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伊藤隆介ワークショップ「手描きのアニメを作ろう!」

更新:2016年10月8日(土曜日)

10月8日(土曜日)「伊藤隆介ワークショップ『手描きのアニメを作ろう!』」を開催しました。講師は、映像作家の伊藤 隆介さん。10月8日から高松市美術館で開催中の特別展「高松コンテンポラリアート・アニュアルvol.05」の出品作家です

伊藤さんは、まず16ミリフィルムの映写機を動かして、スクリーン代わりの白い壁に、なにも写っていない画面を映しました。映写機の大きな音と、なにも写っていない光だけの画面は、ビデオカメラ世代の子どもたちにとって、ちょっとビックリの体験だったかもしれません。フィルムに描いた絵が動いて見える原理を、パラパラ漫画本や模型を使いながら説明してもらった後、制作に取り掛かりました。

ひとり1メールほどの透明なフィルムに、油性ペンを使って絵を描いていきます。24コマ描いて、やっと1秒と聞いて、みんなビックリ!1メートルで約5秒の上映時間です。それぞれ、120コマほど描きました。小さな子は、途中で「まだある~!!」と悲鳴のような声を上げていました。お疲れ様です。

描きあがったら、全員のフィルムをつなげて、上映会をしました。全員で2分ほどのアニメーションができあがりました。みんな、自分が描いた5秒を見逃さないように、食い入るように画面を見つめます。ひとコマひとコマ手描きのアニメーションは、絵のズレが、細かく震えるような画面を作っていて、とても味わい深いものでした。

これからは、映画を観るときに「1秒に24コマ描いたんだな」と思いながら観てくれるでしょうか。大好きな映画が、もっと好きになるかもしれません。

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