高松の方言  【つ】の項


言葉内容

(人体)

あたま。「頭」を音読みにしたもの。

つい

同じ・等(ひと)しい・変らない。「一対(いっつい)」などの場合は,全国共通。
例 「甲も乙も,ついじゃ(甲も乙も,同じだ)。」

つえてって

「連れて行って」のなまり。

つえとる

つ(伴)れている。そのなまり。

つか

下さい。「遣(つか)さい」の略。これは阿波の言葉で,高松でも時々聞くことがある。語源は,江戸時代に,武家の間で使われた「お遣(つか)わし下され」がつづまったものであろう。

つくなむ

しゃがむ・かがむ。「つくばう(蹲踞)」のなまりである。

つづ

「粒(つぶ)」のなまり。

つっけ

「つくえ」のなまり。

つつっぽ(衣服)

箇袖(つつそで)。和服の俗語。全国共通。

つつま

堤防(ていぼう)。「堤(つつみ)」のなまり。

つなし(魚類)

(西讃で)わち・(東讃の一部で)ままかり(飯借り)。この魚を「このしろ」の幼魚とする説もあるが,「このしろ」の幼魚は「こはだ」で,漁期は四月,晩春の頃で,食通を喜ばせる東京のこはだ鮨の材料である。ところが,「つなし」の漁期は盛夏で,その頃がいちばん味もよい。

つぶれ

つるべ。そのなまりだが,今日,つるべで井戸水を汲みあげる家はほとんどなくなった。

つべ(人体)

おしり。

つらい

悲しい。「辛(つら)い」ことは,「悲しい」ことにも通じるというのであろうか。よくわからない。

つまらん

取り返しがつかない・仕様(しよう)のない・ばかばかしい。高松の方言の特徴として,たんに「つまらん」と言い切ってしまうようなことはまれで,たいていの場合,「つまらんではないか。」という。

つろく

つりあい・均衝・配合。語源不明。



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第18項
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