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市長定例記者会見(平成28年9月1日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成28年9月1日(木曜日) 11時30分~11時54分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)平成28年度(27年度決算分)行政評価の結果について
(2)「コンプライアンスハンドブック」の作成について
(3)みんなで支え合う地域づくりフォーラムの開催について
(4)超特小(5リットル相当)の指定収集袋の販売開始について
(5)「第8回街クラシックin高松」の開催について

【市長定例記者会見】平成28年度(27年度決算分)行政評価結果について

【市長定例記者会見】『コンプライアンスハンドブック』を作成しました!

【市長定例記者会見】「みんなで支え合う地域づくりフォーラム~新しい総合事業の実施をチャンスとして~」を開催します!!!

【市長定例記者会見】超特小(5リットル相当)の指定収集袋の販売を開始します

【市長定例記者会見】「第8回街クラシックin高松」を開催します!!

市長説明

 おはようございます。
 市長定例記者会見の題材は5点です。

 1点目は、「平成28年度(27年度決算分)行政評価の結果について」です。

 本市では、効率的・効果的な成果重視の行政運営を推進するため、行政評価を実施しています。この度、平成27年度決算分の行政評価結果を取りまとめましたので、お手元の資料「概要版」に基づき、御説明します。

 まず、行政評価の方法は、第5次高松市総合計画に定める60の施策を対象として、各施策における妥当性、有効性、効率性の3つの視点から施策評価を行っております。施策の評価結果ですが、全体の90.0%の施策が「目標以上に達成できた」、「目標どおり達成できた」、「ある程度達成できた」との評価となっています。一方、成果の達成度が「あまり達成できなかった」という評価が6施策となっています。
 2ページをお願いします。各評価項目の合計得点である総合評価については、全体の80%の施策が「得点64点以上」との評価となっています。一方、「得点64点未満」の評価となっている12施策については、今後、評価向上に向けた更なる取組が必要と考えています。
 次に、3ページです。施策の下層に位置する事務事業の評価結果についてです。昨年度に実施した720の事務事業を対象として、施策評価と同様に、妥当性、有効性、効率性の3つの視点から評価を行っています。全体の88.9%の事務事業が「得点71点以上」という、おおむね良好な評価となっています。
 4ページをお願いします。評価結果を踏まえた「今後の方向性」です。「改善継続」・「縮小」となっている事務事業が全体の6.7%に当たる48事業あります。これらの事業については、より積極的に改善等に取り組む必要があると考えています。
 これらの評価結果を受けた今後の取組ですが、この評価結果や別途実施している市民満足度調査の結果を踏まえ、市民ニーズの把握に努めながら、新しい第6次高松市総合計画に掲げる施策をより効果的に実施できるよう、施策・事業の優先順位や重点配分の決定、継続的な見直しに努めていきたいと考えています。

 2点目は、「「コンプライアンスハンドブック」の作成について」です。

 この度、職員のコンプライアンス意識の一層の向上を図ることを目的として「コンプライアンスハンドブック」を作成しました。
 内容としては、職員が気軽に手に取って見やすくなるよう、できるだけ簡易な文章表現を用いて、全体的にポップで柔らかい雰囲気とする中で、行政問題法律相談や内部公益通報など、本市におけるコンプライアンスの推進に欠かせない制度の紹介や、全国的な不祥事事件等の事例集のほか、本市職員が目指すべきコンプライアンスについての考え方などを掲載しています。
 このハンドブックは、本日、庁内ネットワークを通じて全職員に周知しました。今後、職員にとってのコンプライアンスに関する拠り所、また、意識啓発の資料としてはもとより、職場におけるインシデント解決方策の手引きとして、さらには、研修や職場会議等の資料として活用を図っていきたいと思っています。
 いずれにしても、コンプライアンスの推進については、職員一人一人の意識の一層の向上を図ることが肝要です。今後においても、このハンドブックの活用を含め、本年3月に策定した「新コンプライアンス推進施策」に基づく取組を着実に推進することにより、引き続き、職員一丸となり、コンプライアンスの推進に取り組んでいきたいと考えています。

