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市長定例記者会見(平成28年12月27日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成28年12月27日(火曜日) 11時30分~11時55分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)高松市オリジナル婚姻届とお誕生をお祝いする市長メッセージカードの配布開始について
(2)平成28年度「コンプライアンスアンケート」の結果について
(3)2017年高松市成人式の開催について

【市長定例記者会見】高松市オリジナル婚姻届とお誕生をお祝いする市長メッセージカードの配布を開始します。

【市長定例記者会見】平成28年度「コンプライアンスアンケート」を実施しました。

【市長定例記者会見】2017年高松市成人式 成人式テーマ「道~未来への歩み~」

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めます。
 今年最後の記者会見ですので、冒頭で、今年一年を振り返っての所感をお話ししたいと思います。
 今年一年を振り返ると、4月の熊本県、10月の鳥取県中部での地震など、大規模な地震が発生した年でした。また、8月には台風が東北地方や北海道を直撃するという、これまでにないような災害が発生したほか、先日は新潟県の糸魚川市で大火災が発生するなど、今年も「災害の恐ろしさ」と「危機管理体制の必要性」を痛感させられた年であったと思います。
 さて、本市の2016年を振り返ると、まず、近隣6町との合併からちょうど10周年となる一つの節目を迎えた年でした。2月には記念式典を開催し、多くの皆様とともにこの節目を盛大に祝えたことを喜ばしく思っています。
 また、今年は現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2016」のほか、4月には「G7香川・高松情報通信大臣会合」も本市において開催されました。大臣会合の際に訪れた関係者や瀬戸芸で訪れた外国人など、多くの方々から瀬戸内海の風景や高松の街並み、さらには利便性の高い都市機能といったものに対して賛辞を送って頂き、本市の都市ブランドは、着実に向上してきているものと思っています。
 また、今年は、本市の最上位計画の「第6次高松市総合計画」をスタートさせたほか、広域行政としての枠組みを「瀬戸・高松広域定住自立圏」から「連携中枢都市圏」へと発展的移行を図った年でもありました。
 今回の総合計画では、人口減少、少子・超高齢社会が本格化してくる中で、30年後、50年後の高松市、また、それを中心とした地域が活力を持って持続可能な発展を遂げることができるよう、6つのまちづくりの目標を掲げ、各般の取組を行っています。
 具体的な取組のうち、主なものを挙げると、目標の1つ目「健やかにいきいきと暮らせるまち」に関しては、喫緊の課題である子育て世代への支援を拡充させました。4月から「多子世帯の保育料等の減免措置」を拡充したほか、保健センター内に「子育て世代包括支援センター」を開設しました。
 さらに、6月からは、三世代が同居又は近居する場合の引越費用などを一部助成する「子育て世代親元近居等支援制度」を創設しました。また、11月には、こども未来館を中心として、夢みらい図書館、平和記念館、男女共同参画センターを併設した複合施設「たかまつミライエ」を開館させました。
 また、「にっぽん子育て応援団」が実施した子育て分野におけるアンケート調査等では、子育てしやすいまちとして、本市が主要108自治体中、第2位との高い評価を得ました。「子育てするなら高松市」を掲げ、子育て施策の充実を図っている本市としては、率直に喜ばしく思っています。
 2つ目の目標、「心豊かで未来を築く人を育むまち」に関し、小・中学校関連では、26年度から仮校舎で再開していた男木小・中学校校舎の新築等を終えたほか、栗林小学校の全面改築に着手しています。
 3つ目の目標、「産業の活力と文化の魅力あふれる創造性豊かなまち」に関しては、観光客等の受入環境を強化する観点から、3月にデジタルサイネージを市内5か所に設置したほか、サンポート高松エリアや高松中央商店街等に公衆無線LAN環境「かがわWi-Fi高松」を整備しました。
 また、3月に美術館をリニューアル・オープンしたほか、10月には、姉妹都市であるフランスのトゥール市で開催された「第5回日仏自治体交流会議」に参加するとともに、それに合わせて、玉藻公園、ヴィランドリー城、トゥール市の3庭園間で連携協定を締結しました。
 4つ目の「安全で安心して暮らし続けられるまち」に関しては、防災体制の整備・充実に向け、危機管理センター(仮称)の建設工事を進めたほか、仏生山町に移転予定の新病院の建設工事にも、鋭意取り組んでいます。
 5つ目の「環瀬戸内海圏の中核都市としてふさわしいまち」に関しては、香川県と連携・協調し、国際航空路線の拡充に積極的に取り組みました。7月には、新たに香港線が就航し、当初の3往復が9月からは4往復に、また、ソウル線についても、10月からは週3往復から週5往復に増便となりました。現在、高松空港では、ソウル、上海、台北、香港と、四国では最多となる4つの国際定期路線が運航されています。
 また、公共交通では、三条・太田駅間の「ことでん新駅」の整備に向け、附帯施設や事業スキームを含めた基本計画の下、本格的に事業に着手しました。
 最後に「市民と行政がともに力を発揮できるまち」では、コミュニティの再生や地域振興への取組に機能性と実効性を兼ね備えた組織とするため、市民政策局内に「地域政策部」を4月に新設し、「コミュニティ推進課」と「地域振興課」を設置しました。
 また、地域行政組織の核となる6つの総合センターのうち、来年1月30日に先行して開設する、牟礼、香川、勝賀、国分寺の4つの総合センターについては、現在、改修工事も終え、職員研修を行うなど、オープンに向けた諸準備を進めています。
 以上のように、多くの施策や事業の進捗により、第6次総合計画に掲げる「活力にあふれ 創造性豊かな 瀬戸の都・高松」の実現に向け、着実な一歩が踏み出せた年であったと思います。
 迎える新年も、人口減少社会にあっても活力を失わない持続可能なまちづくりを推進していきたいと思います。

