歴史よろず庵   〜 平成14年12月掲載分

   本ページは平成14年12月15日発行の『広報たかまつ』に掲載したものです。


 

    宝船 〜初夢をみませんか〜

 財宝や七福神などを乗せた宝船の絵をご覧になったことがあると思います。これを元日か二日の夜、枕の下に敷いて寝るとよい初夢を見るといわれ、悪夢だと流して捨てるという風習が室町時代からあったようで、江戸時代になって一般の人たちに広まったそうです。
 古くは稲穂や米俵を乗せただけの図柄のものもあったようですが、のちには打ち出の小づちや鶴亀、七福神も乗るようになり、宝船の帆に「獏(ばく:夢を食べるという中国の想像上の生き物)」など、いろいろな画題や文字がとり入れられたりしています。資料館所蔵のものの中には、桃太郎を題材にしたものもあります。
 みなさんも来年のお正月に縁起のいい初夢を見られるよう、宝船を描いた絵を枕の下に忍ばせてみてはいかがでしょうか。

 この三枚の絵は、太田下町の樋口準一さんから寄贈されたものです。

宝船絵の各種

平成14年12月15日掲載


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