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2018年度第1期常設展

〔常設展示室1〕かわる、かたち

〔常設展示室2〕素地で楽しむ漆

常設展

【常設展示1】 かわる、かたち

 美術家たちは、画材の形を変化させて作品を制作しています。例えば、チューブから出した油絵具をキャンバスに塗り、風景や静物を生み出し、一塊の粘土から、動物や人体を作り出します。そのため、作品を前にした私たちは、表現された姿とともに、材料となった画材の素材感を楽しむことができるでしょう。現代美術作品には、それまで画材とされなかった様々な素材が多く見られ、どのような材料を使うか、ということが作品に意味を与えることもあります。
岩崎貴宏(1975-)の《Out of Disorder (Snow Mountain)》は、レースカーテンから糸を引出し小さな鉄塔を作り出した作品で、それにより無造作に置かれたレースカーテンがまるで雪山のようにも見えてきます。ナフタリンを使った宮永愛子(1974-)の《ポスト―景色》や、ドライアイスが昇華していく様子を撮影した野村仁(1945-)の《ドライアイス》等、時間とともに形を変えてしまうものをモティーフにした作品も展示します。
本展覧会では「かわる、かたち」をテーマに、新収蔵作品を含む22点(16作家)を紹介します。作品の素材と、それぞれの作家によって変えられたその形をお楽しみください。

【常設展示室2】素地で楽しむ漆

 木や竹でできた器や箱は表面に漆を塗ることにより強度が増します。重ねて塗られた漆は、水に強く、傷もつきにくくなります。漆を施す前の素材である素地には、木材が最も多く使われますが、他にも竹や紙、陶器や金属などが使われてきました。また、素材は同じでも組み方や編み方を変えることで、器の強度を上げたり、自由な形を作り出したりと素地には様々な工夫が凝らされています。
 太田儔(1931-)は、籃胎という細く裂いた竹を編んで作った器を素地とした作品を多く制作しています。《籃胎箱 波文》は、編む前の竹ヒゴにグラデーションをつけて色漆を塗り、竹の網目を波の模様のように見せています。磯井正美の《捲胎 蒟醤 雲気文 花瓶》は、テープ状のボール紙を螺旋状に巻き上げて木工用のボンドで接着したものを素地としています。
 漆芸の魅力を下支えする素地に注目し、多彩な手法が用いられた漆芸作品25点(10作家)を紹介します。漆で様々な図案や模様が施された表面とともに、その下地となる素材に注目して、讃岐漆芸の美と技術をお楽しみください。


画像:上  岩崎貴宏《Out of Disorder (Snow Mountain)》2010年 Courtesy of URANO
画像:下  太田儔《籃胎箱 波文》1989年

展覧会基本情報


会期:
2018年4月10日(火曜日)~6月24日(日曜日)

会場:
1階常設展示室
 
休館日:
月曜日(但し、4月30日(月曜日・祝日)は開館、5月1日(火曜日)は休室)

開館時間
9時30分~17時(但し、特別展開催期間4月21日~6月3日の火曜日~土曜日・祝日は19時まで)
 
主催:
高松市美術館
 
観覧料:
【一般】 200円(160円) ※65歳以上無料
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
 
お問い合わせ先:
高松市美術館
電話:087-823-1711
 

関連イベント

ギャラリートーク


開催日時:
2018年6月9日(土曜日)午後2時~
 
会場:
1階常設展示室
 
入場料:
無料(ただし観覧券は必要です)
 

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