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市長定例記者会見(平成28年3月25日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成28年3月25日(金曜日) 11時30分~11時54分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)マイナンバーカード受取窓口の拡充について
(2)「バス案内表示板」の運用に伴うオープニング式典及びまちなかループバスの新車両お披露目式典について
(3)「新コンプライアンス推進施策」の策定について
(4)「職員みんなで 仕事と家庭の両立 サポートプラン」の策定について
(5)子育て支援推進のための新たな取組について
(6)自殺対策の推進について
(7)ICT環境の整備による、国内外からの来訪者のおもてなしについて
(8)バーチャル高松城AR・VRアプリ配信開始について
(9)本市教育に関する「大綱」(第2期高松市教育振興基本計画)について

【市長定例記者会見】支所でも受け取り可能に!マイナンバーカードの受取窓口が拡大します。

【市長定例記者会見】「バス案内表示板」の運用に伴うオープニング式典及びまちなかループバスの新車両お披露目式典について

【市長定例記者会見】『新コンプライアンス推進施策』の策定について

【市長定例記者会見】『職員みんなで 仕事と家庭の両立 サポートプラン ~高松市職員活躍推進行動計画~』を策定しました。

【市長定例記者会見】子育て支援推進のための新たな取組について

【市長定例記者会見】「自殺対策の推進について」

【市長定例記者会見】ICT環境を整え、国内外からの来訪者をおもてなし~「かがわWi-Fi高松」「観光情報発信用デジタルサイネージ」を整備~

【市長定例記者会見】四国最大の天守、現る?!バーチャル高松城AR・VRアプリ間もなく配信開始!

【市長定例記者会見】本市教育に関する「大綱」(第2期高松市教育振興基本計画)について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。

 題材に先立ちまして、本日、平成28年4月1日付けで実施します職員人事異動の内示を行いましたので、概要についてお話させていただきます。
 異動の内容等につきましては、「職員人事異動広報」でお配りしているとおりでございます。また、詳細につきましては、午後1時30分から人事課が発表しますので、私からは簡単に、今回の特色等についてお話をさせていただきます。
 今回の人事異動の特色といたしまして、先日公表いたしました、コミュニティの再生や地域振興に取り組む機能性と実効性を兼ね備えた組織をつくるため、市民政策局内に「地域政策部」を新たに設置し、部内に「コミュニティ推進課」と「地域振興課」の2課を新たに設置しております。
 また、ファシリティマネジメントの取組を、円滑かつ強力に推進していくため、財産経営課内に「ファシリティマネジメント推進室」を新設するなど、喫緊の行政課題にそれぞれ対応するための行政組織の見直しを行ったところでございます。また、今年11月にオープン予定の「こども未来館」の円滑な事業運営が行えるよう、係を設置することしております。そのような形で組織再編や職員配置を行ったことがあげられます。
 このほか、県との人事交流として、「創造都市推進局長」及び「農林水産課長」に香川県職員を迎え入れ、本市から次長級職員を香川県に派遣することといたしております。引き続き、香川県との相互人事交流を継続いたしまして、より一層、相互協力と連携強化を図っていくこととしております。
 また、女性職員の登用につきまして、創造都市推進局参事(産業・観光政策担当)【局長級】に新たに女性職員を登用いたしております。また、新たに課長級ポストへ4人の女性職員を配置しており、女性管理職の数は、全体で昨年よりも5人多い、105人といたしたところでございます。全体の管理職に占める女性職員の割合は、20.8%で、過去最高になるものでございます。
 異動方針や主なポイントなど、詳細につきましては、先ほど言いましたように、午後1時30分からの人事課の方から発表をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。

