令和6年9月
更新日:2024年9月1日
「九月に想う」 高松の未来を考える
いよいよ2学期がスタートしました。皆さんの夏休みは、いかがでしたか?
教育委員会では、夏休み期間中の8月21日(水曜日)に「高松プライドプロジェクト」を開催しました。猛暑の中、市内24の小学校から約40人の児童が集まり、「高松のよさを見つけ、高松の未来のために自分たちに何ができるかを考えよう」のテーマのもと、楽しく、真剣にプロジェクトに取り組んでくれました。
このプロジェクトは、昨年度から3年計画で実施しているものですが、今年は半分の小学校からの参加があり、人、自然、歴史、文化のグループに分かれ、「まちの観光大使」となって自分たちの住んでいる地域自慢を発表し合いました。写真や実物を用意したり、実際に太鼓を演奏したり、また、中には何とコミュニティのキャラクターを連れてきているグループもありました。(高松市では、22体ものコミキャラ(地域コミュニティ・オリジナルキャラクター)が作られています。)各小学校の代表児童は、総合的な学習の時間を中心に行っている地域と密着した多様な学習や体験、独自のイベントなどの取組を紹介し合いました。
そして、テーマごとにまとめたマップ作成の議論では、大人もハッとするようなキーワードやアイデアが飛び交いました。例えば、文化や歴史がテーマのグループからは、「伝統文化というと、とっつきにくい感じがあるかもしれないけど、本当は楽しく魅力的で、だから残っているのだということを知ってもらいたい。」「学校やイベントで体験することで、伝統文化の敷居を下げる。」「だれでもなじめるものにすること、例えば現代風にアレンジして広げていく。」「地域みんなで歴史を守り、受け継いでいく、伝える。」などの意見が出ていました。
人をテーマにしたグループからは、「地域の人々とのつながりを大切にしたい。」「感謝の気持ちを地域の方に返すことも大切。」「地域の人々が支えてくれたから、次は僕らが支える番」「明るい未来のために、自分たちには何ができるのだろう?」などの意見が出されました。
その後、限られた短い時間で、グループのみんなで協力して、テーマに沿った1分程度のPR動画を作成しました。最後に動画をお互いに観賞した際には、「様々な観点で高松の魅力を発見できて楽しかったです。」「自分の地域にあるすごいもの、貴重なものを紹介できてうれしかったけど、他の地域にも、いろいろなすごいことがあって、私たちはまだまだ知らないのだと気づきました。」などの感想が聞かれました。わずか半日の活動でしたが、子どもたちにとっては、まさしく高松プライドを体感できた一日となったようです。
さて、この2年間の高松プライドプロジェクトに参加してくれた小学生の皆さんの熱い想いを、3年目となる来年は、中学生、高校生がどのようにつなぎ、高松市の魅力を世界に発信していってくれるのか、今からとっても楽しみです。
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