タイトル
屋島

九郎冠者伊予守源義経

九郎冠者伊予守源義経
資料データ
初代歌川国貞筆
大判錦絵
縦37.1 横24.9(cm)
江戸時代
文化12年(1815)〜
天保12年(1841)

 初代歌川国貞(三代豊国)(1786〜1846)は,江戸末期の浮世絵師。初代歌川豊国の門人で,弘化元年(1844)三代豊国を襲名した。号は,一雄斎・香蝶桜など。また,文政年間(1818〜30)の末頃英一珪に師事した。作画領域が広く,錦絵の他に合巻本の挿絵,読本挿絵なども手がけた。清新な美人画,生動感ある役者絵で当時大変な人気作家となり,「役者絵の国貞」の異名をとる。歌川画法の完成者とみなされている。
 本図の人物は,一見してわかるように,源氏の将軍源義経である。伝説的英雄にふさわしく,その衣装・具足・兜は豪華絢爛に描かれており,絵師の技量と共に,当時の錦絵技術,彫・摺の水準の高さをも窺い知れる作品である。



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