ミニ年表 ★062

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『松くい虫の流行はじまる』


松くい虫は,香川県では昭和22年頃に発生したが,
昭和37年から大流行の兆しがあらわれてきた。
その対策として薬剤の空中散布が行われるようになるまでを振り返る。

 ◆ 昭和22年頃
松くい虫が香川県下で発生

 ◆ 昭和23年
GHQ立木伐採の指令

 ◆ 昭和37年2月
女木島の財産区林,私有林で松くい虫発生
樹齢50年前後の松約400本が枯れる

 ◆ 昭和45年
松の被害が屋島で急速に増加

 ◆ 昭和46年10月
屋島の被害
面積6ha 約8,000本が赤枯れ 約3,000本の伐採処理

 ◆ 昭和47年
松くい虫の異常繁殖
県下各地で松くい虫被害が相次ぐ
 紫雲山でも被害
 屋島国有林では約16,000本が被害

 ◆ 同年12月11日
屋島の自然保護懇談会開催
高知営林局・香川県・高松市の共催

 ◆ 昭和48年1月末
四国四県松くい虫防除に関する打合せ会の開催
香川県提唱 各県林務担当者・高知営林局など関係者出席
行政指導の一体化など防除体制の強化を図る

 ◆ 同年2月
屋島愛林組合発足
地元自治会が中心

 ◆ 同年4月
農林省林業試験場 赤外線カラー写真による被害調査を屋島で初めて実施
屋島の松は一部を残し枯れ死寸前であることが判明
高知営林局 屋島において自然維持と松くい虫対策を重点施策として実施

 ◆ 同年10月末日
香川県下の被害
約10,000立方m 約7,000〜8,000本

 ◆ 昭和49年5月2日
県農林水産航空事業対策協議会の開催
ヘリコプターによる空からの松くい虫防除計画の決定

 ◆ 同年5月28日,6月20日
ヘリコプターによる薬剤空中散布
これ以降,空中散布は続けられたが,住民の健康の面など多くの問題点があり,縮小されつつある。

「高松市百年史下巻」より

  
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