塩江温泉鉄道 -風景と記憶-
企画展
会期:2019年8月10日(土曜日)~2019年9月23日(月曜日)
讃岐の奥座敷と呼ばれている塩江町では、1929(昭和4)年から1941(昭和16)年までの12年間、塩江温泉鉄道(ガソリンカー)が、塩江に訪れる交通手段として利用されていました。戦争などの影響で廃線になった後も人々に愛され続け、軌道であった琴電仏生山駅から高松市香川町にかけての線路跡地は、今でも「ガソリン道」という通称で道路として利用されています。
2018(平成30)年4月に「ガソリンカー復元実行委員会」が発足し、地域おこし協力隊や地元住民、香川大学、香川高等専門学校(高松キャンパス)、塩江町歴史資料館、当館学芸員などが参加して復元事業が進められてきました。
その過程で得られた資料・模型などを軸に、本展では塩江町の華やかな時代を象徴する風景と記憶を空間に現出させます。ガソリンカーを歴史のひとつの結節点としてとらえなおし、これからの塩江を考えていく視点を浮き彫りにしていきます。

ガソリンカー写真(川崎重工業株式会社車両カンパニー提供)

設計図/三面図(鉄道博物館蔵)
復元模型(香川大学,香川高等専門学校製作)
展覧会基本情報
会期:
2019年8月10日(土曜日)~2019年9月23日(月曜日)
会場:
高松市塩江美術館 企画展示室
休館日:
月曜日(ただし、祝日の場合はその翌日)
開館時間:
9時~17時(入室は16時30分まで)
主催:
高松市塩江美術館
共催:
香川大学創造工学部造形メディア・デザインコース、塩江町地域おこし協力隊、香川高等専門学校(ガソリンカー復元プロジェクト)
協力:
ガソリンカー復元実行委員会、塩江町歴史資料館、公益財団法人東日本鉄道文化財団 鉄道博物館、高松琴平電気鉄道株式会社、川崎重工業株式会社車両カンパニー、ミニミニゆめ鉄道、株式会社FUJIDAN
観覧料:
【一般】300円(団体240円) ※常設展観覧料含む
【大学生】150円(団体120円)
【高校生以下】無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所有者は入場無料
※共通定期観覧券についてはこちらから
※本展は瀬戸内国際芸術祭2019県内連携事業です。作品鑑賞パスポートの提示で2割引で鑑賞できます。
お問い合わせ先
高松市塩江美術館
電話:087-893-1800
関連イベント
ワークショップ「写真コラージュワークショップ 走れ!ガソリンカー」
内容:
塩江温泉鉄道の写真や塩江の風景写真を使ってコラージュ作品を制作します。
開催日時:
2019年7月28日(土曜日)10時~12時
場所:
塩江美術館 陶芸館
対象/定員:
小学生以上~大人/先着16名
参加費:
500円
申込み:
7月13日(土曜日)9時から、塩江美術館(087-893-1800)へ
ワークショップ「立体ガソリンカーぬり絵にチャレンジ!君色のガソリンカー」
内容:
塩江温泉鉄道の車体に、自由に色を塗ってオリジナルの「ガソリンカー」をデザイン!最後は組み立ててお持ち帰りいただけます。
開催日時:
2019年8月12日(月曜日)10時~12時
場所:
塩江美術館 陶芸館
対象/定員:
小学生以上~大人/先着16名
参加費:
500円
申込み:
7月13日(土曜日)9時から、塩江美術館(087-893-1800)へ
イベント「ミニガソリンカーに乗ってみよう!」
内容:
ガソリンカーを模した5インチゲージ電車の乗車体験です。企画展をご覧になった人は誰でも無料で乗車できます!
開催日時:
2019年8月17日(土曜日)、8月18日(日曜日)10時~12時、13時~15時
※初日は11時から
場所:
塩江美術館前遊歩道
参加費:
無料(展覧会観覧券が必要)/申込は不要
(「ミニガソリンカーに乗ってみよう!」乗車イメージ)