 3点目は、「みんなで支え合う地域づくりフォーラムの開催について」です。

 このフォーラムは、介護保険制度の改正により創設された、介護予防・日常生活支援総合事業(新しい総合事業)を本年10月から段階的に実施していくことに当たり、事業の意義と本市の取組を報告するとともに、地域みんなで参加して一緒につくる支え合い・助け合いの地域づくりを推進することを目的として開催するものです。
 日時は10月17日(月曜日)午後1時30分から、サンポートホール高松の第1小ホールで行います。
 基調講演は、「地域で助け合いを広める鍵と方策」と題して、公益財団法人さわやか福祉財団会長の、堀田力氏にお願いすることとしています。
 続くパネルディスカッションでは、「みんなで創ろう 助け合い社会」をテーマにして、コーディネーターに、基調講演講師の堀田力氏、パネリストに、庵治地区ネットワーク会議会長の森岡勇氏、社会福祉法人牧羊会の文野真子氏、高松市社会福祉協議会生活支援コーディネーターの岡本英彦氏をお迎えし、私もパネリストとして参加し、議論を進めることとしています。
 入場料は無料ですが、事前の申込みが必要となります。先着300人となっていますので、是非、多くの皆様に参加していただきたいと思います。

 4点目は、「超特小(5リットル相当)の指定収集袋の販売開始について」です。

 本市では、より一層のごみの減量と資源化などを目的として、平成16年10月から、定期収集家庭ごみのうち「燃やせるごみ」と「破砕ごみ」の収集を有料化し、処理手数料の収納のために、大・中・小・特小の4種類の有料指定収集袋を販売しています。
 この度、現行でもっとも小さい10リットル相当の袋「特小」の半分程度になる5リットル相当の有料指定収集袋を新たに導入し、「超特小」という名称で、10月1日から、市内の特販店約570店舗において、10枚入り1組51円で、販売を開始します。このサイズの指定収集袋の導入は、家庭ごみの有料化を導入している中核市13市の中で5番目、県内では初めてとなります。
 「超特小」袋を導入する理由は、高齢の単身世帯など、ごみの排出量が少ない世帯を念頭に、現行より更に小さい袋の導入を求める市民等からの意見があったことや、高齢者等の市民へのニーズ調査の結果、このような袋が3人に1人が必要であるとの回答だったこと、また、今後、高齢化率の上昇に伴い、ごみの排出量が少ない高齢の単独世帯がさらに増加し、より小さいサイズへの袋のニーズが高まると見込まれることからです。
 市民の皆様には、広報たかまつ9月15日号や、市のホームページ等でお知らせするほか、コミュニティ協議会、自治会、衛生組合等を通じて周知を行うことにしています。
 この超特小のごみ袋の導入により、市民の皆様の利便性の向上はもとより、一層のごみの減量・資源化に向け、市民意識が向上することを期待しています。

 5点目は、「「第8回街クラシックin高松」の開催について」です。

 「第8回街クラシックin高松」は、広く市民の文化芸術への関心を高め、本市の目指す文化芸術都市「アート・シティ高松」の実現と中心市街地のにぎわいづくりのために開催するものです。本市を拠点に活動している、「瀬戸フィルハーモニー交響楽団」が定番のクラシックを始め、ポピュラー音楽などを街角で演奏するイベントです。
 昨年は全体で約3,300名の多くの来場者を迎えて、「音楽」の持つ自由な交流の楽しさ、音楽の喜びを高松の街中で展開し、にぎわいづくりにも大きく貢献したものと考えています。
 今年のイベントは、9月17日(土曜日)を皮切りにスタートします。18日(日曜日)には、スペシャルアクトとして、皆様が驚くようなイベントを企画しています。どうぞ楽しみにしていただければと思います。このスペシャルアクトについては、後日、改めて担当課より発表する予定です。
 そして、最終日9月25日(日曜日)には、壱番街前のドーム広場において、第2回高松国際ピアノコンクールファイナリストの、マリアンナ・プリヴァルスカヤさん(スペイン)を迎えて、オーケストラ公演を行うことにしています。
 華やかなイベントになると思いますので、是非、多くの方々に御来場いただきたいと思います。

 私の方からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 高松空港発着の国際線就航による高松市への波及効果などについて

