描かれた絵画は鳥又はシカの可能性があります。
 弥生時代の終わりごろの高松がどのような社会であったのか、また天満・宮西遺跡からこの絵画銅鐸が出土した意味とは?を考える特別陳列を行いました。

栗林田中遺跡(2015年10月24日)

 本市教育委員会では、高松市立栗林小学校校舎等建設事業に伴い、平成26年6月から発掘調査を実施しており、今回の調査は、第3次調査となります。
 栗林田中遺跡は、栗林小学校の校舎建設に伴い新たに発見された遺跡で、現在の地名である「栗林」と字名(昔の地名)である「田中」をとり、この名前になりました。
 これまでの調査で、旧石器時代から近世までの遺構や遺物が確認されており、今回の調査では、古墳時代前期と考えられる小型ぼう(にんべんに方)製鏡が出土しました。鏡は、当時の有力者しか所有することができなかったと考えられており、この地域に当時の有力者が居住する集落が存在した可能性があります。

萩前・一本木遺跡(2013年11月16日)

 平成25年11月16日に萩前・一本木(はぎのまえ・いっぽんぎ)遺跡の現地説明会を開催しました。
 昨年度までに実施した農業試験場ほ場内での調査では、古墳時代後期の首長居館や大集落が展開することが明らかになりました。
 今回の調査では、古墳時代後期から平安時代にかけての竪穴建物や掘立柱建物、溝や土坑などが見つかっています。また古墳時代後期の落ち込みから金メッキが施された耳環が2点出土しました。時期ごとに集落が少しずつ移動したことが明らかになるとともに、耳環のように、萩前・一本木遺跡が一般の集落とは違った有力な集落であったことを物語る貴重な遺物も見つかっています。

第3回萩前・一本木遺跡(2012年5月26日)

 新病院建設に伴い、発掘調査を実施している萩前・一本木(はぎのまえ・いっぽんぎ)遺跡において、第3回目の現地説明会を実施しました。
 今回の調査では、古墳時代後期(6世紀後半から7世紀初頭)ごろの幅約2メートル、深さ1.7メートルの方形に区画すると想定される溝を発見しました。溝は断面がV字状に掘削され防御的であり、区画溝内には溝と同方位の竪穴建物跡や掘立柱建物跡を検出しており、首長の居館の可能性が考えられます。香川県下では初めての発見です。

西地遺跡(2012年4月30日)

 塩江地区の小中学校建設に伴い、塩江町で初めて発掘調査を実施しました。14世紀(室町時代)を中心とする時期の溝や掘立柱建物跡を検出しており、これまであまり分かっていなかった塩江地区の歴史の一端が明らかになりました。

第2回船岡山古墳(2012年3月20日)

 船岡山1号墳は高松平野南西部で最大の前方後円墳(全長44メートル)であり、今回の発掘調査により、積石と盛土を併用した特異な墳丘の構築構造が明らかになりました。あわせて、四国最古級の特異な円筒形の埴輪も出土しました。
 高松平野を代表する石清尾山古墳群、高松市茶臼山古墳などとともに、古墳時代前期の地域社会を探る重要な鍵になると考えられます。

第2回萩前・一本木遺跡(2011年11月26日)

 新病院建設に伴い、発掘調査を実施している萩前・一本木(はぎのまえ・いっぽんぎ)遺跡において、第2回目の現地説明会を実施しました。
 今回の発掘調査によって、調査地一帯では、古墳時代中期から奈良時代の集落が存在していたことが分かりました。集落が最も栄えるのは古墳時代後期(約1500年前)で、竪穴建物や土坑、溝などが見つかっており、古墳時代後期の大集落となる可能性があります。特に竪穴建物の竈(かまど)は残りが非常に良く、もっとも残っているもので約8割残っていました。
 また、幅3メートル、深さ1.5メートルの大溝も確認しており、出土遺物の年代から飛鳥時代(約1450年前)のものと考えられます。この溝は、古墳時代後期の集落が廃絶した後に掘られたものです。

萩前・一本木遺跡(2011年8月20日)

