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企画展 讃岐の情景 会期:2016年2月27日(土)~2016年4月10日(日)

今日まで、なぜ名所旧跡を題材とした作品が、多く描かれてきたのでしょうか。
名所はふるくは「などころ」といい、和歌の歌枕に詠まれ、特に名の立った地、名高い場所を指した言葉でした。文字、故事、神話、伝説に登場する名所、旧跡が「などころ」に当たります。しかし、江戸時代になって旅行が盛んになると、名所は実際に訪れることが出来る場所を指す言葉として用いられるようになり、各地に「名所(めいしょ)」が誕生します。江戸時代は、参勤交代によって街道や宿泊施設、乗り物等が整備され、紙幣の流通も進んだことにより、旅が安全、便利にできるようになり、1716 年ごろ(享保)から庶民の間で旅ブームが起こります。また、初期の浮世絵のテーマは「遊女」と「役者」が中心でしたが、西洋の影響でテーマに風景が取り上げられるようになったのも一つの要因といえます。
このように古くは江戸時代から、国内の名所旧跡が画題として取り上げられ、描かれてきています。あるとkは観光名所のガイドブック的役割、またあるときは観光土産、そして近年では、失われつつある歴史的遺産を過去に描き残すため、としてなどその理由は時代の流行や出来事、社会的背景により変化しています。
本展では、江戸から昭和に欠けて讃岐(香川県)の名所旧跡を題材ととりあげて版画技法で、描きおこされた作品約35点をご紹介いたします。そこに写し出された時代背景もあわせてお楽しみください。この機会に是非、作品をとおして讃岐の名所旧跡を巡ってみませんか。

展覧会基本情報

会期:
2016年2月27日(土)~2016年4月10日(日)
会場:
高松市塩江美術館 常設展示室
休館日:
月曜日(ただし、祝日の場合はその翌日)
開館時間:
9:00~17:00(入館は16:30まで)
主催:
高松市塩江美術館
観覧料:
【一般】300円(団体 240円) ※常設展観覧料含む
【大学生】150円(団体 120円)
【高校生以下】無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所有者は入場無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
お問い合わせ先
高松市塩江美術館
TEL 087-893-1800