たかまつ市場フェスタ2016レポート

　平成28年10月23日（日曜日）、高松市卸売市場を1日限り開放する一大イベント「たかまつ市場フェスタ2016」を開催しました。
　前日までしとしと降り続いた雨が心配されましたが、当日は、爽やかな秋晴れの中、イベント日和の一日となりました。
　過去最多となる18,500人を超える方々にご来場いただき、数々のステージイベントや、市場ならではの物販など、大変賑わい、たくさんの笑顔あふれるフェスタとなりました。来場者の皆様、また、関係者の皆様、この場をお借りしまして、厚く御礼申しあげます。

　メインステージでは、当市場の卸売業者による、恒例の模擬せりを行いました。卸売市場独特の取引方法である「せり」を行い、皆様に、実際に「せり」で生鮮食料品等を購入していただきました。値段の付け方、他の来場者との駆け引きなど、本番さながらのせり体験が繰り広げられました。
　書道パフォーマンスでは、2016年の「書道パフォーマンス甲子園」で全国優勝し、2年連続で日本一となった地元の香川県立高松商業高等学校の書道部による「書道パフォーマンス」を行いました。リズミカルな音楽とパフォーマンスで開場が一気に華やかになり、盛り上がりました。また、市場らしい文句の素晴らしい作品を仕上げていただきました。
　キッズダンスでは、地元のキッズダンスクラブが迫力あるダンスを披露し、こちも軽快でリズミカルな躍動感のある子どもたちのダンスで、会場が熱気につつまれ、大変盛り上がりました。
　市場ウルトラクイズでは、多くの方に参加していただき、優秀者には市場の生きのいいお魚や、素敵なお花、新鮮な青果物などのプレゼントがあり、大変盛り上がりました。
　この他、青果仲卸業者による「みかんの重量当てゲーム」のほか「場内スタンプラリー」など、今年も来場者の方とともに熱気あふれた、楽しいイベントの数々を繰り広げることができました。

　恒例のマグロ解体ショーは、広く取ったつもりの開錠が狭く感じるほど、たくさんの来場者で賑わいました。
　司会者からの様々な質問に、卸売業者の担当者から丁寧な回答があった後に、担当者からの解説に沿って、大きなマグロが手際よく解体され、切り分けられるたびに、開場から大きな歓声が起こりました。その後、解体したマグロの直売を行い、さばきたての新鮮なマグロを販売したところ、多くのお客様に買い求めいただき、盛況のうちに完売しました。

　水産物棟内の物販ブースは、市場ならではの新鮮な魚介類等の販売に、多くの来場者で
賑わいました。

　生鮮食料品等の利用方法をお伝えしようと、小中学生とその保護者を対象に「魚のさばき方教室」や「フラワーアレンジメント教室」を開催しました。
　普段、魚をさばくことの無い子供たちは、プロの指導の下、上手にまた安全にさばき方を教えてもらい、最後には笑顔がこぼれました。
　フラワーアレンジメント教室は、今年も、フラワー展やお花の販売をしているブースで開催しました。朝早くから、たくさんの参加者で賑わい、親子で作るアレンジメントが咲き誇りました。
　高松市卸売市場では、たかまつ市場フェスタでの食育・花育講座だけでなく、「市場DE自由研究」など、いろいろな機会を通じて、生鮮食料品等の情報を発信しております。ぜひ、これらのイベントにもご参加ください。

　今年も、多忙なスケジュールの合間に、フェスタを盛り上げるために「さぬき讃フルーツ大使」と「香川おさかな大使」が駆けつけてくれました。メイン会場での挨拶の後、さぬき讃フルーツのPR会場での活動や、ハマチの試食会場で、お客様への醤油やお箸の提供したり、販売会場などを盛り上げてくださいました。
　市場関係者による、生鮮食料品等の販売ブースでは、市場で働く方の威勢の良い、対面販売により、たくさんの方で賑わいました。

　今年も本当にたくさんの方にご来場いただき、「市場と市民の方との交流の場」となりました。本当にありがとうございました。
　また、イベント運営に携わった関係者、スタッフの皆様、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。
　来年は、市場開設50周年記念として、市場フェスタを拡充して開催する予定となっています。
　また、来年も皆様のお越しをお待ちしています。