2017年度の催物紹介
更新日:2018年3月1日
「みんなで人権を考える会 2017」 共催/人権尊重都市たかまつ市民会議 協賛/高松市PTA連絡協議会 後援/四国新聞社
とき 2017年7月23日(日曜日)
ところ サンポートホール高松 大ホール
小学生親子による司会のもと、保育所児童と保護者の共演による表現・歌や、小・中学生による作文朗読、小学生による演奏・学習発表・表現・ペープサート劇、また、地域のコミュニティーを中心に活動している皆さんによる演奏や会場の観客も参加しての体操等の発表がありました。
また、様々な人権課題の現状や解決に向けた取組に関するパネル展示などもあり、この会をとおして、すべての人がお互いの立場を尊重し、違いを認めあい一人ひとりが輝ける社会になるよう、自分や他者の人権を守るために行動することの大切さを、改めて考える機会をもつことができました。
出演団体
1 作文朗読 「山本さんのこと」
栗林小学校 6年 児童
2 作文朗読 「僕が考える人権」
鶴尾中学校 2年 生徒
3 発表・演奏 「響け!鶴尾太鼓 とどけ!鶴尾っ子魂」
鶴尾小学校6年生のみなさん
4 演奏・体操(参加型) 「心と体のリフレッシュ」
十河ハーモニーのみなさん
5 発表・表現 「ハンセン病学習で学んだこと」
庵治小学校・庵治第二小学校6年生のみなさん
6 ぺープサート劇 「いのちをいただく ~みいちゃんがお肉になる日~」
新居児童館スマイルハットのみなさん
7 作文朗読 「パン一つ買えない日本」
太田中学校3年 生徒
8 表現・歌 「きたっ子 スマイル100%」
木太保育所5歳児と保護者のみなさん
人権・同和教育講演会 共催/人権尊重都市たかまつ市民会議
とき 2017年8月2日(水曜日)
ところ 高松市生涯学習センター 多目的ホール
講演1 「同和教育の原点に立ち返り、未来を展望する!」
講師 土田 光子 さん
昨年に引き続き、大阪教育大学非常勤講師の土田光子さんをお招きし、ご講演いただきました。
同和教育の歴史を振り返りながら、「今日も机にあの子がいない」という言葉の背景にある事実と向き合う実践を具体的にお話しいただきました。
同和教育の理念を伝えるとともに、同和教育実践で培った教師力として「子どもを見る眼や、「子どものせいにしない」、「子どもを認める」などについて、事例を盛り込みながらのお話しでした。後半では、ワークショップを行いながら、参加者自身が自分の心のなかにある差別意識に気づくとともに、まずは教師自身が意識を変えていくことの大切さをしっかりと考えることができました。
講演2 「教育現場のLGBとT」
講師 木村 アンリ さん
LGBTQなど性的少数者を中心としたグループ「PROUD(プラウド)香川」に所属し、性の多様性に対応できる社会づくりに向けた交流・啓発活動を行っておられる、木村アンリさんからご講演いただきました。LGBTの歴史や言葉の定義などの基本的な知識についてお話いただくとともに、性的少数者の生きづらさなども、ご自身の経験を踏まえながら、分かりやすくお話してくださりました。多様性を認め合う社会を作るために、教育現場において私たちにできることをしっかり学ぶことができました。
当日は約200名の参加者があり、土田さんや木村さんの思いのあふれる講演に聞き入っていました。
お問い合わせ
このページは人権教育課が担当しています。
〒760-8571 高松市番町一丁目8番15号本庁舎10階
電話:087-839-2640
ファクス:087-839-2624
