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市長定例記者会見(平成28年7月26日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成28年7月26日(木曜日) 11時30分~11時57分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)平成27年度決算見込みの概要について
(2)我が家の水がめづくり「巧水(たくみ)キャンペーン2016」の実施について
(3)たかまつユニバーサルデザインアイデアコンテストの実施について
(4)第10次高松市交通安全計画(平成28年度~32年度)について
(5)第51回さぬき高松まつりの開催について

【市長定例記者会見】平成27年度決算見込みの概要について

【市長定例記者会見】我が家の水がめづくり「巧水(たくみ)キャンペーン2016」水を巧みに使い 水を大切にする わたしの巧水川柳を募集します。

【市長定例記者会見】たかまつユニバーサルデザイン アイデアコンテストを実施します!

【市長定例記者会見】第10次高松市交通安全計画(平成28年度~32年度)を作成しました。

【市長定例記者会見】「第51回さぬき高松まつり」~開催迫る!~

市長説明

 市長定例記者会見の題材は5点です。

 1点目は、「平成27年度決算見込みの概要について」です。

 平成27年度は、本市の「第5次高松市総合計画」の最終年度でした。また、「たかまつ人口ビジョン」と、それに基づく「たかまつ創生総合戦略」を10月に策定し、これらの計画に掲げた施策の実現を目指して、「コミュニティの再生」や「子ども・子育て」、「創造都市」、「教育」などの分野で事業を進めた年でありました。
 27年度に取り組んだ主な事業ですが、まず「コミュニティの再生」では、コミュニティセンターの改築等を実施しました。
 次に、「子ども・子育て」では、子ども・子育て支援新制度に基づき、教育・保育の充実を図ったほか、子ども医療費助成制度においては対象年齢の引き上げ等の制度の拡充を行いました。
 次に、「創造都市」では、高松城跡・玉藻公園が開園60周年を迎えたことを記念するイベントの実施のほか、高松市美術館が改修工事等を終え、リニューアルオープンをしました。
 次に、「教育」では、男木地区の小・中学校の再開に伴う校舎等の整備のほか、学校教育の充実を図るため、図書館指導員や、中学校にスクールソーシャルワーカーなどを増員しています。
 そのほか、「瓦町FLAG」がリニューアルオープンしたことに合わせて、8階に「市民交流プラザIKODE瓦町」を10月に開設し、公共サービスの充実や利便性の向上とともに、にぎわいの創出を図ったところです。
 続いては、決算見込みについてです。詳細については、市長定例記者会見終了後、財政局から資料を提供し、説明しますので、私からは、概略を説明します。
 まず、資料1ページ、一般会計については、収入済額約1,634億円、支出済額約1,568億円で、差引形式収支約67億円です。この形式収支から、翌年度への繰越事業に対する特定財源約18億円を差し引いた実質収支は、約49億円の黒字となっています。
 この実質収支の2分の1を下らない額を、法令等により基金に積み立てるということになっていますので、25億円を財政調整基金に積み立てています。
 次に、一般会計決算の特徴は、歳入・歳出ともに過去最大規模で、3年連続の増となっています。
 実質収支は、先ほども申しあげたように約49億円で、26年度に比べ、約11億円の増です。単年度収支としては、3年ぶりの黒字となっています。
 次に、資料2ページ(款別)の歳入です。主なものとして、地方消費税交付金が対前年約35億円の増となっています。しかし、歳入の根幹をなす市税収入自体は、税制改正の影響等もあり、約8億円の減、地方交付税についても、約12億円の減となっています。
 次に、資料4ページ(性質別)の歳出です。増加した主なものは、人件費が減額措置の終了や退職手当の増などにより、約21億円の増、扶助費については、子ども医療費助成制度の拡充などにより、約14億円の増、建設事業費については、美術館改修事業や屋島陸上競技場整備事業により、約23億円の増となっています。
 また、減少した主なものは、積立金が、基金積立金の減により、約19億円減少しています。
 資料6ページの市債残高の推移です。地方交付税の肩代わりである、臨時財政対策債を除いた市債残高は、27年度末で、約869億円となり、前年度末に比べ、約7億円の増で、6年ぶりに増加しています。
また、資料7ページの基金現在高の推移です。決算剰余金の積立などにより、財源対策基金全体の合計は、27年度末で、約209億円となり、前年度末に比べ、約18億円の減となっています。
 資料8ページから11ページでは、自主財源比率やプライマリーバランス、また、経常収支比率などの状況をグラフ化しています。御確認ください。
 以上、27年度決算の概況を説明しましたが、私としては、これまでの行財政改革の推進による財政運営をしっかりと行ってきた結果、プライマリーバランスについて、12年連続で黒字を堅持できているほか、単年度収支は、3年ぶりに黒字となったことから、本市財政の健全性は、現時点では、一定程度確保されているものと認識しています。
 しかし、職員給与費の増や、子ども医療費助成制度の拡大による扶助費等の増、高齢化等による国民健康保険事業や介護保険事業の特別会計への繰出金の増加などにより、経常収支比率が上昇しています。また、市債残高につきましても、6年ぶりに増加しており、今後も大型建設事業の進捗の本格化が予定されていることから、増加することが見込まれている状況です。さらに、歳入では、地方交付税の市町村合併による特例算定が、段階的に廃止されるため、今後の財政運営は、更に厳しいものとならざるを得ないと推測しています。
 従って、今後とも、中長期的な見通しをしっかりと立てながら、より慎重な財政運営を行うことにより、将来にわたり持続可能な健全財政の確立に、鋭意努めていきたいと思っています。