【市 長】
 高松空港の国際路線については、ソウル線・上海線・台北線に加えて、本年7月6日から香港線が新たに就航するなど、ネットワークの拡充が図られている。
 香港線の就航は今年7月からのため実績がないが、昨年までの3路線(ソウル線・上海線・台北線)の外国人の利用者数を見てみると、24年度が約26,000人、25年度が約48,000人、26年度が約81,000人、昨年度27年度が約115,000人と飛躍的に増加している。
 本市として、これらの状況の変化による具体的な経済効果は試算していないが、百十四経済研究所が、先月の調査月報において、7月から就航している「高松・香港線」の経済効果を1人当たりの観光消費額を31,209(円/人)とした場合、年間約10億円に上るという調査結果を公表している。
 この結果をベースに、27年度の利用者実績である、115,000人の7割方の人が、1人当たり約30,000円の経済効果があると見込むと、単純計算だが、県全体で約24億円程度の経済効果をもたらしているということが推測できる。これは相当の経済効果があると考えている。
 また、このようなインバウンド需要により、県内旅館やホテル企業の増収や、交流人口の拡大による活性化が図られるとともに、瀬戸内国際芸術祭の開催も相まって、外国のインバウンド客の口コミ等による都市ブランドイメージの向上なども広がり、相乗的な効果としてつながっていると思う。このようなことから、相当な波及効果があるものと考えている。

【記 者】
 高松空港の民営化の動きについて

【市 長】
 高松空港の運営に関する民間委託は、航空管制を除く、空港全体の管理・運営を民間事業者が一体的に担い、施設の効率的・効果的な活用を図ろうとするものである。民間のノウハウを生かして利便性の向上はもとより、交流人口の拡大による地域の活性化なども期待されている。
 民間委託については、実施主体である国が進めていくことになるが、平成30年4月頃からの運営の民間委託を行うことを目指し、本年7月に、事業の概要等を定めた「実施方針」が公表されている。
 本市としては、高松空港の運営事業者として、十分な資格と能力を有するような適格な事業者が選定され、空港をより有効活用することにより、交流人口の一層の拡大に、地元自治体や地域と一体となって取り組んでいただくことを期待しているところである。そして、高松空港が中・四国の重要なゲートウェイへと、更に飛躍・発展できるよう、香川県との連携を図りながら、運営の民間委託に取り組んでいきたいと考えている。

【記 者】
 高松市の中枢拠点性を高める上での、行政評価結果の受け止めについて

【市 長】
 第5次高松市総合計画のまちづくりの目標の一つとして、「道州制時代に中枢拠点性を担えるまち」を掲げて、人口減少、超高齢社会の到来といった厳しい状況の中で、まちをコンパクトに集約しながらその拠点性を高めるための各施策を設定している。この方向性は、都市計画マスタープラン等でも位置づけ、施策を定めているが、現実のまちづくりにおいて、すぐに実現するものではない。まちには拡散した状況が残っているが、今後は公共交通の充実や、国で制度化された立地適正化計画などで、更に新たな施策を行いながら、中枢拠点性の向上や、まちの活力を維持発揮できるようなまちづくりも進めていきたい。すぐに結果が出るものではないため、目標を持って進めていく必要があるものと考えている。

【記 者】
 コンプライアンスハンドブックを作成した経緯と、これまで行ってきた職員に対するコンプライアンスの周知について

【市 長】
 コンプライアンスハンドブックは、若手職員等で議論し、とりまとめた新コンプライアンス推進施策に掲げる取組の一つとして作成した。コンプライアンスを各職員に認識してもらうための方策として考えた意見が具現化したものである。
 コンプライアンスの推進については、不祥事が度重なった4、5年前から、様々な形で職員の意識改革、コンプライアンス意識の醸成を行ってきている。基本的には、綱紀粛正の通知文による意識改革、意識の醸成を積み重ねてきた。このハンドブックのように、コンプライアンスに関して様々な内容をまとめたものは、今回初めての新しい試みである。内容はできるだけ分かりやすく、若手職員等を中心にまとめており、今後はこのハンドブックを有効に活用し、不祥事の撲滅につなげていくことが何よりも大事だと考えている。
 特に各組織・所属での活用について、本日の局長会議でも周知徹底を図ったところである。

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