 それでは、題材に入らさせていただきます。

 まず、1点目でございますが、「マイナンバーカード受取窓口の拡充について」でございます。
 本市では、1月から、マイナンバーカードの交付を開始しておりますが、4月19日(火曜日)から、受取窓口を、既に開設しております市役所13階と瓦町の市民サービスセンターに加え、塩江・牟礼・庵治・香川・香南・国分寺・山田の7つの支所に開設いたします。
 開設時間は、平日の午前9時から正午までと午後1時から午後5時までございます。
 なお、個人番号カードの受取には、必ず事前予約が必要になります。その場合、カードができた方には、市の方から「交付通知書」を郵送でお送りいたしますので、「交付通知書」が届きましたら、受取希望日時と場所を御予約の上、交付を受けていただきたいと思っております。
 また、これまで市役所1階市民課に設置しておりました、通知カード受取窓口は、4月18日(月曜日)から、市役所13階に移設することとしておりますので、よろしくお願いをいたします。

 2点目は、「「バス案内表示板」の運用に伴うオープニング式典及びまちなかループバスの新車両お披露目式典について」でございます。
 まず、「バス案内表示板」でございますが、JR高松駅バスターミナルから各方面へ多くの路線バスが運行されておりますことから、そのバスの利便性の向上と利用促進を図ろうということで、香川県バス協会と協力をいたしまして、電光の案内表示板を設置し、分かりやすく情報を提供することとしたところでございます。
 案内表示板は、JR高松駅構内のコンコースと、駅前広場のバス案内所前に、合計2基を設置いたします。案内表示板には、各バス路線の行先、のりば、広域路線図などを表示します。また、便数の多い中心市街地のルートにつきましては、5方向に色分けし、先発・次発ごとに、のりば、発車時刻などを視覚的に分かりやすく表示をすることとしております。また、外国人観光客に配慮して、英語、中国(繁体・簡体)、韓国語、フランス語の外国語表記にも対応することとしております。
 これら案内表示板につきましては、来週の31日(木曜日)午前11時から、駅前広場のバスターミナル前におきまして、オープニング式典を執り行う予定でございます。

 次に、「まちなかループバスの新車両お披露目式典について」でございます。
まちなかループバスは、御承知の通り、昨年10月から、既存の3つのバス路線を統合し、丸亀町商店街振興組合と、ことでんバス株式会社が、共同で運行を開始しております。この度、国の補助事業を活用し、本市も一定の支援を行う中で、ノンステップ車両への更新準備の準備が整いましたので、31日(木曜日)正午から、丸亀町商店街振興組合の主催により、壱番街前ドーム広場において、新車両のお披露目を行うものでございます。
 これらは、いずれも公共交通の利便性を高め、利用促進を図ることを目的に、交通事業者、行政、商店街という事業者が役割を分担・協力しながら、実現に至ったものでございます。取材の方、よろしくお願いをいたします。

 3点目は、「「新コンプライアンス推進施策」の策定について」でございます。
 本市では、26年11月に、若手職員で構成するコンプライアンス推進チームから提出された提言などを基に、「コンプライアンス推進施策」を策定をいたしております。
 現在、この施策に基づきまして、各種の取組を進めておりますが、今回、新たに、来年度からの取組を示した「新コンプライアンス推進施策」を策定をしたところでございます。新たな取組といたしましては、必携マニュアルとしての「コンプライアンスハンドブック」の作成や、正規職員に加え、非常勤嘱託職員にもコンプライアンスを徹底してもらうための、「コンプライアンス研修」などを実施する予定としております。
 28年度以降、各取組を本格的に実施をしていくということでございますが、今後も、この「新コンプライアンス推進施策」を着実に実施しながら、私自身が先頭に立ち、全職員が一丸となって、市民の信頼回復のため、不祥事の撲滅に鋭意取り組んでまいりたいと考えております。

 4点目は、「「職員みんなで仕事と家庭の両立サポートプラン」の策定について」でございます。
 昨年8月に、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」が成立しております。その中で、地方公共団体に、特定事業主行動計画の策定が義務付けられております。
 これを受けまして、本市におきましては、男女を問わず、全職員が更に活躍できるような職場を目指しますとともに、働き方の見直しや意識改革などを総合的、計画的に推進するため、「職員みんなで 仕事と家庭の両立 サポートプラン ~高松市職員活躍推進行動計画~」を策定したものでございます。
 計画期間は、5年間でございます。具体的には、職員全体に占める女性職員の割合が、増加傾向にある一方で、男性職員の育児休業取得率は、1%前後と極めて低い状況にございます。さらには、大きな課題として、昇任試験の有資格者の受験率が年々下がっております。このような状況を踏まえ、今後5年間におきまして、昇任試験の積極的な受験、女性管理職員の登用、男性職員の育児休業取得、全体としての時間外勤務の削減などを推進していこうと、それぞれに取組目標等を掲げて実施をしてまいりたいと思っております。
 今後、働き方に対する意識改革や、ワークライフバランスの推進といったことを、市役所で率先して自ら進めていくものでございますので、よろしくお願いしたいと存じます。

