ミニ年表 ★042

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『昭和14年の大干ばつ』


 香川といえば干ばつである。
明治・大正の58年間の間に12回,
昭和になってから終戦までの20年間に4回を数える。
 なかでも,昭和9年と14年は大干ばつで,多くの被害が生じた。
ここでは昭和14年の例をみてみよう。

 ◆ 昭和13年10月から翌年9月
上記1年間の降雨量 675.7mm(多度津)

 ◆ 昭和14年1月から12月
上記1年間の降雨量 698.3mm(多度津)

 ◆ 昭和14年6月30日から9月9日
上記期間の降水量 36.4mm

 ◆ 昭和14年7月末現在の干ばつ被害状況
高松市 稲作付予定面積 115.0ha
作付不能面積                   30.3ha
8月15日まで降雨のない場合枯死する面積 25.0ha
木田郡 稲作付予定面積 5,927.3ha
作付不能面積                   125.2ha
8月15日まで降雨のない場合枯死する面積 2,605.2ha
香川郡 稲作付予定面積 5,043.7ha
作付不能面積                   3,397.8ha
8月15日まで降雨のない場合枯死する面積 1,753.0ha

 ◆ 同年7月20日
8月上旬になっても植付け見込みがない場合は,代用作を奨励・指示

 ◆ 同年7月23日
県知事 滝宮天満宮で雨乞祈願

 ◆ 同年8月1〜3日
県知事 城山神社(現・坂出市)で雨乞祈願

 ◆ 同年8月5日
県下各地の溜池水路は枯渇

 ◆ 同年8月15日
干害ますますひどく・・・。
政府米の払下を受け,被害農家に配布

 ◆ 同年9月4日
空前の干害につき,牛馬を売却する農家増加

 ◆ 同年9月9日
かなりな雨が降るが,とき既に遅く・・・平年収量の56%の減収見込

干ばつでは水争いがおこるが,この年は戦時下であったため,大きな混乱はおこらなかった。

「高松市史年表」&「高松百年史上巻」より

  
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