九 浄願寺跡・菊池寛生家跡


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菊池寛生家前の石碑
菊池寛生家前の石碑

  浄願寺跡   φ  ∵  ≠  刀@ Ж  ♪  ‰
浄願寺跡
中央公園となった浄願寺跡

狸の像
中央公園にある狸の像
 現在の中央公園付近は,現在,高松高校北側に所在する浄願寺が存在した。
 寺はかつて宇多津にあったが,高松築城と同じ年の天正16年(1588),生駒氏によって高松の城下に移され創建された。
 松平家初代藩主・松平ョ重(1622〜1695)の入府後の正保年間(1644〜1648)には,松平家の菩提寺に定められ,明暦2年(1655)には,中央公園の地に移され,藩主の菩提寺にふさわしい城下屈指の寺としての威容を誇った。代々の藩主の位牌が納められ,松平家と深い繋がりを持った。
 慶応4年(1868)の朝敵事件では,最後の藩主・松平ョ聰(1834〜1903)が,高松城を出て浄願寺に入り謹慎したことでも知られる。
 忘れられないのが,浄願寺の禿狸の伝説である。禿さんの名で親しまれたこの狸には,毎日屋台のうどん屋を訪れ,かけうどん一杯所望して,寺の住職に代金を払ってもらったという話がいろいろ伝えられている。
 昭和20年の大空襲では,全ての建物が焼失し,寺は現在の位置に移った。


   菊池寛生家跡   Д  ∽  ∂  £  ♂  ∀  ξ
菊池寛像
中央公園の菊池寛像
 郷土出身の文豪・菊池寛(1888〜1948)は,明治21年高松市天神前で生まれた。幼少より苦学し勉学に励んだといわれる。寛の生家跡は,中央公園の南のオフィス街となっており,現在石碑が立つのみで,往時の面影は残っていない。
 現在,生家跡前の中央公園には菊池寛の銅像や文学碑が立てられている。また,生家跡前の道は「菊池寛通り」といわれ,寛の戯曲の代表作「父帰る」の一場面を捉えた群像が設置される等,菊池寛の顕彰事業が進められている。
 菊池家は代々儒学者として高松藩に仕え,一族には江戸時代後期の著名な漢詩人・菊池五山(1769〜1853)がいる。


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