庵治町のプロフィール

庵治町は、明治23年の市制町村制施行に伴い、香川県山田郡庵治村となり、昭和43年の町制施行により庵治町となりました。明治23年以降、合併をしていない町です。
町域は、東西3.7キロメートル、南北4.3キロメートル、面積15.83平方キロメートルで、四国本土最北端に位置する、三方が瀬戸内海に面した風光明媚な半島の町です。沖合いには、ハンセン病の療養施設である国立療養所「大島青松園」のある大島など、七つの島々が点在しています。また、南は五剣山を隔てて牟礼町と接しており、高松市とは、直接、接していません。
庵治町は古くから石と魚の町として栄え、石材業と漁業は、今なお町を支える2大基幹産業です。五剣山の麓から採取される庵治石は、高品質で希少価値が高く、世界一高価な花崗岩と評価されており、国内はもとより、海外においてもその名を知られています。また、漁業が盛んで、魚介類の宝庫となっている瀬戸内海からの漁獲量、生産額は、漁船漁業では県下屈指です。
また、源平合戦ゆかりの屋島を間近に臨み、平家の軍船の集結場「船かくし」など、町内には多くの史跡が残っています。さらに、最近では、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地として有名で、県内外から多くの人々が訪れています。
合併後の高松市においては、「豊かな自然と特徴ある地域産業を生かし、創造的生活を育てる海の交流拠点ゾーン」と位置付け、瀬戸内海の豊かな海洋資源や自然景観、特徴ある地場産業などの特性と機能を生かしながら、海の交流拠点と自然と共生したやすらぎと健康づくりを進め、創造的な生活空間を提供するまちづくりを推進していくこととしています。