 5点目は、「子育て支援推進のための新たな取組について」でございます。
 まず、高松市子育て世代包括支援センターの設置についてでございます。
 本市では、妊娠期から子育て期まで、切れ目ない相談支援事業を実施するために、ワンストップの総合相談拠点となります「高松市子育て世代包括支援センター」を4月1日から、桜町の高松市保健センタ―内に設置することとしております。
 この子育て世代包括支援センターでは、保健師等の専門職である母子保健コーディネーターを中心として、全ての妊産婦等の状況を継続的に把握し、必要に応じて支援プランを策定するなど、迅速な支援につなげていくこととしております。
 具体的には、妊娠期から子育て期にわたる心配事や健康などの相談を受けるとともに、早急な支援が必要な場合には、家庭訪問等も行うこととしております。また、継続的な支援が必要な方には、個別の支援プランを策定し、面接や訪問等を実施するとともに、医療機関や関係機関と連携を図りながら、包括的に支援していくことといたしております。
 また、4月1日(金曜日)からは桜町に一か所ですが、29年1月以降におきましては、新しくできる総合センターの開設に合わせて、そちらにも設置をしていく予定としております。

 次に、「「子育てするなら高松市」市外向け情報誌の発行等について」でございます。
 本市では、移住先を選ぶ際に、「子育てするなら高松市」と思っていただけるよう、高松市の魅力発信、PRをしてまいりたいと思っているところでございます。その一つとして、市外向けの情報誌を作成したものでございます。
 掲載内容は、「街」と「自然」の2つのトピックに分けて本市を紹介しておりますほか、第2子以降幼稚園・保育所等利用料無料化事業を実施していることや、地域子育て支援拠点事業については、45中核市中、実施箇所数が全国第2位であるといったことなどを紹介しております。それだけ子育て支援制度が充実をしているといったようなことをPRしているところでございます。また、本市に移住された子育て家庭に、移住のきっかけや子育て環境等について伺った感想をインタビュー記事で掲載をしております。
 合わせまして、この情報誌の内容を広く発信するため、「子育てするなら高松市」をテーマとしたサイトを立ち上げ、インターネット上で本日から公開をいたしているところでございます。
 今後とも、「子育てするなら高松市」と言えるような施策の充実を図るとともに、広くPRをしていきながら、地方創生につなげていきたいと思っております。

 6点目は、「自殺対策の推進について」でございます。
 全国の自殺者数は、平成15年の約3万4千人をピークとして、減少傾向になっていますが、27年の暫定値におきましても、約2万4千人と、依然として多くの方が自殺をされています。本市におきましても、昨年でございますが、56人と、前年に比べ11人減少してきておりますが、まだまだ多くの方が自殺をされているところでございます。
 こうした状況から、本市では、新たに2つの事業を実施することとしております。

 まず、1つ目が「こころの体温計の導入について」でございます。
 4月1日から、携帯電話、スマートフォン、パソコンを使って、簡単にメンタルヘルスチェックができるシステム「こころの体温計」のサービスを開始いたします。
 このシステムは、ゲーム感覚で質問に答えながら、自分のこころの状況、ストレス状況や落ち込み具合など、利用者自身の心理的状況を視覚的に確認することができるものでございます。気軽に、メンタルチェックができることに加え、それに応じて、相談窓口等のリンク先も同時に表示されるとこととなっております。
 このような民間企業等が開発したシステムを使って、こころのストレスをセルフチェックできる仕組みを導入した自治体は、香川県内では本市が初めてとなります。いろいろな形で御活用いただければと思っております。

