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市長定例記者会見(平成27年11月5日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成27年11月5日(木曜日) 11時30分~11時47分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)「たかまつ人口ビジョン」及び「たかまつ創生総合戦略」の策定について
(2)高松市・南昌市友好都市提携25周年記念公式訪問団 南昌市訪問の報告について
(3)高松市美術館シンボルマーク及びロゴタイプについて

【市長定例記者会見】「たかまつ人口ビジョン」及び「たかまつ創生総合戦略」の策定について

【市長定例記者会見】高松市・南昌市友好都市提携25周年記念公式訪問団 南昌市訪問の報告について

【市長定例記者会見】高松市美術館シンボルマーク及びロゴタイプについて

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 本日は3点につきまして、私の方から報告させていただきます。

 1点目は、「「たかまつ人口ビジョン」と「たかまつ創生総合戦略」の策定について」でございます。
 国におきまして、昨年12月に「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」と、それを実現するための5か年の施策の基本的な方向、具体的施策を提示します「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が閣議決定をされております。
 それを受けまして、各地方公共団体でも地方版総合戦略を作ることになっており、本市におきましても、人口の現状分析や市民の意識・希望、また「たかまつ創生総合戦略懇談会」を設置し、そこからの御意見等を参考にしながら、目指すべき人口の将来展望である「たかまつ人口ビジョン」を策定するとともに、「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、地方版の総合戦略「たかまつ創生総合戦略」を策定したところでございます。
 まず、別紙1を御覧いただきたいと思います。「たかまつ人口ビジョン」でございます。人口の現状分析、また市民へのアンケート調査等を踏まえ、本市が目指すべき将来の人口を設定しております。合計特殊出生率の上昇、また交流・定住人口の増加を図ることで、単純な中位推計では28万人程度になっておりましたが、それを36万人程度の人口を目指すことにしております。
 次に、「たかまつ創生総合戦略」でございますが、人口減少に資する事業を、二つの「戦略」と、その下に設けた5つの「基本目標」で体系化をしております。
 二つの戦略は、一つが「人口減少を抑制する戦略」、一つが「人口減少社会に対応する戦略」でございます。人口減少を抑制する戦略では、人を呼び込み、地域経済を活性化し、更なる雇用を創出することで、特に若者から選ばれるようなまちを目指すとともに、子どもを生み育てやすい、創造性豊かなまちを創っていきたいということを掲げております。その下に「創造性豊かで人間中心のまちを創る」など、3つの基本目標を掲げさせていただいています。
 もう一つの人口減少社会に対応する戦略では、高齢者が健やかに暮らし続けられる、地域コミュニティを軸とした持続可能なまちを創る戦略でございまして、その下に「高齢者が健やかで心豊かに暮らせるまちを創る」と「持続可能なまちを創る」の二つの基本目標を掲げています。
 これらの体系の下で、具体的な施策ごとに、いわゆる「KPI(重要業績評価指標)」を設けまして、効果的で着実な事業を実施し、5か年計画でございますので、平成31年度での目標値を達成することを目指したいと存じます。
 次に、別紙2でございますが、「たかまつ創生総合戦略」では、「高松ならでは」の総合戦略ということで、実効性のある人口減少対策を5つにまとめております。
 1つ目は、コンベンション施設を有効的に活用し、MICE誘致の推進を中心として、交流人口を増やすことです。2つ目は、高校卒業後の人材流出を抑制し、本市への定着を図るために、大学、高等教育機関の魅力向上への取組、さらには女性の就労に対するサポートなど、働きやすい職場づくりに対する支援を行う中で、特に、若者から選ばれ移り住みたいと思えるような地域づくりを推進することでございます。3つ目は、子どもを生み育てやすいまちづくりでございまして、特に多子世帯の保育料の減免など、子育てするなら高松市と胸を張って言えるような施策を展開したいと思っております。4つ目は、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるような、地域包括ケアシステムの構築の推進で、高松版のCCRCについても検討したいと思っています。5つ目は、コンパクトで持続可能なまちづくりとコミュニティの再生、充実でございます。これまでも、高松市としてテーマに掲げて進めてきた施策の方向性ではございますけれども、今回の総合戦略に具体的な施策等を盛り込むことによって、より強力に推進し、人口減少対策、あるいは人口減少に対応した地域社会の活力を維持する対策にしたいと思っております。

 2点目は、「高松市・南昌市友好都市提携25周年記念公式訪問団の南昌市訪問の報告について」でございます。
 先月27日から30日までの日程で、友好都市提携25周年となります中国南昌市を、私と岡下市議会議長を始め、市議会議員の代表者、高松商工会議所の平田副会頭とともに訪問をしてまいったところでございます。
 南昌市は、現在、人口が急増しており、約560万人を擁する都市になっております。私にとって、5年振りの訪問でございましたけれども、その当時と比べても、目を見張るような発展を遂げており、郊外では、高層住宅が立ち並び、また巨大なショッピングモールなどの建設が進められておりました。また、都心部は高層オフィスビルが何十棟も林立をしている状況でございました。
 私たち訪問団は、朱 志群(じゅう じちゅん)副市長らの歓迎を受けまして、郭 安(かく あん)市長とは、歓迎昼食会でお話をさせていただいたところでございます。
 また、私が南昌大学にも出向きまして、日本語学科の学生約200人に対し、日本語で高松市のまちづくりについて、約1時間半の講演を行わせていただきました。皆さん、熱心に聞いていただきまして、質疑応答も日本語ですが、非常にレベルの高いものでございました。ちなみに南昌大学は、非常に広大な敷地で、市町合併前の高松市に近いぐらいの面積があって、そこに校舎や住居といった施設が点在しており、全体で約5万人の学生が学んでいる大きな大学でございました。
 さらに、南昌市の工商連合会、日本で言う商工会議所との懇談も行いまして、陳 斌(ちん びん)主席から、南昌市の経済状況を御説明いただくとともに、私と平田商工会議所副会頭から、本市の商工会関係の事業等の取組につきまして、御説明をするなど、両市の経済交流への足掛かりとなったのではないかと思っております。
 今回の訪問と同じくして、高松市日中友好協会などの呼びかけにより、市民の皆様約30名の市民訪問団も南昌市を訪問したところでございまして、各種事業を通じて友好を深めてまいったところでございます。
 今月15日からは3日間の日程で、南昌市から友好代表団の皆様が、本市を訪れる予定となっております。16日には、瓦町FLAGの8階 市民交流プラザIKODE瓦町におきまして、記念式典を開催し、関係者の皆様と友好都市提携25周年をお祝いすることにしているところでございます。取材等につきまして、よろしくお願いしたいと存じます。

