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市長定例記者会見(平成27年12月3日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成27年12月3日(木曜日) 11時30分~11時48分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)高松市屋島山上拠点施設基本設計プロポーザル1次審査の結果について
(2)高松メディアアート祭2015の開催について
(3)「平成27年度高松市美しいまちづくり賞」の発表について

【市長定例記者会見】高松市屋島山上拠点施設基本設計プロポーザル1次審査の結果について

【市長定例記者会見】高松メディアアート祭2015の開催について

【市長定例記者会見】「平成27年度高松市美しいまちづくり賞」の発表について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は3点につきまして、私の方から報告させていただきます。

 1点目は、「高松市屋島山上拠点施設基本設計プロポーザル1次審査の結果について」でございます。
 本市におきましては、屋島山上から高松市中心部を眺望できる獅子の霊巌(れいがん)に面しまして、山上拠点施設を整備することを予定しているところでございます。
 この施設につきましては、屋島の山上を訪れる来訪者が、自然や歴史、観光など、屋島の特性や価値を再発見し、交流を行うことができる、まさに屋島観光の拠点となることを目指して整備するものでございます。
 また、その建築物や周辺空間自体が屋島の自然環境に調和し、文化芸術性に富み、魅力や存在感が、屋島周辺地域や高松市域のみならず、瀬戸内海一円に及ぶような瀬戸内海国立公園の一つの拠点・シンボルとしても、輝き続けるものにしたいという構想で考えているものでございます。
 このため、去る8月18日から先月13日にかけまして、国内外から設計プロポーザルを募集しておりました。全体で462件の応募登録があり、最終的に実際提案が出てきたのが213件で、これには海外からの6件が含まれております。この提案数につきまして非常に多かったと思っておりますが、屋島が史跡・天然記念物に指定されており、また瀬戸内海国立公園の中心にあり、その地点での拠点施設の整備ということで、非常に関心も高かったものと存じております。業界においても話題となっていたとも聞き及んでおりまして、このことが213点という多数の提案に繋がったと思っております。
 これらの提案につきまして、11月29日に、委員長をお願いしております京都大学大学院教授の門内委員長や、また世界的に活躍されております建築家の妹島 和世(せじま かずよ)さんなど4名の審査員の方々による1次審査を行ったところでございます。その結果、お手元にお配りいたしております、2次審査に進む6件が決定されたということでございます。
 今後の予定としましては、来年1月中旬に、この6件の方々によりますプレゼンテーションとヒアリングによる2次審査を実施し、最終的に基本設計業務の契約候補者となる最優秀者等を決定することとしております。

 2点目は、「高松メディアアート祭2015の開催について」でございます。
 今月18日(金曜日)から27日(日曜日)までの間、玉藻公園披雲閣をメイン会場としまして、瓦町FLAGや商店街などを舞台として、「高松メディアアート祭2015」を開催をします。
 このメディアアート祭では、高松市出身のアーティストであります宇川 直宏(うかわ なおひろ)さんをゼネラルディレクター・キュレーターに指名をしまして、担当をしていただいております。世界各国から様々な作品が集結して、このメディアアート祭が開催される予定でございます。また、国の重要文化財でございます玉藻公園披雲閣を舞台に、メディアアート作品を展示する試みは、全く新しいプロジェクトでございます。招待作家による作品展示や、世界中から集まった多数の応募作品の中から審査を行いました、コンペティションの受賞作品を、玉藻公園披雲閣で展示することにしております。
 さらに、招待作家には、フランク・ザッパの作品のクレイメーションを用いた作品展開でも有名なブルース・ビックフォードが初来日されます。また、オーストリアのリンツで行われております世界有数のメディアアートの祭典であります、アルスエレクトロニカの全面協力のもとに厳選された作品なども展示されます。また、和田 永(わだ えい)氏の最新作インスタレーションでありますとか、宇川さんが率いております、ライブストリーミング・チャンネルDOMMUNE(ドミューン)のサテライトスタジオなども設置するものでございまして、それらを基に、多くのメディアアート関係のアーティストに参加していただくことになっております。
 また、瓦町FLAGにおきましては、気軽に親子で楽しめるような作品の展示も行うものでございます。街の中のいくつかの拠点におきまして、華やかな10日間になろうかと思っております。是非、多くの方々に御来場をいただきたいと思います。

 3点目は、「「平成27年度高松市美しいまちづくり賞」の発表について」でございます。
 去る8月11日の定例記者会見におきまして、「平成27年度高松市美しいまちづくり賞」の募集についてお知らせしたところでございますが、今回、この美しいまちづくりに寄与している建築物等に27点、また、美しいまちづくりに関し、その功績が特に顕著であると認められる活動等に6点、合わせて33点の応募をいただいたところでございます。
 これらの中から、美しいまちづくり審議会におきまして、書類選考や現地審査を行いまして、計10点を入選作として決定しましたので、発表するものでございます。
 受賞作品につきましては、別添の資料の通りでございます。
 内訳でございますが、建築物等の部門のうち建築物・工作物が6点、広告物が2点となっています。それから、活動等の部門が2点入賞しております。
 選考された作品につきましては、建築物・工作物では、美しい都市景観の創造、自然景観の保全に貢献しているもの6点が決定しております。
 また、広告物では、景観に配慮して設置された2点の屋外広告物を決定しております。
 さらに、活動等の部門では、例えば休耕田を活用して四季折々の花を育て、市民や来訪者の目を楽しませてくれることにより、美しいまちづくりに関する市民の意識の高揚に寄与していると認められる活動2点を、決定したものでございます。
 なお、表彰式につきましては、年明け2月上旬に行う予定としております。

