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市長定例記者会見(平成27年8月11日)

更新日:2018年3月1日

日時・場所

(日時)平成27年8月11日(火曜日) 11時30分~11時45分
(場所)4階会議室

報告事項

(1)第6次高松市行財政改革計画 平成25~26年度実績報告について
(2)菊池寛記念館第24回文学展「没後99年 夏目漱石―漱石山房の日々」の開催について
(3)「平成27年度高松市美しいまちづくり賞」の募集について

【市長定例記者会見】第6次高松市行財政改革計画 平成25~26年度実績報告について

【市長定例記者会見】菊池寛記念館第24回文学展「没後99年 夏目漱石―漱石山房の日々」の開催について

【市長定例記者会見】「平成27年度高松市美しいまちづくり賞」の募集について

市長説明

 おはようございます。
 それでは、定例記者会見を始めさせていただきます。
 今日は、私の方から3点について御説明させていただきます。

 1点目は、「第6次高松市行財政改革計画 平成25~26年度実績報告について」でございます。
 平成25年度から27年度までの3年間を計画期間とします第6次高松市行財政改革計画の、先2年分25~26年度の実績報告書を取りまとめましたので、報告します。概要版と報告書がありますけれど、概要版で説明させていただきます。
 まず、第6次行財政改革計画の数値目標としては、2つの目標を定めております。1つは「局進行管理制で取り組む目標効果額」、それぞれの局で取り組むものでございます。もう1つが「健全財政の目標値」で、財政全体の数値指標を掲げております。25年度から27年度の3年間で、目標値の達成に向け、取組を進めているところでございます。
 まず、1つ目の「局進行管理制」で取り組む目標効果額と実績効果額でございますが、3年間の目標効果額、全体として35億円を節減等により達成することとしております。そのうち、平成25~26年度の最初の2年間で、目標効果額としましては21億9,908万円余に対して、実績として23億4,212万円余となっており、達成率にして106.5%で、目標値を上回る成果が上がっているものでございます。
 それから、2つ目の目標であります「健全財政の目標値と実績値」でございますが、財政指標として5つ掲げております。「経常収支比率」、「実質公債費比率」、「将来負担比率」、「市債残高」及び「財政調整基金残高」でございます。この5つの目標値について、26年度におきましては、全ての指標について目標値を上回っておる状況でございます。
 このほか、「プロジェクト管理制」として、組織横断的に対応するためのプロジェクトチームを8チーム設置しまして、それぞれの課題解決に取り組んでおり、一定の成果は得られたものと存じます。
 以上が25年度~26年度の行財政改革計画の実績報告となります。27年度までの計画でございますので、第6次高松市行財政改革計画の取組項目について、引き続き、適正な進捗管理を行い、目標効果額の達成に向け努力してまいりたいと思っております。

 2点目は、「菊池寛記念館第24回文学展「没後99年 夏目漱石―漱石山房の日々」の開催について」でございます。
 菊池寛記念館では、毎年、郷土の生んだ文壇の大御所・菊池寛の業績をたたえるとともに、広く市民の皆様に文学に対する理解と関心を深めていただこうということで、菊池寛記念館文学展を開催しております。
 今年24回目を迎えますが、来年(2016年)が、夏目漱石が没後100年を迎えるのに先がけまして、数々の名作が執筆され、後進が集ったといいます漱石山房(そうせきさんぼう)に注目しまして、「没後99年 夏目漱石―漱石山房の日々」と題した文学展を開催します。
 夏目漱石は40歳の時に、それまでの教員生活から職業作家に転身して、間もなく、終の棲家となりました早稲田南町に転居しました。この早稲田南町の家が、漱石山房と呼ばれたのですが、その家の書斎で「三四郎」でありますとか「こころ」、また絶筆となりました「明暗」などの数多くの名作を生み出しているところでございます。
 この文学展では、漱石山房における、晩年の創作活動や門下生たちとの豊かな交流をたどるとともに、愛用品や書画、原稿、書籍、書簡など、貴重な資料を一堂に展示しまして、漱石の文学の魅力に迫るというものでございます。また、菊池寛と夏目漱石との関係、菊池寛が感じた漱石の人となり等についても紹介する予定でございます。
 会場は、サンクリスタル高松4階の企画展示室でございます。会期は、8月29日(土曜日)から10月4日(日曜日)までを予定しております。
 是非とも、多くの方々に御来場いただきたいと思います。