 3点目は、「高松市美術館シンボルマーク及びロゴタイプについて」でございます。
 高松市美術館のブランドイメージ向上等のため、今、改修工事等を行っておりますが、それに合わせて制作をしました、高松市美術館のシンボルマーク及びロゴタイプが完成しましたので、発表させていただきます。
 この図案の制作者は、我が国を代表するデザイナーであり、瀬戸内国際芸術祭とも関係の深い「原 研哉(はら けんや)」氏でございます。
 図案の制作意図でございますが、御本人からコメントをいただいております。私から紹介させていただきますが、まず、高松市美術館のシンボルマークは、Takamatsu Art Museumの頭文字を、高松の街と瀬戸内の海に浮かぶ島々の景色に見立てたもので、一番背の高いTはシンボルタワー、AとMは島々の景観でございます。
 瀬戸内国際芸術祭によって、世界有数のアートゾーンとして知られるようになった高松市の美術館として、都市と海の風景をシンボライズすることは有意義だと考え、地元の人々や世界の人々、そして高松を故郷とする人々にも、瀬戸の島々を抱くこの土地を想起してもらえるデザインとしたとのことでございます。
 シンボルマークとロゴタイプとの組合せによりまして、海と島々の景色が様々に変化するように見え、印刷物やサイン、WEBサイトなどに展開されると、その効果が発揮されるでしょうとのことでございます。
 本市としましては、今後、このシンボルマークとロゴタイプを活用しまして、創造都市高松の文化芸術の発信拠点となります、リニューアルされた「高松市美術館」を国内外にさらに広くPRし、来館者数の増加に努めてまいりたいと存じます。
 また、シンボルマークを立体化したモニュメントを、北側玄関前に設置する予定としております。

 私からは以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 瓦町FLAGがオープンして約2週間経ったが、現状を見て、どういう感想を持っているのか。また、IKODE瓦町については、かなりの税金を使ってという話もあるので、費用対効果などの検証を行うか伺いたい。
【市 長】
 まず、瓦町FLAGが23日にグランドオープンをし、約2週間が経ったわけだが、集客状況としては、全体としておおむね良好というふうに聞いている。
 その中で、IKODE瓦町は、利用者数等をカウントしているが、おおむね想定していた程度の利用者数になっており、特にフィットネスルームや図書館は平日等でも利用者数も多く、ほぼ想定通りに利用いただいていると思っている。
 しかし、まだまだ周知等が足らなくて、十分に、その存在自体までは知られてないというところもあるので、今後、周知等をしながら、特にIKODE瓦町が5つのゾーンに分かれており、それぞれが設置目的をきちんと持っていることから、その設置目的に沿った形で有効かつ多くの人に利用してもらえるように、今後、考えたいと思っている。
 例えば、健康長寿ゾーンであれば、特に高齢者を中心とした健康づくりについて、会議室等と合わせながら色々利用してもらうことにより、地域包括ケアシステムの構築の一翼を担ってもらう機能もあるので、そういう機能が十分に発揮できるようにいろいろな事業をしかけていきたいと思っている。また、市民活動センターについては、市内のNPOやボランティア団体など市民活動をしている人達がそこを気軽に利用しながら、打ち合わせや軽作業などができるコーナーにしているので、もっと広く関係団体に周知をし、呼びかけて、利用促進を図っていきたい。文化芸術ゾーンについても、市民の文化活動、芸術活動の鑑賞の場であり、発表の場でもあるので、市民の皆様の御意見を聞きながら、より利用しやすく、より活発な活動が行える方向で、IKODE瓦町を少しでも改善できるものは改善していきながら、利用促進につなげていきたいと思っている。
 次に費用対効果についてだが、あれだけの税金などを使って、設置している施設であるので、先ほど言った利用目的に沿った利便性の高い効率的な利用を図るとともに、利用実績について、節目節目に、きちんとチェックをした上で、改善策等を講じたいと考えている。

【記 者】
 節目というのはいつ頃なのか。
【市 長】
 予算毎や利用実績等を見ながら、必要な事業展開があれば対策をとるといった形で考えていきたい。

【記 者】
 IKODE瓦町だが、現況、会議室やフィットネスもあって、芸術ゾーンもあるが、共有スペースは高松市の一等地としては、かなりだだっ広い使い方をしている印象を受けてしまうが、ただ椅子を置いているだけではなく、今後、密度を高めていく使い方などは考えているのか。
【市 長】
 それぞれのゾーンでは、利用目的を持っているが、真ん中の共有スペースについては、基本的に市役所の1階ロビーで行っている展示のうち、市民の皆さんにより広く知らせるような展示を行っていくことで考えている。
 先日も各コミュニティ協議会の紹介等の展示も行っていたが、定期的に共有スペースなども使って、必要な公共のサービスの周知等に役立てていきたいと思っている。

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