 萩前・一本木(はぎのまえ・いっぽんぎ)遺跡は、新病院建設計画に伴い平成20年度に試掘調査を実施した結果、発見されました。本市教育委員会では、平成23年4月から発掘調査を開始し、病院や付属建物、調整池、道路部分を対象に調査をしました。
 今回調査成果を公開した第3・4調査区は、主に古墳時代後期から飛鳥時代(約1500から1400年前)の集落と考えられ、竪穴建物跡や掘立柱建物跡などが多く検出されました。また、須恵器や土師器の壺・甕(かめ)、石器、鉄器、ガラス玉などが出土しています。
 萩前・一本木遺跡は、旧南海道跡が近接している上に、大型の建物跡や都城系土師器が出土していることから、重要な施設がこの地域に存在した可能性も考えられます。

史跡讃岐国分尼寺跡11次調査(2011年6月4日)

 本市教育委員会では、平成18年度より史跡讃岐国分尼寺跡において確認調査を実施しており、平成23年度は、法華寺北側に位置する礎石と推定される大型の石材が点在する箇所を実施しました。その結果、露出していた石材は礎石であることが判明し、現状で、南北2間(3列)、東西4間(5列)の礎石列を確認することができました。また、最北の礎石列の北側には雨落ち溝と推定される東西方向の溝を確認し、この溝からは創建期の軒丸瓦等が出土しました。以上の成果と金堂跡(現法華寺)との位置関係から、見つかった礎石列は尼坊の礎石建物跡と推定されます。これは、讃岐国分尼寺跡の構造を知る上で大きな成果といえます。

亀井戸跡(2010年8月22日)

 亀井戸跡は、現在の高松市鍛冶屋町に造られた上水道の水源となった井戸(貯水池)跡です。西暦1640年代中頃の状況を描いた『高松城下図屏風』には亀井戸の場所に水源の表現があり、さらに『高松藩記』には藩主松平頼重が正保元年(西暦1644年)に暗渠工事を行ったことが記載されており、17世紀中ごろに造られた可能性が高いと考えられます。また、天保年間(西暦1830年から西暦1844年)ごろに描かれた『高松新井戸水本並水掛惣絵図』には、井戸の規模が記載されており、南北が約61.7メートル、東西が約16.0メートル、平面の形は北西隅を斜めに欠いた長方形だったことが分かります。今回の発掘調査では、石垣で構築された井戸とその井戸の取水口が発見されました。

屋嶋城跡浦生石塁(2010年4月25日)

 石塁は長さ約110メートル、幅6~9メートルの規模で、古くから古代の屋島城の遺構と考えられていました。しかし、昭和55年度に実施した発掘調査では出土品がいずれも中世のものであったことから、『日本書紀』に記された古代の山城の遺構と断定しにくい状況でした。今回の調査では7世紀後半の須恵器の平瓶が出土し、『日本書紀』に記された築城時期と合致することになり、かねてから推定されてきたように、浦生の石塁が屋嶋城の遺構である可能性が高くなりました。

横内東遺跡(2009年11月7日)

 中世の集落が確認されています。区画溝と考えられる溝の内側では柱穴を多数検出しており、掘立柱建物が建っていたことが推測されます。区画溝や井戸跡からは土器などの生活用品が出土しており、出土遺物から戦国時代以前には集落が廃絶していたと考えられます。このほか、弥生時代以前の川跡やその川が埋没した後、古代までに掘削された溝なども見つかっています。

船岡山古墳3次調査(2009年9月26日)

 これまで双方中円墳の可能性も考えられていた船岡山古墳でしたが、全長45メートルの前方後円墳1基と墳形不明の古墳1基からなる古墳群であることがわかりました。壺形埴輪や円筒形の埴輪が出土しています。円筒形の埴輪の中には巴形の透かし孔が見られるものや、その透かし孔の周りに模様が線刻されているものも見られます。また、一部の埴輪には赤色顔料が塗布されているものもあります。出土遺物から古墳時代前期前半(3世紀中ごろから4世紀前半)の古墳と推定できます。

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