収蔵品展「高松注目 地域からみる幕末史」
更新日:2025年1月30日
展示情報
高松市歴史資料館では、収蔵品展「高松注目 地域からみる幕末史」を開催します。
嘉永6年、ペリー率いるアメリカの艦隊が江戸湾の入口にあたる浦賀に侵入し、江戸幕府に開国を迫りました。以降、開国か攘夷か、国内は紛糾し、各藩のとる対応も局面ごとに揺れ動きました。幕末は、物価高騰、地震、内戦により、不安定な社会情勢が続き、短い期間で刻一刻と政治状況が変化する激動の時代でした。めまぐるしく変わる状況の中で、人々は即時性の強い情報を求めました。政治の中心地である江戸や京都、大坂から国元の高松へと幕府や諸藩の最新の動向を知らせる書簡類が届きました。正確な政治情報やうわさ程度の内容まで、このときやりとりされた情報の一部は、これらを書き留めた風説留や手紙といった形で現在に残っています。高松藩士やその縁者などの間で交わされた手紙からは、世の中の人々、とくに当時の高松藩の人々が何に注目していたのかが見てとれます。
本展は、当館の収蔵品のなかでも、当時書かれた書状を中心に展示します。これらの史料を御覧いただくことで、幕末という激動の時代に高松藩が直面した危機や当時の人々の見方の一端をリアルに感じていただく機会となりましたら幸いです。
開催期間 |
令和7年(2025)1月25日(土曜日)から 3月16日(日曜日)まで |
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場所 | 高松市歴史資料館 企画展示室(サンクリスタル高松4階) |
開催時間 | 午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日) |
観覧料 | 一般300 円/大学生200 円/高校生以下は無料 |
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主催 | 高松市歴史資料館 |
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展示関連イベント
会期中には展示関連イベントを開催します。ぜひ御参加ください。
担当学芸員による展示解説
日時 | ・2月2日(日曜日)午前10時から[30分程度] |
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会場 | 高松市歴史資料館 企画展示室(サンクリスタル高松4階) |
参加費 | 無料 ※要観覧料 |
申込 | 不要(直接会場にお越しください) |
講座「高松藩士からの手紙」
高松藩士の手紙から、幕末の世相や高松藩士ならではの視点を読み解きます。
日時 | 3月15日(土曜日)午前10時30分から正午まで |
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講師 | 当館学芸員 |
会場 | サンクリスタル高松3階 第一集会室 |
定員 | 40名程度 |
参加費 | 無料 |
申込 | 要申込 ※1月25日(土曜日)午前9時から受付開始 |
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