 2点目は「我が家の水がめづくり「巧水(たくみ)キャンペーン2016」の実施について」です。

 本市では、平成21年度から、特に水の使用量が多くなるこの夏場において、節水及び節水意識の高揚を図るため、節水に関する事業や啓発活動等を行う「我が家の水がめづくり」事業を実施しています。
 この事業の一環として、毎年、節水キャンペーンを実施しています。平成24年度からは、渇水などのマイナスイメージを連想させる「節水」という表現を改め、「水を巧妙に使う」という意味で、「巧水(たくみ)」という造語を使って、「水を巧みに使い大切にする高松」というイメージの定着を図るため、「巧水(たくみ)キャンペーン」という名称で実施しています。
 今回の「巧水(たくみ)キャンペーン2016」の内容は、昨年度に引き続き、「巧水(たくみ)川柳」の募集を行います。家庭や事業所で、水の有効活用や水質保全の取組、災害への備えなどについて、自ら実践していることや、みんなに水を大切に使ってもらいたいという願いを川柳に込めていただき、「巧水(たくみ)川柳」として市民の皆さんに応募いただくものです。
 応募いただいた方には、参加賞として、我が家の水がめづくりキャラクター「タメット」を用いた巧水(たくみ)啓発グッズを差しあげます。また、優秀な作品には、巧水(たくみ)賞やタメット賞として、各種賞品を贈呈することとしています。応募期間は、水の日である8月1日(月曜日)から9月16日(金曜日)までの、夏休みを含む期間としていますので、小・中学生の皆さんを始め、市内に在住、又は、通勤・通学している多くの方の応募をお待ちしています。

 3点目は、「たかまつユニバーサルデザインアイデアコンテストの実施」です。

 本市では、一人一人の多様性が尊重され、障がいの有無や年齢にかかわらず、誰もが快適に生活できるような、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れたまちづくりを推進しているところです。
 この取組の一環として、ユニバーサルデザインに関するアイデアを募集し、市民の関心を高め、ユニバーサルデザインの考え方について普及啓発を図るため、「たかまつユニバーサルデザインアイデアコンテスト」を実施します。
 対象は、小・中学生の部が市内の小・中学生、一般の部が市内に在住又は、通勤・通学している高校生以上の人です。
 募集内容は、例えば、「誰もが使いやすい日用品や文房具のアイデア」、「建物や乗り物が利用しやすくなるアイデア」、「年齢や言語の違いなどにかかわらず、情報が伝わりやすくなるアイデア」など、身近な暮らしの中にあるものに、ユニバーサルデザインを取り入れることで、誰もが使いやすくなるようなアイデアを募集します。
 入賞作品は、ホームページ等で公表するとともに、入賞者には、賞状・記念品を贈呈します。
 応募期間は8月1日(月曜日)から9月16日(金曜日)までです。応募作品は自ら考えたもので、未発表のものに限ります。多くの皆様の応募を期待しています。