 2つ目は、「高松市若年層ひきこもり相談窓口の設置について」でございます。
 本市におきましては、こころの健康相談とともに、今年度から「ひきこもりサポーター派遣事業」を実施しております。この対策を更に充実させるために、本年4月から、特定非営利活動法人KHJ香川県オリーブの会の協力を得まして、「若年層ひきこもり相談窓口」を設置いたします。
 窓口の開設は、毎月第1から第4土曜日の午前9時から午後4時となっております。対象者は、40歳未満のひきこもり状態の方とその御家族でございます。
ひきこもり状態から、一人でも多くの方が早期脱却できるように、支援してまいりたいと思っております。

 7点目は、「ICT環境の整備による、国内外からの来訪者のおもてなしについて」でございます。
 4月29日(金曜日)、30日(土曜日)に開催されるG7香川・高松情報通信大臣会合に合わせまして、ICT環境の整備を鋭意進めているところでございます。

 まず、「かがわWi-Fi高松」についてでございます。
 すでに、資料提供をさせていただいておりますが、今月の19日から、高松中央商店街のアーケード街を始め、サンポート高松などにおきまして、無料かつ利用回数無制限の公衆無線LANサービス「かがわWi-Fi高松」の提供を開始をしているところでございます。
 これまでにない広いエリアをカバーする、この「かがわWi-Fi高松」は、12の言語に対応しております。1回の接続は30分ですが、接続回数を更新すれば無制限で利用できるものとなっております。
 また、本市の観光拠点である屋島の山上駐車場周辺や塩江温泉郷の観光案内所周辺では、接続回数の制限はございますが、無料で御利用いただける「かがわWi-Fi」の提供を開始しております。是非、御利用いただきたいと思います。

 次に、観光情報発信用のデジタルサイネージについてでございます。
 JR高松駅など主要な交通結節点等にデジタルサイネージを設置して、市内の観光案内、観光スポット等の情報を発信することとしております。サイネージの稼働は、4月1日からとなっておりますが、すでに試験運用を行っております。
 本市におきましては、去る20日に開幕いたしました、瀬戸内国際芸術祭や、先ほど申しあげましたG7香川・高松情報通信大臣会合の開催などにより、外国の人を始めといたしまして、多くの来訪者が見込まれております。
 国内外からの来訪者が、インターネットやデジタルサイネージを使って、本市の観光や交通情報等を入手し、また、SNS等を利用して、本市の魅力を世界に発信していただけるようなICT環境を整え、来訪者の利便性や満足度の向上、さらに、本市のPRにつなげてまいりたいと考えております。

 8点目は、「バーチャル高松城AR・VRアプリ配信開始について」でございます。
 今回、本市が制作いたしました「バーチャル高松城AR・VRアプリ」でございますが、現存しておりません高松城の天守閣を始めといたしまして、江戸時代の高松城とその周辺の状況をCG画像で再現した仮想現実の世界を楽しむことができるアプリケーションでございます。
 このアプリを、皆様がお持ちのスマートフォンやタブレット端末にダウンロードしていただくことで、仮想の高松城を玉藻公園内で体験することができるというものでございます。また、再現された天守などを背景に記念撮影も行うことができるというようなものとなっております。
 なお、このアプリにつきましては、来週中に、ダウンロードが可能となる予定でございます。改めて、その時にお知らせをさせていただきます。
では、ここで、ダイジェスト版の映像を御覧ください。

          【ダイジェスト版の映像視の上映】

 このアプリの導入に合わせまして、玉藻公園の管理事務所では、無料の貸出用タブレット端末を来月1日から備えることとしております。ダウンロード版のアプリと貸出用タブレットにつきましては、共に、6つの言語にも対応をいたしておりますので、外国人の方にも利用していただけるものでございます。
 このサービスによりまして、観光客の満足度の向上と更なる観光誘致、また、歴史・文化教育の普及や、市民の皆様の玉藻公園に対する誇りや愛着の醸成といったものにつなげられたらと思っております。
 なお、本事業につきましては、(公財)松平公益会の助成を受けて実施しているものでございます。

