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トムさんと籌子さんのお話を影絵劇にしよう!

6月30日~7月1日にかけて、村山 知義・籌子が手がけた
絵本を題材に、子どもたちで影絵劇をつくるワークショップが行われました。

講師は人形劇団「ドリーム」の河野美恵子先生。

河野先生たちによる「すてきな3にんぐみ」の影絵劇をみて、いよいよスタートです。

影絵劇が出来上がるまでの手順は

1.題材になる絵本を選ぶ
2.その絵本を元にして、絵コンテを描く
3.絵コンテを元にして、人形の型紙を作る

4.型紙をもとにして、黒い厚紙で人形を作る
5.人形に支柱や手足が動く仕組みを付ける
6.背景を作る

完成

まずは絵本選びからです。

用意した絵本は、村山 知義が挿絵を手がけたもの
知義の妻で、童話作家である籌子がストーリーを手がけたもの
知義が挿絵、籌子がストーリーを考えた共同制作の絵本
の3種類です。

今回は参加者が2グループに分かれて、それぞれ
村山 知義が挿絵を描いた絵本「しんせつなともだち」
村山 籌子がストーリーを考えた紙芝居「おなべとやかんとふらいぱんのけんか」
を選びました。

「おなべとやかんとふらいぱんのけんか」の絵コンテです。
絵コンテはグループ全員が劇全体のイメージをつかみやすくするために必要な作業なのです。

紙芝居に描かれているそのままの絵ではなく、自分たちでキャラクターのデザインをアレンジしている部分もあります。

登場するキャラクターの型紙です。

1日目は人形をほぼ作ってしまうところで終わりました。
黒い厚紙を切るのは硬くて大変でした。

2日目は人形を完成させて、午前中は劇の練習に集中しました。

これが完成した影絵劇の人形です。
ちゃんと手足が動く仕掛けも作っています。

影絵劇の練習中です。

ナレーター役の人が、キャラクターのセリフやナレーションをすべて言います。
他の人たちはナレーターのセリフをよく聞いて、それに合わせて人形を動かします。

ストーリーを覚えて、人形を動かすのはなかなか難しいのですが、練習を繰り返して劇の流れを覚えていきました。

参加した子どもたちは2日間の間に打ち解けて、すっかり仲良しになりました。
にぎやかに楽しみながら人形を作って、声をかけあいながら練習をしました。

午後から影絵劇の発表会です。

いよいよ本番です。

舞台は河野先生たちが使っている影絵専用のスクリーンです。
みんなの緊張も高まってきました。
午後2時、参加者の家族の皆さんを招待して、それぞれの劇を発表しました。
トップバッターは「おなべとやかんとふらいぱんのけんか」グループから。
フライパンで目玉焼きを作るうち、お鍋とやかんも動き出して、みんなでケンカが始まってしまいます。

次は「しんせつなともだち」グループの発表です。
主人公のウサギが、雪の降る日に友だちのために野菜を届けてあげるところから始まります。

緊張した本番を終えて、みんなで河野先生の影絵クイズに挑戦しました。

スクリーンに映る影から、何が映っているか当てるのです。
影の形からものの正体を当てるのは意外に難しかったです。
正解を当てようと、みんな元気に手を挙げていました。

最後は河野先生たちによる村山 知義が作画を手がけた
影絵劇「おなかのかわ」をみんなで観ました。

ワークショップ終了後、みんなそれぞれが作った影絵の人形は家に持って帰りました。

2日間、お疲れ様でした!

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