高松市美術館公式サイト

常設展 2016年度第4期 常設展
版画の技法-ピカソ、マティス、カンディンスキーからウォーホルまで
朱と黒-香川漆芸の粋
2016年10月26日(水)~12月25日(日)
(常設1のみ展示替え有 前期:10月26日(木)~11月27日(日)、後期:11月29日(火)~12月25日(日))

【常設展示室1】
版画の技法 -ピカソ、マティス、カンディンスキーからウォーホルまで

版をつくり、紙や布などに転写する方法で複数枚の絵画を制作する技法―版画。古くから画家たちはその技法を用い、作品を残しました。同時期に開催される「奇才・ダリ版画展」(11月12日~12月18日)に合わせ、ダリを取り巻く同時代の画家を中心に、彼らが扱った様々な版画の技法を紹介します。  ピカソの《貧しき食事》では、銅版画の一種で金属の版を薬品で腐食させ線を生み出すエッチングで、窮状に喘ぐ盲目の男とその愛人が表現されています。ミロの《岩壁の軌跡Ⅳ》は、同じ銅版画でも線ではなく面で版を作ることができるアクアチントの技法で、鮮やかな原色を配したミロらしい作品に仕上がっています。その他にも、3種類の技法を扱ったカンディンスキーの版画集《小さな世界》、ポショワール(型紙刷り)で刷られたマティスの挿絵本《ジャズ》、マグリットのエッチング集《対蹠地の黎明》等、11作家による作品15点を展示します。19世紀末から20世紀に活躍した画家たちによる多彩な表現をお楽しみください。
画像(上):ワシリー・カンディンスキー《小さな世界Ⅶ》1922 


【常設展示室2】
朱と黒 -香川漆芸の粋

化学顔料が使用されるようになるまで、漆の色は、朱、黒、黄、緑、褐色の五色に限られ、特に朱と黒は漆芸作品の主要な色として使用されました。「漆の色」として思い浮かべる色として、「朱」と「黒」を挙げる人は多いのではないでしょうか。本展では、この二色を基調にした讃岐漆芸作品25点を紹介します。 讃岐漆芸の基礎を築いた玉楮象谷による《堆朱紅葵饌合》や、磯井如真による《堆朱 柿香盒》では、朱漆のみを何重にも塗り重ねレリーフ状にモティーフを掘り出す「堆朱」が扱われています。磯井正美の《蒟醤 石畳 箱》では、朱に黒の石畳を配しモダンなデザインに仕上げています。その他にも、石井磬堂や岡田章人、太田儔ら讃岐漆芸を代表する作家たちによる伝統的な深い色彩の競演をお楽しみください。
画像(下):玉楮象谷《讃岐彫堆朱 手向山香盒》1852

展覧会基本情報

会期:
2016年10月26日(水)~12月25日(日)
(常設1のみ展示替え有 前期:10月26日(木)~11月27日(日)、後期:11月29日(火)~12月25日(日))
会場:
高松市美術館
休館日:
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日、また瀬戸内国際芸術祭期間中は無休)
開館時間:
9:30~17:00(9:30~17:00(ただし、特別展開催期間中の火~土・祝は、19:00まで)
主催:
高松市美術館
観覧料:
【一般】200円(160円) ※65歳以上無料
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
お問い合わせ先
高松市美術館
TEL 087-823-1711

関連イベント

ギャラリートーク

開催日時:
2016年11月5日(土)14:00~
会場:
高松市美術館 1階展示室ほか
入場料:
無料(ただし観覧券は必要です)