 9点目は、「本市教育に関する「大綱」(第2期高松市教育振興基本計画)について」でございます。
 昨年から新教育委員会制度がスタートしておりまして、首長と教育委員会が、相互に連携を図りながら、地域の教育の課題や、在るべき姿を共有し、より民意を反映した教育行政を推進していこうということで、総合教育会議を設置し、その会議におきまして、教育の振興に関する施策の大綱の策定が義務付けられているところでございます。
 本市でも、この総合教育会議を今年度から実施しており、昨年6月から本年2月にかけまして、3階の総合教育会議を開催しております。そこで「第2期高松市教育振興基本計画」を策定し、この基本計画を本市の教育に関する大綱に位置付けたものでございます。
 計画の概要等は資料のとおりで、平成28年度から35年度までを計画期間と、基本理念であります「確かな学力と豊かな心をはぐくみ 夢にむかってたくましく生きる人づくり」の実現に向け、市長部局と教育委員会が一体となりながら各種施策・事業を積極的に推進してまいりたいと考えております。

 私の方からは以上です。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 男木島への移住者の増加により、来月には男木小・中学校の新校舎の落成式が行われるが、このような状況になっている男木島の現状についての御所感を伺いたい。

【市 長】
 ご承知の通り、3月20日(日曜日)から瀬戸内国際芸術祭が始まり、初日から多くの方々が来場されている。特に高松市の沖合にある、女木島、男木島は、高松市から非常に近いということで、非常に多くの観光客でにぎわっている。中でも男木島は、御承知の通り、2010年の瀬戸内国際芸術祭が始まるまでは漁業が中心で、過疎と高齢化が進む島であった。しかし、2010年の芸術祭の開催にあたって、公募のアーティスト達が島を巡った際に、一番人気があったのが男木島で、多くのアーティストが注目して作品を展開したいということになった。それに合わせて、芸術祭の開催時には多くの方が男木島を訪れ、島が気に入ったということで、さらに注目されだしたとところである。
 その後、2013年の第2回の芸術祭の開催時に、男木島出身の方が、島の現状を見て、「芸術祭で賑やかなのは良いが、学校もなくなり、高齢化も進み、空き家も増えている。このままでは島が消滅しかねない。」と移住を決意され、学校を再開してほしいとの要望が市に出され、平成26年4月から小中学校が再開したところである。仮校舎であった小・中学校もこの4月からは新校舎での再開となった。
 芸術祭以降、口コミなどで移住者が増えており、定住できなかった人もいたが、結果として、私が聞いているところでは、4月に1世帯4人が移住をされ、計11世帯29人が移住している。現在、小学校就学前の子どもおり、5月からは小規模保育だが、保育環境も整えることにしている
 過疎・高齢化で大きな課題をもっていた島が、瀬戸内国際芸術祭により甦りつつある、活気を呈しつつある、というような状況にある。
 このような男木島の現状について、若干、驚きとともに、非常にうれしく感じている。また、このような状況も離島における一つの地方創生のモデル例になるのではないだろうかと思っている。

【記 者】
 新屋島水族館のリニューアルに関連して、今月の22日に、天然記念物や自然公園の規制について、国への協力を要請したということだが、あらためて、屋島に対する所感を伺いたい。

【市 長】
 屋島については、新屋島水族館のリニューアルによる存続の方向性が出され、市も屋島の再生に向けてドライブウエイのアクセスの改善や無料化等の検討、山上拠点施設の整備の方向性を出させていただいている。
 そのような屋島山上での施設の整備等にあたり、国立公園の規制、史跡天然記念物の規制を所管する環境省並びに文化庁に出向き、屋島の山上の整備、開発について、今後とも相談に乗ってほしいと要望をしてきたところである。環境省、文化庁においては、「国立公園、史跡天然記念物が活用され、より住民に親しまれる方向性は望ましいとのことで、それぞれの立場から適切な指導・助言を行い、基本的には協力をしながら進めたい」との返事をいただいたところである。
 具体的には、これからだと思っているが、屋島は、地域資源として非常に価値の高いものがあると思っており、それが最大限に生かされるような整備等に努めてまいりたいと思っている。

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