ふりがな

すわじんじゃいせき 竪穴式石室3基を有する前期古墳

遺跡名

諏訪神社遺跡

所在地

高松市東山崎町

時 代

 弥生時代前〜後期,古墳時代前期

 説 明

 新川と久米池に挟まれた丘陵上に位置し,久米山遺跡群より一段降りた丘陵にある。神社改築に伴う発掘調査の結果,竪穴式石室を3基ももつ,直径12〜12.5mの不正円形を呈する古墳であることが判明した。竪穴式石室はどれも破壊を受けていたが,中央の石室からは装飾品である管玉1個が出土し,北側の石室からは内面塗彩の土器枕が出土した。この古墳は諏訪神社本殿古墳と呼ばれ,石室構造などから古墳時代前期のものと推定されている。おそらく,付近を支配していた首長級の墓であろう。また,古墳裾より壷棺が出土しており,古墳に葬られた人物との関係が注目される。
 さらに,弥生時代前期に属する丘陵をU字型にめぐる溝が検出されており,丘陵上に集落があった可能性もある。さらに,弥生時代中期後半に属する土壙墓3基と丘陵を横切る区画溝が検出されており,この時期も墓地として丘陵が利用されていた。

写真

図面

 

     竪穴式石室(古墳時代前期)            土器枕(古墳時代前期)