 それでは、題材に入ります。

 1点目は「高松市オリジナル婚姻届とお誕生をお祝いするメッセージカードの配布開始について」です。
 この度、「結婚」という人生の節目を迎えるお二人を祝福するとともに、結婚の記念となる複写式のオリジナル婚姻届を作成しました。
 この婚姻届は、2枚1組となっており、1枚目は市役所への提出用、2枚目は提出した婚姻届の内容の一部が複写される仕組みとなっており、記念用として手元に残しておけるようにしています。
 デザインは、担当課である市民課の若手職員の意見を取り入れ、屋島や栗林公園、そして本年8月に恋愛の聖地「恋する灯台」に認定されたサンポートの「高松港玉藻防波堤灯台(せとしるべ)」のイラストが描かれています。また、結婚するお二人のメッセージなども記載できるようになっています。
 このオリジナル婚姻届は新年、1月4日(水曜日)から市役所1階の市民課及び支所・出張所で配布を開始します。
 また、これに併せて、本庁舎1階に、結婚の記念撮影用のバックパネルを設置したコーナーを設けています。
 このデザインも、若手職員の意見を取り入れ、高松の特産品である盆栽や、屋島、中央商店街などを配置しました。こちらも是非、御利用いただきたいと思います。
 次に、同じく1月4日から、高松市に出生届を提出された方に、誕生をお祝いするメッセージカードを配布します。このカードは、折りたたむと母子健康手帳に挟み込めるサイズとなっており、外側にはオリジナル婚姻届と同じデザインの「せとしるべ」と「屋島」を、内側には、屋島に朝日が昇る写真とともに、私からのお子様の誕生を祝うメッセージを添えています。また、お子様が成長した際、出生の時の思いを伝えられるよう、御家族の方がメッセージを書いたり、写真を貼っていただけるようなレイアウトとしています。
 このようなオリジナルの婚姻届や誕生をお祝いするメッセージカードを通じて、将来にわたり高松市への愛着を持っていただけることを大いに期待しています。

 2点目は「平成28年度コンプライアンスアンケートの結果について」です。
 本市では、本年3月に策定した「新コンプライアンス推進施策」等に基づき、職員の意識改革に努めているところです。この度、職員の意識の変化等を検証するために「コンプライアンスアンケート」を実施し、その結果を取りまとめたので報告します。
 まず、アンケートの実施概要ですが、特別職や他団体等への派遣職員のほか、非常勤嘱託職員等を除いた全職員を対象に、10月25日(火曜日)から11月9日(水曜日)まで実施したもので、回答率は95.1%で、前年の回答率を3.2ポイント上回る結果となっています。
 次に、主な設問に対する回答結果ですが、『問1 職員のコンプライアンス意識』については、91.0%の職員が、「意識が高まった」又は「ある程度高まった」と回答しており、昨年度から3.6ポイント上昇しています。
 『問2 市職員としてのコンプライアンスの理解度』では、91.6%の職員が、「理解している」又は「おおむね理解している」と回答しており、こちらも昨年度に比べ、4.3ポイント上昇しています。
 このほか、問5から問9までの自分自身の職場風土についての設問については、昨年度までの結果と比較して、おおむね肯定的な回答結果となっており、私としては、本市職員のコンプライアンス意識は、徐々にではあるが、着実に向上してきているものと認識しています。
 その一方で、アンケート結果には、現在の不祥事防止策として不十分な取組だとの指摘や、今後、取り入れるべき研修についての意見等もあったことから、これらの意見等も踏まえ、2月下旬を目途に、現行の「新コンプライアンス推進施策」を一部見直すこととしています。
 いずれにしても、コンプライアンスの推進のためには、職員一人一人の意識の一層の向上を図ることが最も肝要であることから、今後とも研修等の充実に努めたいと考えています。

