廿壱 藤尾八幡神社と社叢 


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藤尾八幡神社と社叢
藤尾八幡神社の拝殿 社叢のなかに建つ

  藤尾八幡神社と社叢   Д  ∽  ∂  £  ♂  ∀  ξ
社叢のなかの社殿
社叢のなかに社殿が見える/矢印

随神門
藤尾神社随神門

神社社叢
藤尾神社社叢

神社からの眺望
藤尾神社からの眺望

 藤尾八幡神社は,古くは山田郡(高松市の東部および庵治町)の親神として崇敬されていた神社で,今も西植田地域の鎮守として厚い信仰を受けている。
 社伝によれば,僧行基(668〜749)によって養老年中(717〜724)に創建された。保元2年(1157)には神内城主・神内右近政成が再建し,神鏡を奉納した。
 神社には,鎌倉時代と室町時代の和鏡2面(ともに市指定有形文化財/現在高松市歴史資料館に寄託のうえ展示)が伝えられており,社伝と少しばかり相違があるものの,神社の歴史の古さを物語っている。
 藤尾八幡神社は,恵まれた自然環境でも知られており,神社からの眺望は,眼下の松尾池・神内池をはじめとして,屋島や高松平野のほぼ全体を見渡せることで名高い。
 また,神社の社叢全体・約37ヘクタールが,ほとんど人手が入ってない自然の状態で残されており,規模の点では県下でも琴平の象頭山に次ぐものである。その樹林は暖帯特有の照葉樹林で,植物景観に富む。
 社叢中には,規模の大きいアラカシの純林や,アラカシ,ツブラジイ,クスノキ,イチイガシの大木が茂る混生林が見られ,その他,低木や草本も多く,種類は三百を降ることはないといわれる。また,フジの美しさは有名で,季節には多くの人々が訪れる。
 いずれにせよ豊かな自然が,都市の近辺で今なお手付かずの状態で残されているのは,特筆すべきである。
 なお,四国の道の中継点でもあり,周辺には菖蒲園やドングリ銀行の建物がある等,容易に自然に親しむことのできる地域でもある。


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