高松の方言  【ち】の項


言葉内容

ちそ(野菜類)

「紫蘇(しそ)」のなまり。

ちぢかむ

「縮(ちぢ)(かが)む」のつづまり。寒さを防ぐために,体を「縮め」たり,「屈め」たりすること。また,指先などが,自然に「ちぢかまる」こと。

ちっちと

少しずつ。「ちょっとずつ」のつづまりであろう。

ちっとこば

わずか・少し。「ちょっとばかり」の略語。

ちびる

減る・小さくなる。「ち」は「少し」,「びる」は「減る」こと。

ちみきる

「摘(つ)み切る」のなまり。

ちめたい

「冷(つめ)たい」のなまり。東京でも,舌の回らぬ小さい子どもは,「ちめたい」という。

ちゃう

「違(ちが)う」のなまり。おもに,少年少女たちの間で使われている言葉。

ちやす

「散らす」のなまり。たとえば,腫れ物(はれもの)の膿(うみ)を散らすなどの場合に使われる。

ちゃち

ごまかし・さまたげ。「茶々(ちゃちゃ)くる」の略語。東京でいう「ちゃち」は,つまらないものの意。

ちゃのこ(食事)

朝めし。「茶のこ飯(ちゃのこめし)」の意。

ちょいちょい(昆虫)

(ちょう)。「ちょうちょ」のなまり。

ちょうず

便所。「手洗場(ちょうずば)」の略。

ちょうせん(野菜類)

かぼちゃ。江戸時代の庶民は,唐(中国)も朝鮮(韓国)も天竺(インド)も,みな同じ国と考える傾向があった。そこで,このかぼちゃも,異国の産という軽い考え方から,讃岐では「朝鮮(ちょうせん)」とよんだものであろう。
その証拠に,東京では「唐茄子(とうなす)」,大阪では「南京(なんきん)」といっている。ところが,かぼちゃの原産地は,その名のとおり,東南アジアのカンボジアである。

ちょっきり

ちょうど・区切りよく。それをつづめたものであろう。東京では「きっかり」といっている。

ちよっとこま

少しの間(ま)・しばらく。「一寸(ちょっと)の間」のこと。

ちんぴらこ

ぶらんこ。転じて,ぶらさがるという意味にも使われる。宙(ちゅう)ぶらから生まれたものであろう。

ちんまい

小さい。まれには,少ないという意味にも通じさせている。東京では,「ちっちゃい」。



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第17項
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