タイトル
屋島

源平合戦図屏風(左隻・部分)

   [那須与一の扇の的]

[那須与一の扇の的]
資料データ
筆者不詳
六曲一双のうち左隻
紙本金地著色
江戸時代前期

 屋島での激しい戦いも,日暮れの訪れとともにその一日が終わろうとしていたとき,平氏は小船を一艘沖より差し出してきた。
 見ると,美しい女人が扇を立て,手招きをしている。これは「射よ」ということなのだろうと,義経は弓の名人那須与一に射落とすこと命じた。
 若い与一は両軍が見守る中,この大役に決死の覚悟で矢を放ち,見事扇は海に散って,両軍の喝采を浴びたのであった(「那須与一」『平家物語』第11巻)



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