 3点目は「2017年高松市成人式の開催について」です。
 来年1月8日(日曜日)午後1時から、サンポ-ト高松大ホールをメイン会場に、2017年の成人式を開催します。
 今回、対象となる新成人は、平成8年4月2日から平成9年4月1日までに生まれた方で、12月12日現在で4,125人となっています。その内、6割強の約2,600人の出席を見込んでいます。
 今回の成人式のテーマは、「道~未来への歩み~」です。成人式の内容についても、成人式運営スタッフの皆様の協議により決定したもので、オープニングには、「和太鼓集団―MIYABI―」による和太鼓パフォーマンス、その後、祝辞、20歳のメッセージ、また、お祝いメッセージとして、高校時代の恩師や人生の先輩方からの映像をスクリーンで放映する予定となっています。
 また、社会へ貢献する一歩として、成人式当日に「ペットボトルキャップ回収運動」を成人式運営スタッフが中心となって行い、式典で報告することとなっています。
 さらに、昨年に引き続き、商店街とのコラボレーション「新成人歓迎するDAY(でー)」を実施します。この社会貢献活動と商店街コラボレーションの詳しい内容については、本市ホームページに掲載しているほか、新成人に送付した案内状にもチラシを同封し、参加を呼びかけています。
 成人式について取材方、よろしくお願いしたいと思います。
 私の方からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 屋島ドライブウエイの無料化社会実験終了を受けての評価と課題及び今後の対応について

【市 長】
 9月20日から実施していた屋島ドライブウエイ無料化社会実験について、関係機関や地元住民の皆様の御協力をいただく中で、特に大きな事故もなく、無事終了することができたことについて、改めて厚く御礼を申しあげたいと思う。
 まず、実験終了を受けての評価と課題としては、9月は悪天候で出足が鈍かったが、10月以降は天候にも恵まれ、たくさんの方にお越しいただき、結果として過去3年間の平均に比べて1.38倍と、約4割増加する結果となった。
 一方で、山上での滞在時間が短いことや、天気の良い休日には駐車場が不足し、渋滞が発生するなどの課題もみえ始めている。
 ただ、社会実験全体としては、気軽に屋島に訪れていただくための環境づくりとして、確かな手応えを感じている。
 また、来訪者へのアンケート調査結果については、屋島活性化に関する20項目について質問させていただき、回答を得たところである。
 主な回答を紹介すると、まず、来訪目的として最も多かったのが、「屋島寺」で44%、次いで「山上からの景色を楽しみたい」が35%、「新屋島水族館」が22%という結果となった。
 また、実験前の休日と実験中の休日のナンバープレートを調査すると、香川ナンバーの台数・割合が実験前と比べて約2倍となっていた。
 料金に関する質問では、通常時の通行料金630円(普通乗用車)について、83%の方が高いと感じており、実験期間中に徴収した300円の駐車場料金については、「普通である(適当である)」と回答した方が72%となった。
 さらに、屋島再訪に関する御意見では、約70%の方が「また屋島に来たい」と答えるとともに、その条件として、「無料化の継続」や「山上施設の充実」、「イベントの開催」などが上位となった。
 また、無料化継続については、83%の方が「継続してほしい」と回答するなど、無料化を求める声は非常に高いものとなった。
 なお、その他環境調査等の結果も含め、詳細については、のちほどプレスリリースを行う予定としているので御確認いただきたい。
 最後に、今後の見通しについては、12月20日をもって一旦、この無料化実験は終了したが、今回の実験結果について、アンケート調査等を基に今後さらに分析を加え、来年3月に報告させていただきたいと思う。
 また、屋島ドライブウエイ無料化の本格実施の時期等については、分析結果を踏まえ市議会や地元関係者等の御意見等を頂きながら、対応方針を決定したいと考えている。

【記 者】
 屋島ドライブウエイの無料化に向けた今後の進め方について

【市 長】
 関係事業者等との協議と併行しながら、今回のアンケート調査の結果を3月に取りまとめて分析を加えた上で、市議会等の御意見を頂きながら協議を進めていきたい。

【記 者】
 コンプライアンス意識の向上を図るための市の取組について

【市 長】
 研修を中心とした意識啓発が一番大事であると思っている。こういったアンケート調査を実施すること自体も一つの啓発的な意味合いもある。また、全職員を対象に実施しているコンプライアンス研修を必ず1回は受けてもらうこととしているほか、職場内で毎週金曜日をコンプライアンスの日と定めて、コンプライアンスに関連する事案の周知や、課員全員での地方公務員法第30条の唱和など、各課で工夫をしながらコンプライアンスの徹底に関して効果のある取組を行っている。
 こういった取組を継続的に行うことで、少しずつ着実にコンプライアンスの意識が高まってきていると思う。

【記 者】
 オリジナル婚姻届を作成した意図について

【市 長】
 今までは婚姻届や出生届は型通りの様式であったが、高松市としての祝福の意思表示をこのような婚姻届で表すことで、より高松市に愛着を持っていただき、高松への帰省や来訪につながるのではないかと思っている。また、いわゆるシビック・プライド、高松に住むことに対する喜びのようなものを少しでも感じてもらえるようになるのではないかという狙いで、今回、このような婚姻届を導入した。

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