 私からは以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 総務省が募集していた多言語音声翻訳システムの実施団体に高松市が選ばれたが、高松市の外国人観光客の推移と、今後の取組や目標を伺いたい。
【市 長】
 外国人観光客だが、ここ2、3年は非常に増えている。高松市独自の観光客の入込みの数字は持ってないが、香川県で見ると、平成26年における外国人宿泊者数の伸び率は、全国一と聞いている。それぐらい増えてきている状況である。同様に高松市内にも、それだけ外国人の方が入ってきて、泊まる方も非常に多くなっている。
 私としては、これらのいわゆるインバウンド観光客の入込みというのを一過性に終わらせることのないように、外国人の方が来て、街をストレスなく楽しんでもらえるような環境整備が、これからも必要であると考えている。そのことがリピーターに繋がり、今後とも外国人観光客、インバウンドの受入拡大に資するものであると思っている。
 そういう中で、今回、総務省の多言語音声翻訳システムの実証実験に高松市が選ばれた。これは、多言語の翻訳がスマートフォンなどで利用できるアプリ等について、そのデータを取って、今後の翻訳アプリ等の充実などに資するものにしていこうという実証実験であるが、これを高松市内の中央商店街の店舗等に参加をしてもらい、より効果的な翻訳アプリ等の開発に資するように進めていく。また、それを高松の商店街などで利用できるように広めていくことに繋げていきたいと思っている。
 来年のG7香川・高松情報通信大臣会合等もあるので、それに合わせて、高松の街中でフリーWiFiが利用できるようにしようと、中央商店街等のフリーWiFiエリア化なども考えているし、デジタルサイネージ等を活用した観光情報発信事業についても充実していきたいと思っている。さらに県と連携して、観光案内所について、外国人対応力の更なる向上ということで、中四国でもトップレベルの外国人に対応することのできる案内所を設置していこうと考えている。
 具体的に、成果目標的なものは定めていないが、今言ったように、高松に来られた外国人の方がストレスなく、満足してもらい、リピーターとして、また来てもらえるような、そういう受入環境の整備に努めたいと思っている。

【記 者】
 外国人対応機能を持った案内所は、いつぐらいの設置を目指しているのか。
【市 長】
 来年3月中くらいまでを目処に、G7香川・高松情報通信大臣会合に間に合うようには設置したいと思っている。

【記 者】
 外国人対応機能を持った案内所では、何か国語くらいに対応するのか。
【市 長】
 英語、中国語、韓国語に、常時対応できるような体制を整え、カテゴリー3のレベルの案内所にしたいと考えている。

【記 者】
 おかやまマラソンが大成功を収めたが、高松市は新たな大規模イベントの予定はないのか。
【市 長】
 新たな大規模スポーツイベントではないが、高松には、平成22年度から始めている「サンポート高松トライアスロン大会」がある。
 最初に始めた時には、今のオリンピック・ディスタンスの半分の距離のスプリントという短いトライアスロンだったが、関係者の理解を得て、オリンピック・ディスタンスで、1.5キロメートルのスイムと40キロメートルのバイクと10キロメートルのランという本格的な大会になった。このサンポート高松トライアスロンは、サンポートを起点として、その目の前の海を泳ぎ、しかもバイクは中央通りをぐるっと回るということで、それからランは赤灯台まで往復する、日本でも有数の都市型のトライアスロンで、日本トライアスロン連合などからも、横浜に匹敵するというか、横浜以上に都市型としては素晴らしいトライアスロンだという評価もいただいている。
 そういう意味で、このサンポート高松トライアスロン大会を広げていき、将来、国際大会的なものに繋げていけるような形に育てていきたいと思っている。スポーツイベントということでは、これがメインになろうかと思う。
 その他の文化イベントになると、御承知のとおり『瀬戸内国際芸術祭』、これを3年に1回開催しており、来年3月20日から始まるが、これを継続的に成功させていくことが非常に大事なのかと思っている。
 また、音楽イベントでは4年に1回になるが、『高松国際ピアノコンクール』ということで、これも全世界的にかなり知名度も出てきており、4年に1回を継続しながら、また、正式に国際音楽コンクール世界連盟にも加盟し、認められたピアノコンクールになっているので、こういう形のイベントについても継続していき、文化・芸術・スポーツ等における、高松のブランド力のアップに繋げていけたらと思っている。

【記 者】
 まちなかループバスの運行から2か月経つが、乗車率はどうか。また、利用促進策として、電光掲示板以外に何か考えているのか。
【市 長】
 「まちなかループバス」は、本年10月1日から運行しているが、これまで丸亀町商店街振興組合が運行していた「まちバス」と、ことでんバスが運行していた「市民病院ループバス」、それに「県立中央病院線」、この3路線を統合して、市内のループ状に循環するバスとして運行している。
 利用状況であるが、10月の利用実績で見ると、1日当たりが約590人になっており、1便当たりに換算すると、15.5人になる。
 この数字は、統合前の3路線の合計が1日当たり575人だったので、これよりも若干は増えてはいることになる。また、当初予算上の見込では、1便10.4人にしていたので、見込よりは若干上回って、多くの方に利用をしてもらっていると思っている。ただし、これは1か月だけなので、新規のバス路線については、定着するまでは、一定の期間かかろうかと思っているので、もう少し様子を見てみたい。
 また、利用促進策だが、丸亀町商店街においては、全店舗で、このバスについての無料乗車券も準備して、希望者に配布している。
 さらに、来年の3月下旬には、新型のノンステップ車両1台を、この路線に導入の予定である。これは、丸亀町商店街のまちバスに変わるもので、これを導入した際、キャンペーンなども実施して、利用促進に努めたいと思っている。

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