ヤングケアラーを知っていますか？

　ヤングケアラーとは、子ども・若者育成支援推進法において、「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」とされています。ヤングケアラーであることにより、子どもの成長や教育に影響を及ぼしてしまったり、本来守られるべき子どもの権利が侵害されている可能性もあります。

おうちでのお手伝いや家族のお世話で、勉強する時間がない、友達と遊べない、学校に行けない、こころやからだに不調を感じる、など、困っていることはありませんか？
あなたの周りに助けてくれる人や相談できる人はいますか？
あなたが困っていることについて、ひとりで悩まずに、相談窓口にお知らせください。
相談についての秘密は守ります。

ヤングケアラーは家庭内のデリケートな問題であり、本人が語りたがらないため、第三者が把握することが難しい上に、本人自身もヤングケアラーであることを自覚していないなど、その実態が表面化しにくいことが特徴です。年齢や成長の度合いに見合わない負担を抱えている子どもがいたら、高松市の相談窓口までご連絡ください。

どこに（何を）相談したらよいかわからなくても大丈夫です。こちらで紹介している相談窓口でお話を聞いて、支援機関におつなぎします。

市役所にあるヤングケアラー支援の担当窓口です。

市役所や総合センターの中にある相談窓口です。

高松市社会福祉協議会の中にある相談窓口です。
「まるごと福祉相談員」（社会福祉士、ケアマネージャー等の福祉専門職）が、地域に出向いて相談をお聞きすることもできます。

高松市少年育成センターの中にある相談窓口です。子どものことならどんなことでも御相談ください。

子どもたちや両親など家族の方のため、専門のスタッフが子どもに関するあらゆる相談に無料で応じています。

　子どもたちが夜間・休日を含めて、いじめやその他の悩み全般について、24時間いつでも相談できる全国共通のダイヤルです。　

高松市には、その他にも、さまざまな相談窓口や支援事業があります。お困りの内容に応じて、ご利用ください。

●高松市総合教育センター
　いじめや不登校など学校生活での悩みについて相談を受け付けています。
　詳しくはこちらをご覧ください。（外部サイト）

●地域包括支援センター「あんしんサポート」　
　介護に関する相談や悩み、健康や福祉生活に関することなど、高齢者の日常生活に関するさまざまな相談を受け付けている相談窓口です。
　詳しくはこちらをご覧ください。

●介護保険課
介護保険サービス利用に必要な申請方法・各種手続きを案内します。
　詳しくはこちらをご覧ください。

●障がい福祉課
　障害のある方への障害福祉サービス等についての相談を受け付けています。
　詳しくはこちらをご覧ください。

●こころの健康相談
　こころの病気、アルコール、薬物問題、ひきこもりなど、こころの健康に関する相談を受け付けています。こころの健康について学ぶセミナー等も開催しています。
　詳しくはこちらをご覧ください。

●難病相談窓口一覧（香川県健康福祉総務課）
　難病の患者や家族の方々の療養上・生活上の悩みや不安等の相談を受け付けています。
　詳しくはこちらをご覧ください。（外部サイト）

●子ども食堂
　子どもが一人でも行くことができ、無料または低額で食事を提供している地域の居場所です。
　誰でも参加することができて、食事だけでなく、宿題をしたり、遊んだりもしています。
　詳しくはこちらをご覧ください。

●フードパントリー（高松市社会福祉協議会）
　子育て中のお困りの家庭に食品や生活用品を無料でお渡しするとともに、相談の受付も行っています。開催情報は毎回Lineでお知らせします。
　詳しくはこちらをご覧ください。（外部サイト）

●生活福祉課（生活保護）
　お金の問題で自分の力では生活を維持することが難しい方に、必要に応じて生活費を保証し、自立のお手伝いをします。
　詳しくはこちらをご覧ください。

●児童相談所虐待対応ダイヤル「189」
　お近くの児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。
　通告・相談は匿名で行うこともでき、内容に関する秘密は守られます。
　

ヤングケアラーを早期に発見し、必要な支援につなげるため、市内の小学生・中学生・高校生向けの啓発リーフレットを作成しました。

　【特徴】
　　（1）　小学生・中学生・高校生の世代に合わせた3種類のリーフレットを作成しました。
　　（2）　保管・携帯してもらうため、A4サイズを3つ折りにしています。
　　（3）　ヤングケアラーの具体の例示、相談先などを分かりやすく表現しています。