 3点目は、「「平成27年度高松市美しいまちづくり賞」の募集について」でございます。
 本市では、平成21年度に制定しました「高松市美しいまちづくり条例」に基づきまして、魅力ある美しいまちづくりを進めることを目的に、4年に1度「高松市美しいまちづくり賞」として、美しいまちづくりに著しく寄与していると認められる、市内にある建築物、あるいは工作物、また広告物の所有者、設計者、施工者を表彰しております。また、美しいまちづくりに関し、その功績が特に顕著であると認められる個人や団体も対象に表彰を行っております。
 今年度は、その開催年となっているわけですが、この美しいまちづくり賞の募集を、8月17日(月曜日)から9月30日(水曜日)まで、行うこととしております。
 選考につきましては、高松市美しいまちづくり審議会において審査を行い、優秀賞数点を選考し、表彰は、来年の1月頃を予定しております。
 この表彰制度は、平成6年度から始まっておりまして、「都市景観賞」という名前で、建築物等を表彰してきました。23年度に、今あります「美しいまちづくり賞」に衣替えしたところでございます。美しいまちづくりに関しまして、この建築物だけでなく功績が特に顕著であると認められるような諸活動等についても、募集の対象としていますので、是非、周知のほど、よろしくお願いしたいと思います。
 詳しくは、配布資料を御覧いただきたいと思います。

 私の方からは、以上でございます。

記者との質疑応答要旨

【記 者】
 小学4年生を対象に香川県が去年行った調査で、肝機能、脂質、血糖値の異常を示した子どもの割合が1割に上ることが分かった。この状況を高松市はどのように捉えていて、どのような対策を検討しているのか。
【市 長】
 小児生活習慣病予防検診の結果をうけてどう思うかということだが、高松市においては、高松市医師会学校医会等の協力を得て、小学校4年生については、平成11年度からモデル校で、あるいは、14年度からは全ての学校の希望者を対象にして、生活習慣病の予防検診等をやってきている。また、中学校1年生については、平成20年度からモデル校で、また、25年度からは、抽出者のうち希望者を対象に、生活習慣病の予防検診を実施しているところである。
 状況をお話しすると、小学校においては、血液検査の結果は香川県とほぼ同様である。平成26年度で言うと、一次検診を受けた3,736名のうち、生活習慣病を疑う結果の得られた児童と保護者に対し個別指導を実施し、生活の改善を図った上で、3か月後に医療機関で二次検診を受けてもらうことを行っている。それで、生活習慣病を疑う結果が見られた児童・保護者に個別指導をした結果、3か月後に検診を受けてもらったところ、約40%の者が改善されている。
 また、中学校においては、生活習慣病が疑われる者を抽出したところ、平成26年度は、全体の約7%の者が一次検診対象者となっており、そのうち個別指導を行った上で、二次検診を受診した人のうち約50%の者が改善されているという結果である。
 小・中学校ともに、小児生活習慣病予防検診に基づき、保健指導を行うことにより、児童生徒や保護者の意識が高まり、軽度の者については、生活習慣行動を見直すことで、肥満傾向の解消や症状の進行の抑制につながるといった、一定の成果が見られている。
 したがって、このような検診活動や指導等を継続するとともに、予防意識の高まりが、検診対象学年、小学4年生と中学1年生だけにとどまらず、また、一過性のものとならないように、前後の学年の児童生徒への予防指導や、小・中学校の継続的な指導を含めた連携活動の充実により、小児生活習慣病の低減に努めてまいりたい。

【記 者】
 高松市は戦争の悲惨さを後世に伝えるために、戦争に関する遺品を収集していると聞いている。また、戦後70年を迎えて、戦争を体験した世代が少なくなり、遺品の提供件数も減少しているとも聞いている。
 こうした状況に対して高松市は、今後、遺品の収集活動をどうしていくのか。また、提供された遺品をどのように取り扱っていくのか。
【市 長】
 高松市では、戦争や戦時中の生活の様子を伝える遺品、資料等を従来から収集しており、平成27年3月31日現在で延べ1,368人から、13,614点の寄贈をいただいている。
 内訳としては、軍服や勲章、軍事郵便などの軍事関係が最も多く、全体の4割近くを占めており、続いて、衣料切符や戦時債権などの社会関係、また、当時の雑誌や新聞、学用品などの教育・文化関係のもの等を多く寄贈いただいているところである。
 しかしながら、今、質問にもあったとおり、戦後70年が経過をして、段々と遺品などの散逸等により、寄贈は減少してきている。10年前と比べると、年によってかなり増減はあるが、全体として約4分の1程度に減少している状況である。
 このような遺品等は、戦争の悲惨さを伝える貴重な史料であると思っており、平和に関する広報紙である「平和記念だより」や、ホームページを活用しながら、遺品などの提供等を呼びかけたいと思っている。また、現在、1階ロビーで開催している「高松市戦争遺品展」や、あるいは「高松空襲写真展」などの開催等を通じて、呼びかけ等を行っていきたいと思っている。
 また、提供いただいた遺品等については、来年11月に開館予定の「こども未来館(仮称)」に併設する予定の「高松市平和記念館(仮称)」において、常設展や企画展示コーナーでの展示などで、この遺品等を展示し、戦争の悲惨さ、あるいは平和の尊さを伝えていくために、有効に活用したいと思っている。

【記 者】
 第6次高松市行財政改革計画の計画期間が来年までだが、目標は達成しそうか。
【市 長】
 最終的に、27年度末の指標であるので、財政指標などで言うと、どうにか達成できるのではないかと考えている。

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