ミニ年表 ★013

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『サーベル植とは』


明治38年(1905)から田植の一つの方法として正条植が奨励された。
人々はそれをサーベル植と呼んだ。
サーベルとは警察官が腰に着装した刀剣である。
その経緯について。

 ◆ 明治中頃
当時の田植は,見当をつけほぼ等間隔に植える「乱雑植」が基本

 ◆ 明治37年(1904)頃
縦と横の列をそろえる「正条植」がはじまった
正条田植器 田打車式の除草機も普及。労力の軽減
 ◆ 明治38年
正条植の奨励がはじまる

 ◆ 明治39年
正条植を強力に指導奨励
巡査が水田を巡回して,正条植をしない農家にはサーベルで強要した
これをサーベル植と呼んだ

 ◆ 明治41年
正条植は急速に普及 100%に達する
サーベルの力だけでなく,正条植は重要な技術であったため
このように,警察権力を動員して農業技術の普及を図った農業政策を,人々はサーベル農政と呼んだ。
明治後期のことである。

「高松市百年史上巻」より

  
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