 4点目は、「第10次高松市交通安全計画(平成28年度~32年度)について」です。

 本市では、交通安全政策の総合的かつ計画的な推進を図るため、交通安全対策基本法に基づき、昭和46年度以降、9次に渡る交通安全計画を作成しています。
 しかしながら、未だに人口10万人当たりの交通事故死亡者数が全国平均を上回るなど、依然として、厳しい交通情勢が続いており、今回、平成28年度から32年度までの5年間に講ずべき交通安全に関する施策の大綱を定めた「第10次高松市交通安全計画」を策定しました。
 今回の計画では、特に「高齢者交通事故防止対策の推進」と「総合的な自転車利用環境の充実」の2つを本市独自の対策の柱として盛り込み、重点的に取り組むこととしています。
 今後は、本計画に基づき、警察等関係機関との連携を密にし、交通事故防止・抑止に一層取り組んでいきたいと考えています。市民の皆様においても交通ルールを遵守していただき、交通事故防止に御理解と御協力をお願いします。
 また、現在、実施しています65歳以上の高齢者の運転免許証自主返納促進制度、これは運転免許証を自主返納した際に、1万円分の「シニアIruCaカード」または「ICOCAカード」を交付する事業でございますが、この制度の内容等について、今後見直すべきかどうかということも含め、65歳以上の市民、約2,000人を対象としたアンケート調査を実施します。
 今後はアンケート調査等の結果も踏まえ、更に実効性のある交通安全対策を講じていきたいと考えています。

 5点目は、「第51回さぬき高松まつりの開催について」です。

 私も今年のTシャツを着ていますが、8月12日(金曜日)から14日(日曜日)まで、高松の夏の風物詩「第51回さぬき高松まつり」を華やかに開催します。
 まず、12日(金曜日)から14日(日曜日)まで中央公園において、多彩なステージイベントを開催します。昨年に引き続き、今年もオープニングで「正調一合まいた」の輪踊りを行います。昔の「一合まいた」の音楽に合わせ、ゆったりとした和踊りを行います。また、ステージでは、モンスターエンジンとピスタチオによる「よしもとお笑いライブ」やアニメ歌手で、ポケモンシリーズの歌で脚光を浴びている、松本 梨香さんのステージを予定しています。
 13日(土曜日)の花火大会「どんどん高松」では、今年は「高松散策」をテーマに、約8,000発の花火が夜空に輝く予定です。
 打ち上げ場所は、昨年と同じく今年もサンポート高松北沖合海上です。観覧場所であるサンポート高松から打ち上げ場所までの距離が大変近いことから、迫力ある花火が今年も楽しめるものと思います。
 14日(日曜日)は、中央通りと中央公園メインステージで開催される「総おどり」です。今年のテーマは、「喜舞笑舞(きまい わらいまい)~ココロおどるSETOUCHI 2016~」で、総勢3,700名の方が参加する予定です。交通規制は、午後6時20分から9時までを予定しています。市民の皆様には御不便をおかけしますが、御協力のほどよろしくお願いします。
 今年も、楽しく安全に「さぬき高松まつり」を盛大に開催したいと思っています。

 私の方からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 朝型勤務の実施状況について

【市 長】
 国の呼びかけにより、「夏の生活スタイル変革」いわゆる「ゆう活」と言われている朝型勤務を、昨年度は総務局における実証実験ということで実施した。それを踏まえ、本年度も国からの要請があったことから、7月から8月末までの2か月の間、対象を全職員に拡大して、実施可能な所属において試行的に実施している。
 現在の予定では、上下水道局を除く全89課のうち41課、約400人の職員が朝型勤務を実施することになっている。
 また、昨年の実証実験では、「定時退庁の意識をもって効率よく仕事ができた」、「家族との時間が増え、家族からも好評だった」などの肯定的な意見があった反面、「家族の生活リズムは変わっていないため、結果として睡眠時間が短くなった」、「業務の都合上、朝型勤務をしても、定時退庁ができなかった」といった意見もあった。今回の所属へのアンケートにおいても、「担当業務により、職場内で時間的な不均衡が生じる」、「非常勤職員も含めた勤務体制を考える必要がある」などの問題点も挙げられている。
 私としては、朝型勤務の実施自体は、夕方の時間を有効に活用することでワークライフバランスの推進が図れるなどの意義があると考えており、先ほど申しあげた問題点やデメリットなども考慮しながら、本年度も試行実施としたところである。本年度の実施結果等も踏まえ、来年度以降の本格実施について検討をしていきたいと思っている。

