収蔵品展「高松と寛政異学の禁 中山城山が生きた時代」
更新日:2023年5月30日
展示情報
高松市歴史資料館では、
令和5年(2023)2月に、儒学者・中山城山が生まれて260年を迎えました。中山城山は香川郡横井村(現高松市香南町横井)出身で、古文辞学(徂徠学)を修め、晩年に讃岐の歴史や風土をまとめた『全讃史』を著したことで知られています。
寛政2年(1790)中山城山が28歳の時、幕府儒官・柴野栗山によって寛政異学の禁がすすめられました。古文辞学派の城山は排斥されましたが、朱子学に転向することなく、自らを見出す名君を求める姿勢を貫きました。城山は、松平頼儀が8代高松藩主の時、高松藩政に対する意見書『御龍子』を藩に提出しています。『全讃史』(巻の三 人物志 高松侯世家)では、松平頼重から頼儀までの藩政と出来事を記し、各藩主を評しています。城山はこれらの著作を、世を正す政治に役立ててほしいと望みました。
本展では、中山城山をキーパーソンとしてその生涯を追い、江戸時代中・後期(主に宝暦~天保年間)の高松藩政に目を向け、城山が生きた時代背景を明らかにします。
開催期間 |
令和5年(2023)4月29日(土曜日)から7月2日(日曜日)まで |
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場所 | 高松市歴史資料館 企画展示室(サンクリスタル高松4階) |
開催時間 | 午前9時から午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(休日の場合は翌平日) |
観覧料 | 一般200 円/大学生150 円/高校生以下は無料 |
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主催 | 高松市歴史資料館 |
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新型コロナウイルスの感染状況により、会期及び内容が変更になる場合があります。
御観覧の際には、検温等、当館が実施する感染予防対策に御協力いただきますようお願いします。
展示関連イベント
講演会「全讃史とその時代―高松5代藩主松平頼恭から9代頼恕までの藩政―」
【終了しました】
日時 | 5月13日(土曜日)午後2時から3時30分まで |
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講師 | 胡 光 氏(愛媛大学法文学部 教授) |
場所 | サンクリスタル高松3階 視聴覚ホール |
参加費 | 無料 |
申込み | 不要 |
講演会「高松藩漢学者列伝」
日時 | 6月10日(土曜日)午後2時から3時30分まで |
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講師 | 田山 泰三 氏(全国漢文教育学会評議員) |
場所 | サンクリスタル高松3階 視聴覚ホール |
参加費 | 無料 |
申込み | 不要 |
後半30分間ほど展示室にて資料解説を行います(参加を希望される方は観覧料が必要になります)。
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