【記 者】
 最近流行の「ポケモンGO」について

【市 長】
 「ポケモンGO」については、アメリカで先行配信され社会現象となるなど話題になっており、日本でも先日から配信が開始されている。話題性のあるものだけに、私もインストールした。実験的にやってみようとしたが、ポケモンを捕まえるまではうまくできなかった。それ以降は少し試しただけでほとんどやっていない。報道等にあるとおり、外で行うゲームということで、歩きながらスマホを操作することにより、周辺の迷惑や交通事故のほか、特に、子どもたちが夢中になって犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性も指摘されており、社会的なルールの確立などが必要ではないかと思っている。
 本市としては、まず職員に対し、人事課長から、公務員として勤務時間中は当然であるが、それ以外においても、市民の疑惑や不信を招く行動は現に慎むように注意喚起を行っている。また、教育委員会において、市立の小・中学校と、高校に向けて、登校日や補習等の機会を活用し、児童・生徒や保護者等へ「ポケモンGO」等のゲームの取扱い等について注意喚起を行うよう依頼している。
 また、今後、市立の公共施設にも注意喚起のチラシを配布するなど、広く市民の皆様に事件事故等が起こらないような対応を協議している。ただ、ゲーム自体は発展可能性があり、特に観光振興では、市内の素晴らしいものや場所の発見につながる。また、外に出て歩くことにもつながり、健康増進への可能性があるゲームではないかと思っている。このようなことからも適切なルールを確立した上で、有効な活用について検討していきたいと思っている。

【記 者】
 さぬき高松まつりにおける「ポケモンGO」による「歩きスマホ」等の規制について

【市 長】
 注意喚起は行わなければならないと思っている。大勢の人が集まるだけでなく、海の近くでもあることから、不慮の事故が起こらないよう、基本的には規制する方向で、注意喚起を呼び掛けていきたい。
 内閣のサイバーセキュリティーセンターの方からかなり分かりやすいチラシも出ており、そういうものを活用しながら、市民に広く呼び掛けたいと思っている。

【記 者】
 バドミントン女子ダブルス日本代表の高橋・松友組(タカマツペア)を応援するようになった経緯とオリンピックに向けてのエール

【市 長】
 バドミントン女子ダブルスの、高橋選手、松友選手のペアは、略称として「タカマツペア」と呼ばれており、2年前くらいから世界大会や全国大会などで活躍されていることを耳にするようになり、「タカマツ」の名前が同じであることなどから、高松市としても応援したいということで、優勝時などに祝電を送っている。このような交流から、「タカマツペア」の2人が優勝インタビューなどで、「優勝したら何かいいことありますか」との質問に、「高松市長から電報が来ます」というような発言をテレビでしていただくことなどがあった。その後、若干やりとりがあり、タカマツペアからサイン入りのユニフォームを送っていただいている。リオデジャネイロのオリンピック出場決定時には、お祝いに、2人も好きだと言っていただいている、さぬきうどんを贈った。「これで元気をつけて、是非ともメダルを取ってほしい。できれば金メダルを取ってほしい。」という手紙も添えている。
 是非ともオリンピックでの活躍を期待し、応援をしたいと思っている。

【記 者】
 高橋・松友組がリオデジャネイロオリンピックで、結果を出した場合の対応について

【市 長】
 優勝候補とも言われており、結果によっては祝意を何らかの形で伝えたいと思っている。

【記 者】
 全国高等学校野球選手権香川大会決勝戦について

【市 長】
 高松商業が準決勝までは圧倒的強さで勝ち進んでいたことから、優勝し、甲子園に行ってほしいという期待が高まっていた。結果として5対1で惜敗し、高松市の高校が甲子園に出られないことになり残念に思っている。県の代表は、尽誠学園となったわけだが、高松商業の分も含めて頑張ってほしいと思っている。

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